ここが変だよ北海道!

北海道へ引越してきて感じたことや違和感などを辛口で批評。北海道での常識・非常識や方言なども紹介しています。

■旭山動物園の入園者数

2005年09月22日 | 北海道で有名なもの特集
「本年度の入園者数は200万人も夢ではない」という記事が9月21日の北海道新聞に載っていた。
(ちなみに昨年度は145万人だっととか。)
それにあたって市では動物園事業特別会計の補正予算として1億8400万円を追加補正したとのこと。

内訳は、
チンパンジーの森・・・約6400万円
東門の移転新築・・・・約9800万円
臨時職員等の増強・・約2300万円

このうちチンパンジーの森は全額を市債でまかない、残りは入園料収入を充てるとのこと。

市は、「こども牧場」を着工した1996年から「あざらし館」が完成した昨年までの9年間で旭山動物園に30億1600万円かけており、94%の28億4600万円を借金でまかなったと答弁。利子を含む返済総額は計33億4000万円で、すべて返済できるのは2024年になるとのことだ。

入園者数も上野動物園を越えて右肩上がり、予算もUP、DVDも発売する。
一見、景気いいねー。さすが旭山動物園!!

といいたいところだが、本当なのだろうか?

駐車場の問題だったり、近辺道路の問題とか、、、

まず、予算かけすぎではないかい?市長ぉ~

たしかに、費用をかけることで新しい施設も増えて、それによって入園者数も増えた。
だけど、借金すべてを返済するのが2024年だってさ。

これって高速道路の話に似てない?
何年までに返済が完了するけどそれまでは・・・っていう感じで。

また、施設増設も今回限りではないはず。
また毎年のように増えてるのだろう。
そうなれば、またまた借金が増える。返済は先送り。

しかも、『このまま入園者数が伸びたら』の話しだ。

今の少子化の話に似てない?

出生率が見込んでいたものより下がってしまって税収や年金が・・・
ってな感じで。

まー、その辺は置いといて、旭川の市民としては、動物園人気によって何か潤うことができればいいんだけどね。
(一部の業者だけが儲かるのではなくて)