vForum2018 に行ってみて思う事
昨日までの2日間、東京の浜松町でヴィエムウェアの年次イベントvForum2018がありました。 このイベントに2013年から欠かさずに参加してきたのですが…
今年感じたことは、クラウドサービスという「もの」が従来の IT のあり方を根本的に変え、かかわる人の役割を変え、主役の交代を引き起こす可能性を作るのだろうと感じた。 ということです。
「IT基盤のあり方」という観点で考えた時…
これからの10年間でシステムインテグレーターは「クラウドに行ける人々」と「クラウドに行けない人々」の分化が起きるだろう。 と思います。
「行けない人」とは行かないのではなく行けない。 それは、行くための技術的素養がないから、行きたくても行けない行き遅れ組ということです。
IT業界では今までも何回か大きな「パラダイムシフト」がありました。 直接体験してきた事だけで見ても
・インターネット開通とTCP/IP, Mail, Web, News の到来
・Linuxという新しいOSが登場し、OSSが話題となったとき
・サーバのダウンサイジングでコモディティ化が求められたとき
・スマートデバイスという新しいInternetエッジデバイスが登場したとき
・クラウドサービス(SaaS)が登場したとき
次は「IT基盤(ネットワーク、ストレージ、コンピュート、OS)と開発・事業基盤ミドル、アプリ層をクラウドへと移行する」という流れの中で、バスに乗る人、乗り遅れる人が出てくるでしょう。
過去を振り返ってみて、乗り遅れ組の運命は瞬殺ではないけれど、レガシイと呼ばれ、緩慢に消滅へと向かうことになるのでしょう。 Novel Netware... SUN/OS, hp-ux, AIX... RISCサーバ... ベクトル型スパコン... デスクトップPC... パッケージソフト...
自分はこの仕事(システムインテグレーター)についた時、アプリ開発は言語の栄枯盛衰に振り回されそうだから、絶対になくなりそうもないITインフラ(ネットワーク、ストレージ、サーバ、OS)知識を主たる守備範囲に選んだものです。
あれから約25年たって、なくならないと思っていたITインフラはなくなりはしなかったけれど自分の手の届かないところへと行ってしまおうとしています。 考えてみるととても感無量です。
これから10年間、システムインテグレーターは相変わらず、オンプレミスで機器を設置して、機器の納期のばらつきに振り回されて、設備要件の制約に振り回されて、検証をする環境の不足に振り回されて、現場への出張経費に振り回されて、現場に常駐できる人員確保に振り回されて、イチかバチかの勝負的設計構築作業をし続けるのでしょうか?
昨日までの2日間、東京の浜松町でヴィエムウェアの年次イベントvForum2018がありました。 このイベントに2013年から欠かさずに参加してきたのですが…
今年感じたことは、クラウドサービスという「もの」が従来の IT のあり方を根本的に変え、かかわる人の役割を変え、主役の交代を引き起こす可能性を作るのだろうと感じた。 ということです。
「IT基盤のあり方」という観点で考えた時…
これからの10年間でシステムインテグレーターは「クラウドに行ける人々」と「クラウドに行けない人々」の分化が起きるだろう。 と思います。
「行けない人」とは行かないのではなく行けない。 それは、行くための技術的素養がないから、行きたくても行けない行き遅れ組ということです。
IT業界では今までも何回か大きな「パラダイムシフト」がありました。 直接体験してきた事だけで見ても
・インターネット開通とTCP/IP, Mail, Web, News の到来
・Linuxという新しいOSが登場し、OSSが話題となったとき
・サーバのダウンサイジングでコモディティ化が求められたとき
・スマートデバイスという新しいInternetエッジデバイスが登場したとき
・クラウドサービス(SaaS)が登場したとき
次は「IT基盤(ネットワーク、ストレージ、コンピュート、OS)と開発・事業基盤ミドル、アプリ層をクラウドへと移行する」という流れの中で、バスに乗る人、乗り遅れる人が出てくるでしょう。
過去を振り返ってみて、乗り遅れ組の運命は瞬殺ではないけれど、レガシイと呼ばれ、緩慢に消滅へと向かうことになるのでしょう。 Novel Netware... SUN/OS, hp-ux, AIX... RISCサーバ... ベクトル型スパコン... デスクトップPC... パッケージソフト...
自分はこの仕事(システムインテグレーター)についた時、アプリ開発は言語の栄枯盛衰に振り回されそうだから、絶対になくなりそうもないITインフラ(ネットワーク、ストレージ、サーバ、OS)知識を主たる守備範囲に選んだものです。
あれから約25年たって、なくならないと思っていたITインフラはなくなりはしなかったけれど自分の手の届かないところへと行ってしまおうとしています。 考えてみるととても感無量です。
これから10年間、システムインテグレーターは相変わらず、オンプレミスで機器を設置して、機器の納期のばらつきに振り回されて、設備要件の制約に振り回されて、検証をする環境の不足に振り回されて、現場への出張経費に振り回されて、現場に常駐できる人員確保に振り回されて、イチかバチかの勝負的設計構築作業をし続けるのでしょうか?
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