＜09年2月7日公開作＞ 『ノン子36歳（家事手伝い）』など

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『ノン子36歳（家事手伝い）』　105分・R-15
　三十路女に訪れたささやかな幸せの日々を綴る青春ラブストーリー……らしい。監督は熊切和嘉、主演は坂井真紀という『青春☆金属バット』コンビ。「映画芸術」の2008年ベストテンでは第1位でした。名古屋シネマテークにて。

☆『ララピポ』　94分・R-15
　奥田英朗の同名小説の映画化。風俗スカウトマン、AV女優、引きこもりなど「はみだし者」の姿をハイテンションに描く群像劇……らしい。主演は成宮寛貴と森三中の村上知子。ピカデリーとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
　これ、原作を読んだはずなのに、ほとんど内容を忘れちゃってます。面白かったってことは覚えてるんですが。おーーい、オレの記憶力、どこ行った？

☆『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』（米）　167分
　80歳の赤ん坊として誕生した男の数奇な運命を描くファンタジー・ドラマ……らしい。主演はブラッド・ピット、監督はデビッド・フィンチャーという売れっ子コンビ。アカデミー賞13部門にノミネートされた話題作です。これは観ないわけにゃいかんでしょ。しかし、上映時間がけっこう長いなぁ。

『ヘブンズ・ドア』　106分
　余命わずかな青年と少女が繰り広げる旅と、そこから生まれる騒動を描くロードムービー……らしい。主演は長瀬智也と福田麻由子。ドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を翻案したストーリーだそうです。センチュリーシネマとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

『悲夢』　（韓）93分・PG-12
　韓国映画界の鬼才、キム・ギドク監督の新作。夢を介して出会った男女の切なくも不思議な愛の行方を幻惑的かつ鮮烈に紡ぐラブ・ロマンス……らしいです。またしてもギドク節全開のような気がします。主演は、なんとオダギリジョー！　伏見ミリオン座にて。

『旭山動物園物語　ペンギンが空をとぶ』　112分
　閉園の危機から立ち直った旭山動物園の軌跡を描く実録ドラマ……らしい。主演は西田敏行で、監督はマキノ雅彦。この手の動物モノは観ておきたいけど、ちょっと無理かなぁ。

『ハイスクール・ミュージカル　ザ・ムービー』（米）112分
　全米のティーンが熱狂したらしいミュージカル・ドラマの劇場版。青春モノもミュージカルも大好きなのでできれば観たいけど、さすがに無理そう。

『余命』　131分
　谷村志穂の同名小説の映画化。出産か乳ガン治療かの決断を迫られた女性の姿を描く感動作……らしい。主演は松雪泰子。他に椎名桔平、林遣都など。うーーん、松雪は観たいけど、さすがに無理そう。

『キャラメル』　（レバノン・仏）96分
　レバノンの首都、ベイルートにあるエステサロンを舞台にした笑いと涙の群像劇……らしい。レバノンの映画を観る機会もそうそうないので、これは貴重ですね。名演小劇場にて。

『ザ・クリーナー　消された殺人』　（米）90分・PG-12
　陰謀に巻き込まれた清掃員の運命を描くクライム・サスペンス……らしい。監督はレニー・ハーリンで、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、エヴァ・メンデスなどが出演。ゴールド劇場にて。

『制服サバイガールI』『制服サバイガールII』　78分、70分
　女子高生とゾンビたちの凄絶なバトルを描くSFアクション……らしい。シネマスコーレにて。

『小梅姐さん』　76分
　芸者、歌手として大正と昭和の激動の時代を生き抜いた赤坂小梅をめぐるドキュメンタリー……らしい。紅白にも４回出場したそうです。シネマスコーレにて。

　名古屋シネマテークでは佐藤真監督作品の特集上映があります。『阿賀に生きる』『まひるのほし』『花子』などを上映。

　えー、『動物農場』を観ました。『チェ』2部作と同時期に観ると、いろいろと感慨深いものがあります。革命を成し遂げたにもかかわらず、その場に留まらなかったゲバラは、やはり真の英雄と呼ばれてしかるべきかも。