そしてオレは今日もメガネを拭く。

　昨日、このブログを読んでいる誰かさんと電話で話していたら、「花粉症がそんなにヒドいとは知りませんでした」と言われた。口ぶりから察するに、そもそも花粉症というもの自体のツラさ、シンドさをご理解なさっていなかったようだ。これだけ花粉症について世間で報じられてるのにっ。まあ、どんなことだって、自分の身に降りかかってみないと実感できないし、興味も湧かないもんだろうけどね。僕だって便秘とかの苦労は全然分からないわけだし。

　僕の場合、花粉症の症状が顕著に現れるのは目である（ちなみに姉は鼻）。とにかく涙が出て仕方ない。で、いつもメガネをかけているので、瞬きするたびに涙がメガネの内側に飛び、レンズが飛沫まみれになる。そのままにしておくと目の前に靄がかかったようで気持ち悪いので、せっせとメガネ拭きでレンズをキレイにしなきゃならない。外を歩いている時は信号で立ち止まるたびに、電車の中では乗る時と降りる時に（乗ってる最中は大体メガネを外す）、映画を観ている最中はさほど重要でなさそうなシーンになるたびに（この時は大急ぎで）、メガネを拭くわけだ。まったくもってメンドくさい。春なんか早く終わっちまえ！