Elastic Beans Talk って?
ずいぶん昔からあるようだが
こんなものが欲しい需要があるのだな…とちょっと驚く。
Elastic Beans Talkって何?ということを端的に言えば、
プログラムを作った時に、それを実行する環境(要するに1台以上のサーバ)を
作ってくれる仕組み
そんなものは、開発会社自身で作ればいいのでは? と思うのだが。
プログラムのコードは書けても、それを実行する環境の作り方は知らない。という人たちが世の中に入るようだ。
それを半自動でやってくれる仕組みである。
Webベースのアプリであれば、Webサーバ、CGIのアプリケーションサーバ、データ格納用DBサーバの3つくらいが主要コンポーネントで必要になるので、これを作ってくれるということ。
デプロイする環境は仮想サーバが多い。 つまり、コンテナなどの新目の環境ではない。
こういうものが求められるようになるというのはプログラム開発~それが動作する環境の提供までの一連の作業がいまや、あまり夢のない単純作業に成り下がってしまった(ゆえにやりたくない)ということなのだろう。
結構普遍的にある需要なのだと感じる。 要するに「面倒くさい」という需要への解だから、普遍的なのは当然かも知れぬ。
いままでは不可能だった何かを実現できるから、手間隙かけてもやる。というのが昔のITだったけれども。
AWSの自由自在なPaaS「Elastic Beanstalk」とは
@IT 2011年06月15日
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1106/15/news128.html
AWS Elastic Beanstalkとは?デプロイと管理を簡単にする
SKYARCH 2021年05月06日
https://www.skyarch.net/column/aws-elastic-beanstalk/
AWS ELASTIC BEANSTALKとは?特徴と導入メリットについて解説
ONETECH ASIA 2021年07月26日
https://onetech.jp/blog/what-is-aws-elastic-beanstalk-12912
記事のタイムスタンプを見ると古いものは2011年。新しいものは2021年。
つまりは、Webアプリケーションを作る人は実行環境は仮想マシンベースで動かしているというケースは今でも多く、コンテナにシフトしているわけでもないという事だろう。
とは言え、アプリ屋さんが実行環境に興味がなく
「勝手に作ってくれればいいですよ」
ということなら、コードを受け取って、Beans Talk よろしくそれを実行するコンテナ環境を自動作成するコンテナ版の Beans Talk があってもよさそうだ。
と思ったら、2014年時点で既に BeansTalk からコンテナ環境を展開できるようになっていた。
「AWS Elastic Beanstalk」でDockerコンテナの作成、管理が可能に
@IT 2014年04月24日
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1404/24/news130.html
まあ、そんなもんだろう。
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