＜09年3月7日公開作＞ 『ヤッターマン』など

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『ヤッターマン』111分
　国民的アニメの実写版。って、国民的なのか？　櫻井翔、福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシなどが出演。そして、監督は三池崇史！　深キョン目当てで観る僕としては、エグい方向に行ってないことを願うのみです。

『クローンは故郷をめざす』110分
　クローンとして生き続ける男の葛藤を描くヒューマン・ドラマ……らしい。主演は及川光博。他に石田えり、永作博美などが出演。で、製作総指揮がヴィム・ヴェンダースだって。うーん、面白いんだろうか。シルバー劇場にて。初日にはミッチーによる舞台挨拶がありますが、もちろんチケットは完売してます。

『ジェネラル・ルージュの凱旋』123分
　『チーム・バチスタの栄光』の主役コンビが活躍する医療ミステリー第2弾。主演はもちろん竹内結子と阿部寛。そして今回は堺雅人が出演！　『篤姫』でファンになった婦女子が詰めかけるかも。監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『チーム・バチスタの栄光』『ジャージの二人』と、ここんとこ頭角を現しまくりの中村義洋。って、20日に公開される『フィッシュストーリー』もあるじゃん。すごいペース。

『ダウト　あるカトリック学校で』（米）105分
　カトリックスクールを舞台に、正義や道徳をめぐるシスターと神父の対立を描く心理サスペンス……らしい。主演は『マンマ・ミーア！』で大はしゃぎしていたメリル・ストリープで、『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスも出演。なんと3人とも今年のアカデミー賞でノミネートされました。息詰まる演技合戦、って感じかな？　伏見ミリオン座にて。
＜追記＞もう一人、ヴィオラ・デイヴィスという女優さんもアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされてました。1本の作品で4人とはスゴい。あと、脚色賞にもノミネートされています。

『パッセンジャーズ』（米）93分
　飛行機事故の謎を追う若きセラピストがトラブルに巻き込まれて……という心理サスペンスだそうです。主演は『プラダを着た悪魔』『ゲット スマート』のアン・ハサウェイ。109シネマズ名古屋とTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
　そういや、アン・ハサウェイも『レイチェルの結婚』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされてましたね。こちらは4月公開予定。

『チェコ人形アニメの巨匠たち』（チェコ）68分
　チェコ人形アニメの巨匠たちの作品群や制作過程を追ったドキュメンタリー……らしい。名古屋シネマテークにて。併せてチェコアニメ作品も多数上映されます。

『ドラえもん　新・のび太の宇宙開拓史』98分
　1981年製作の『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のリメイクだそうです。それ、たぶん観たはず。

『超劇場版ケロロ軍曹　撃侵ドラゴンウォリアーズであります！』
　劇場版4作目。このシリーズも定着したようですね。

『連獅子／らくだ』計109分
　「シネマ歌舞伎」シリーズの新作。監督は山田洋次。ミッドランド スクエア シネマにて。

　あと、「METオペラビューイング」のシリーズもミッドランド スクエア シネマで公開中ですが、あんまり興味が湧かないのでいちいち紹介してませんでした。すんません。
　で、そのミッドランド スクエア シネマ、今日で2周年を迎えたそうです。なので今日は1000円均一らしいですが、今さら書いても遅いっすね。

　今週発表の興収ランキングで、なんと『おくりびと』が1位でしたね。アカデミー賞効果、おそるべし。というか、みんなどんだけ権威に弱……まあ、人のことは言えませんが。
　この映画を年間ワーストワンにしたことで話題になった「映画芸術」も知名度アップしたことだし、万事めでたし。でもない？

　もう一本のアカデミー賞受賞作『つみきのいえ』も、明日から凱旋公開されます。東海地区ではTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。同時上映は谷村美月主演の『日にち薬』と、仲里依紗主演の『It’s so quiet.』。前にも書いた通り、奇跡のような3本立てです。僕にとっては昨年のベストワン映画でした（オムニバスという扱いで）。この機会にぜひ！
　しかし、去年公開された時は500円だったのに、今回は1000円だって。うーん、商魂丸出し。でもまあ、1000円を払う価値は充分あります！