少年トッパ

<2015年3月13・14日公開作> 『イントゥ・ザ・ウッズ』『博士と彼女のセオリー』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。

『イントゥ・ザ・ウッズ』(アメリカ)124分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
おとぎ話の主人公のその後を描いた人気ミュージカルの映画化。監督は『シカゴ』のロブ・マーシャルで、メリル・ストリープやジョニー・デップが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『博士と彼女のセオリー』(イギリス)124分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
スティーブン・ホーキング博士と彼を支えた妻の愛を描くヒューマン・ラブストーリー。ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインは、アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれています。
この作品、試写会で観ました。すごく良いです。断然オススメ。しかし、なんで名古屋市内じゃベイシティだけなんだ?
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(イギリス/アメリカ)115分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ドイツ軍の暗号の解読に挑む天才数学者の人生を描いた人間ドラマ……らしい。主演はベネディクト・カンバーバッチ。アカデミー賞では最優秀脚色賞に選ばれています。
※上映館/伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『おんなのこきらい』(日本)80分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
かわいいことだけが取り柄のOLが主人公だそうです。予告編の印象では、すごく面白そう。
※上映館/シネマスコーレ

『ストロボ・エッジ』(日本)116分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
『アオハライド』と同じく咲坂伊緒の人気マンガの映画化。監督は『さよなら歌舞伎町』『娚の一生』の廣木隆一で、主演は福士蒼汰と有村架純。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ブルックリンの恋人たち』(アメリカ)86分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ニューヨークを舞台に、人気ミュージシャンとの恋に落ちた女性を描いたラブストーリー……らしい。主演はアン・ハサウェイ。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『風に立つライオン』(日本)139分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ケニアでボランティアとして活動してきた医師の姿を描いた人間ドラマ……らしい。監督は三池崇史で、主演は大沢たかお。石原さとみ、真木よう子も出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『唐山大地震』(中国)135分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
マグニチュード7.8の大地震に襲われた人々の絆を描いた人間ドラマ……らしい。日本では2011年3月公開予定だったものの東日本大震災の発生で延期されていた、という作品です。
※上映館/シネマスコーレ

『パリよ、永遠に』(フランス/ドイツ)83分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
第2次世界大戦下のパリを舞台に、街を守りたいスウェーデン総領事と街の破壊命令を受けたドイツ軍将校との心理戦を描いたヒューマンドラマ……らしい。監督は『ブリキの太鼓』などのフォルカー・シュレンドルフ。
※上映館/名演小劇場

○『マイ・ライフ・メモリー』(アメリカ)94分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アメリカの底辺社会で貧困にあえぎながらも、車椅子の恋人と共に生きようとする女性の姿を描いたヒューマンドラマ……らしい。ナオミ・ワッツ、マット・ディロンなどが出演。
※上映館/シネマスコーレ

○『インフェクション 感染』(アメリカ)98分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
生物兵器の使用により、終末を迎えようとする世界で、運命に抗うように生きる人々の姿を描いたスリラー……らしい。主演はジョシュ・ハートネット。なんと、ジーナ・ローランズも出演!
※上映館/シネマスコーレ

『劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 過去篇』(日本)?分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
人気TVアニメの劇場版。2部作の前編みたいです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』(日本)60分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
テレビシリーズ『ウルトラマンギンガS』の劇場版だそうです。監督は『赤×ピンク』などの坂本浩一。
※上映館/ピカデリー

『しまじろうとおおきなき』(日本)61分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/イオンシネマ・ワンダーTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(日本)74分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

●ドキュメンタリー

『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』(日本)95分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
これ、3月11日から公開されていたみたい。明日こそ『幕が上がる』を観る予定なんですが、こっちも観た方がいいかな?
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『みんなの学校』(日本)106分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名古屋シネマテーク

『バベルの学校』(フランス)89分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名古屋シネマテーク

●特集上映

<第88回キネマ旬報ベスト・テン特集上映>
『そこのみにて光輝く』『ラッシュ/プライドと友情』『私の男』『ぼくたちの家族』『リアリティのダンス』
※上映館/伏見ミリオン座

キューブリック特集、名古屋での上映館は名演小劇場に決まったそうです。5月9日から。
http://www.kinenote.com/kubrick/index.html

*     *     *     *     *

今週もいろいろと観たり読んだりしたんですが、どうも頭がボーッとしちゃって何も書く気が起こらない状態です。花粉症のせいかな。とはいえ、昔に比べれば症状は全然大したことないです。朝、瞼がくっついて目が開けられないこともないし、涙が垂れすぎて顔の皮膚がひび割れしそうになることもないし。今ぐらいの状態でこの季節が終わるのを待つのみです。

<映画>

●フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
昔ながらの少女マンガやレディースコミックのような「女のための夢物語」かと思いきや、男どものための夢物語、というか妄想のような話でした。原作者は女性なんだけどね。まあ、要は女であれ男であれ「見た目がいい異性と運命的な出会いをして、金に糸目を付けず遊びたい」というのが正直な欲望だもんね。
エロい場面もありますが、それほどエロいわけでもない……と思ったんだけど、上映禁止になった国も多いようです。この程度のエロさで?

●ラブストーリーズ エリナーの愛情
●ラブストーリーズ コナーの涙
幼い子供を失った夫婦の物語。それを、一作では妻の立場、もう一作では夫の立場から描いています。僕が先には観たのは妻の立場から描いた『エリナーの愛情』。悪くない作品です。主人公たちが抱えた途轍もない悲しみも伝わってくるし、共感できる箇所も多々ありました。
で、その直後に『コナーの涙』を観たわけですが……これ、作る意味があったの? こういう場合、もう一本では描かれていなかった新たな事実が露呈するとか、もう一本では語られなかった主人公の内面が描かれるとか、そういうサプライズ的な要素がなくちゃダメじゃない? この作品の場合、そういうのは全然なし。これなら上手く編集して一本にまとめた方が断然良かったじゃん。

●ソロモンの偽証 前篇・事件
中学生による「校内裁判」を描いた話題作。評判通り、すごく見応えありました。早く後篇を観せて!

●シェフ 三ツ星フードトラック始めました
創作に携わる者の矜持がきっちりと描かれた作品。スカヨハやダウニーJr.、それにダスティン・ホフマンといったゲストも豪華だし、ロードムービーとしても大いに楽しめます。それに、出てくる料理がホントに美味しそう。オススメです。

●博士と彼女のセオリー
ホーキング青年が科学者として頭角を現すと同時に難病に侵され、数多の苦難を乗り越えて世界的な名声を得るまでを描いたサクセスストーリー……でもあるのですが、他者との良好な関係を続けることの難しさがしみじみと伝わってきて、何とも複雑な気分にさせられます。
ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインは、若く無邪気な青年時代から病魔に蝕まれ身体が不自由になるまでを見事に体現。演技とは思えないほど真実味に満ちていました。
妻を演じたフェリシティ・ジョーンズも、女学生時代は実に可愛らしく、母親になってからは逞しさが全身からみなぎる、という見事な演技。この二人をキャスティングしたことが、この映画の最大の成功要因だったと思います。オススメ!

<本>

●残夢の骸 満州国演義9/船戸与一
怒涛の全9巻、ついに完結。史実の呪縛という枷がある中での冒険譚、大いに楽しみました。もちろん、例にとって無常観にも包まれたわけですが。

●部長と池袋/姫野カオルコ
ごった煮風の短編集。回顧録っぽかったり世相に鋭く斬り込んでいたり自虐的だったりと、文体を使い分けながらあれこれ楽しませてくれます。

●聞き出す力/吉田豪
稀代のインタビュアー、吉田豪によるハウツー本……かと思いきや、本人が書いている通りの「面白エピソード集」。電車の中とかで読もうと思ってたのに、あんまり面白いので仕事中に一気に読んじゃいました。
笑いながらもつくづく思ったのは、仕事に於いて手を抜かない人である、ということ。この姿勢は見習わなきゃ。

●僕とポーク/ほしよりこ
この人のマンガ、どうしてこんなに面白いんだろ。突拍子もないことが描かれているわけでもないし、すごく意外な展開を見せるわけでもないのに、どれを読んでも予測できなかった場所に連れていかれている気分になります。おそるべし。






<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&nou=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=k196141-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4104623105" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&nou=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=k196141-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4334768539" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>







<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&nou=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=k196141-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4537260890" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>




<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&nou=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=k196141-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4838718292" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「 新作映画公開情報@名古屋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事