少年トッパ

<2020年11月6日・7日公開作> 『ジオラマボーイ・パノラマガール』『おらおらでひとりいぐも』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! 自分が観たい順に並べています。なお、あくまでも個人的なメモのつもりで続けているブログなので、間違いとかがあっても見逃してやってください。
あと、ライブビューイング系は基本的には取り上げません。また、リバイバル上映も一部しか紹介できませんし、1日だけの限定上映みたいな企画の情報も追っかけきれないのでパス。あしからず。


『ジオラマボーイ・パノラマガール』 <シネマトゥデイ>
岡崎京子のマンガの映画化。主演は『ミスミソウ』の山田杏奈と『のぼる小寺さん』の鈴木仁、監督は瀬田なつき。
山田杏奈、実はかなり好きです。ドラマだと『幸色のワンルーム』『新米姉妹のふたりごはん』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は欠かさず見ていたし、映画では『ミスミソウ』が強烈に印象に残っています。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『おらおらでひとりいぐも』 <シネマトゥデイ>
若竹千佐子の芥川賞受賞作の映画化。主演は田中裕子と蒼井優。
原作は何年か前に読みました。終盤は現実と妄想が混ざったような展開なので、どうやって映像化するのか、ちょっと予想できません。でも、監督が沖田修一なので、見応えあるのは間違いなさそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ名古屋茶屋

『ストックホルム・ケース』 <シネマトゥデイ>
ストックホルム症候群の語源となった事件を基にした話だそうです。主演はイーサン・ホーク。
※上映館/伏見ミリオン座

『ビューティフルドリーマー』 <シネマトゥデイ>
押井守が原案の青春ドラマだそうです。監督は本広克行。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『ヴィタリナ』 <シネマトゥデイ>
ペドロ・コスタの新作。
※上映館/名古屋シネマテーク

『461個のおべんとう』 <シネマトゥデイ>
TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイの映画化。主演は井ノ原快彦と、なにわ男子(って、よく知りませんが)の道枝駿佑。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高

『十二単衣を着た悪魔』 <シネマトゥデイ>
源氏物語を題材にした物語だそうです。原作は内館牧子、監督は女優の黒木瞳、主演は伊藤健太郎と三吉彩花。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『PLAY 25年分のラストシーン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ

『昨日からの少女』 <シネマトゥデイ>
ベトナムの青春映画のようです。
※上映館/イオンシネマ名古屋茶屋

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』 <シネマトゥデイ>
中国製ファンタジーアニメ。これ、実は今年の1月に字幕版を名古屋シネマテークで観ました。まさか、日本語吹替版になってこんなに大々的に公開されるとは。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『歩けない僕らは』 <シネマトゥデイ>
○『ガンバレとかうるせぇ』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『エンボク』 <シネマトゥデイ>
『援助交際撲滅運動』シリーズの第4弾だそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け』 <シネマトゥデイ>
シリーズ第3弾だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『感謝離 ずっと一緒に』 <シネマトゥデイ>
※上映館/イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』 <シネマトゥデイ>
『ティファニーで朝食を』『冷血』などで知られる作家、トルーマン・カポーティの実像に迫るドキュメンタリーだそうです。『冷血』には感銘を受けたので観てみたいと思ってます。
※上映館/伏見ミリオン座

『さらばわが愛、北朝鮮』 <シネマトゥデイ>
1950年代に北朝鮮から亡命した人々を題材にしたドキュメンタリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『建築と時間と妹島和世』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『相撲道 サムライを継ぐ者たち』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

●リバイバル

『白痴』
手塚眞監督の1999年公開作品。坂口安吾の同名小説の映画化でした。主演は浅野忠信。公開当時、劇場で観ました。
※上映館/シネマスコーレ

『アタック・オブ・ザ・キラートマト』
ある程度の年齢以上の映画好きなら必ず知っている超駄作。未見の方はこの機会にぜひ。
※上映館/シネマスコーレ

『鉄道員 ぽっぽや』
『動乱』
高倉健様の主演作でござい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●特集上映

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選>
※上映館/名演小劇場

<シッチェス映画祭ファンタスティックコレクション2020>
※上映館/シネマスコーレ

<『ヴィタリナ』公開記念ペドロ・コスタ特集2020>
※上映館/名古屋シネマテーク

<『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』>
ロベール・ブレッソンの2作品を入れ替え上映。
※上映館/名古屋シネマテーク

<バウハウス100年映画祭傑作選>
※上映館/名古屋シネマテーク

大須シネマでは「今敏特集」ということで『千年女優』と『PERFECT BLUE』が上映されます。

ショックなニュース。デヴィッド・フィンチャーのネットフリックス作品『Mank/マンク』が全国の映画館で上映されることになったのですが、劇場リストを見たら愛知県の映画館がゼロ! それどころか中部地方でゼロ! 東京と大阪で1館ずつぐらいの上映規模ならともかく、全国23館で上映されるのに! なぜ? 不可解です。
https://natalie.mu/eiga/news/403378

アメリカで『ナイル殺人事件』と『フリー・ガイ』が公開延期になったそうです。たぶん日本でも延期になるかと思います。
https://www.cinematoday.jp/news/N0119697

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●観た映画

『生きちゃった』※オススメ

予想以上に濃密なドラマ。序盤の雰囲気では「高校時代からの三角関係を引きずった男女の話」かと思ったんですが、家族や周囲の人々も続々と登場しては厄介な人間性を露わに騒動を起こします。
<以下ネタバレ>どういう映画であれ、基本的にはなるべく事前に情報を仕入れないようにしているので、まさか登場人物が殺されるような内容だとは思っていませんでした。しかも2人も!
そして、展開以上に驚かされたのが大島優子の演技力! 最初に顔を見せる場面から異様な存在感を放っていましたが、覚悟を決めた時の表情、追い詰められた時の表情、すべてを諦めたかのような表情は、どれも素晴らしく真に迫っていて、なかおつ魅力的でした。こんなにスゴい女優だったとは!
仲野太賀と若葉竜也の熱演も見事だったし、太賀の家族のヘンテコさ(でも妙に現実的)には驚きつつも笑えました。

『罪の声』※オススメ
これまた俳優たちの演技が見事な作品。原作は3年ぐらい前に読んでいたのですが、かなり内容を忘れていたので、観ながら「ああ、こういう話だった」と思い出しながら楽しみました。
どの俳優もそれぞれ持ち味があって良かったのですが、特に素晴らしかったのは原菜乃華と宇野祥平。特に、予告編でも使われている原菜乃華の悲痛な表情には胸が痛みました。いい女優さんに成長しつつありますね。
<以下ネタバレ、というか疑問点>ケチをつける気はないんだけど、この映画、「新聞記者としてのヒエラルキーは文化・芸能担当よりも社会部の方が上」と決めつけちゃってない? ちょっと気になりました。

●読んだ本
『あなたの知らない映画の世界 皆殺し映画通信 御意見無用』柳下毅一郎

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アメリカ大統領選、とんでもないことになっていますね。とにかくトランプの傲慢さが醜悪すぎるわけですが、それでも支持する者が多数いるというのが信じられません。
まあ、日本のトップも2人続けてロクでもない人物なので、よその国のことをとやかくは言えませんが。

コロナも収束の兆しが見えませんね。ちょっと前のニュースでは、マスクから鼻を出していた男がしっかりマスクを装着していた男に咎められて警察沙汰、という事件がありましたね。
世の中、どんどん荒んでいくなぁ、と暗澹たる気持ちになりました。人生、なるべく穏やかに機嫌よく過ごしたいもんです。
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