「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
☆『海洋天堂』(中国)98分
自閉症の息子と、その父との日常を描く感動作……らしい。主演はジェット・リー。今回はノーアクションだそうです。
※上映館/名演小劇場
◎『あぜ道のダンディ』(日本)110分
妻に先立たれた中年男が子どものために力強く生きていく姿を描くヒューマン・コメディー……らしい。主演は光石研で、監督は『川の底からこんにちは』の石井裕也。なかなか面白そう。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』(アメリカ)154分
シリーズ第3弾にして最終作。今回はさらにスケールが大きくなって、宇宙を舞台にバトルが繰り広げられるみたいです。久々に本格的な3D作品っぽいので、これは3Dで観た方がいいかも。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『カーズ2』(アメリカ)113分
ピクサー最新作。今回、ピクサー作品には珍しくアメリカの批評家による評価が低いそうです。僕としては1作目がイマイチだったので、どうしようか迷っております。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『イップマン 序章』(香港)?分
少し前に公開された『イップマン 葉問』の前編。主演は、もちろんドニー・イェン。噂によると日本の描き方に難ありとのことで、なかなか公開されなかったらしいです。『葉問』の方はすごく面白かったのでこちらも観るつもりですが、1週間だけらしいので少々厳しいかも。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場
◎『無常素描』(日本)75分
東日本大震災の爪痕と被災した人々の声を記録したドキュメンタリー……らしい。すごく見応えありそうだけど、ものすごく気が重くなりそう……。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『Lily』(アメリカ)89分
日本人監督、中島央によるアメリカ映画。スランプに陥った若手脚本家が1週間以内に新作を書き上げることになり、恋人との実生活を基に恋愛物語を書き始める姿を描く異色のラブストーリー……らしい。自身をモデルにした物語だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『デビルクエスト』(アメリカ)95分
伝染病が蔓延する14世紀を舞台に、勇者たちの冒険と戦いを描いたアクション・アドベンチャー……らしい。主演はニコラス・ケイジ。実生活はスキャンダルまみれっぽいですが、相変わらず主演作は多いですね。相棒を演じるのは、ヘルボーイことロン・パールマン!
※上映館/センチュリーシネマ
『復讐捜査線』(アメリカ/イギリス)116分
メル・ギブソン、久々の主演作。娘を殺された父親が強大な組織に果敢に挑む姿を描くアクション・サスペンス……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋
『チョン・ウチ 時空道士』(韓国)136分
500年前の世界から甦った高名な道士の弟子と妖怪の壮絶なバトルをユーモアを交えて描くSFアクション……らしい。主演は『義兄弟』のカン・ドンウォン。
※上映館/シネマスコーレ
『men's egg Drummers -メンズエッグ・ドラマーズ-』(日本)99分
ギャル男と呼ばれる若者たちが夏祭りを成功させるために和太鼓に挑む姿を描く青春ドラマ……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『バビロンの陽光』(イラク/イギリス/フランス/オランダ/パレスチナ/UAE/エジプト)90分
フセイン政権崩壊から数週間後のイラクを舞台に、出兵したまま戻らない父の消息を確かめる旅に出た12歳の少年とその祖母の姿を描くヒューマンドラマ……らしい。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場
『恐怖新聞』(日本)71分
1970年代に大ヒットした同名マンガの映画化。たまにしか読まなかったけど、すげー怖かった印象があります。
※上映館/シネマスコーレ
『共喰山』(オーストラリア)84分
モンスターと化した人間同士の殺し合いを描くバイオレント・ホラー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『劇場版 ハートの国のアリス Wonderful Wonder World』(日本)86分
『不思議の国のアリス』にインスパイアされて作られたPCゲームのアニメ映画化だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『劇場版NARUTO ナルト ブラッド・プリズン』(日本)81分
シリーズ第8弾。海外でも大人気だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
* * * * *
『大鹿村騒動記』を観ました。原田芳雄、テンガロンハットが似合いすぎ! カッコ悪い部分も含めて最高にカッコいいオヤジでした。ご冥福を祈ります。
残念ながら映画としてはいまひとつ面白味に欠ける……というか、現実に起こってることと歌舞伎の舞台上での出来事をもっと上手くシンクロさせるべきじゃなかったかな、と思いました。でも、昔ながらの映画人の心意気みたいなものは画面の端々から伝わってきたので、観ておいて良かったです。
ちなみに僕はピカデリーで観たのですが、原田芳雄の出演作のポスターやパンフレットがたくさん展示されていて、なかなか壮観でした。
……すんません、上手いこと撮影できませんでした。どんなものが展示されているか気になる方は、ぜひピカデリーに足を運んでくださいませ。
『あまっちょろいラブソング』は、バンド活動も恋愛も上手くいかず張り合いのない日々を送るアラサー(って言葉は好きじゃないけど)女性が主人公の作品。脱力感を醸し出して笑わせたいという狙いは悪くないのですが、それが成功していないように感じました。というより、はっきり言って主演女優も歌も脚本も演出も、すべて弱くて薄すぎ。この企画で、よくGOサインが出たもんだなぁ、なんてことまで思っちゃいました。偉そうで失敬。
『見えないほどの遠くの空を』は、大学の映画研究会を舞台にした物語。自主制作映画のヒロインに選ばれた女子学生が急逝して作品が未完成になり……という展開にはそれなりの面白さはあります。あとは、全編に充満する「青臭さ」を好意的に受け取ることができるか否かで、観る人の評価は大きく変わってくるんじゃないかな。僕としては、残念ながらあまり好きになれない作品でした。
特に嫌だったのは、終盤で放たれるカメラマンの傲慢な意見。何様じゃい、と思っちゃいました。そもそも、誰もフィルムを「亡くなった女子学生の親御さんに見せてあげよう」という発想を持たなかったのが不思議で仕方なかったです。若者ならではの視野狭窄に陥った者たちのドラマとして見ればそれはそれで理解できるけど、もうちょっと物事を俯瞰的に捉えてストーリーを構築してほしかったです。
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