徒然日記

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[情報] 4輪自転車 セリオ遊歩リベルタ 共栄製作所けんきゃくん

2024-04-19 00:50:11 | ナイスgoods!

なぜ、自転車は4輪ではないのか?

物理学的には3輪以上ないと安定して設置できない。 予備的な安全性(N+1)を加えれば、4輪が必要になる。 自動車はみな4輪だ。 自転車が敢えて不安定な2輪を選ぶ理由はないはずだが… 

 

遊歩リベルタ 製品サイト
https://serio888.net/lineup/liberta.php#bicycle


特徴的なことは「4輪」なのだが、それはまあ、当然なので置いておいて、そのほかを見ると…

  (1)着座姿勢が自動車並み=楽ちん
  (2)豪華なブレーキ
  (3)長距離の航続距離
  (4)コストが高い(41万5800円 税込)


(1)着座姿勢が自動車並み=楽ちん
下の写真を見れば一目瞭然だが、車を運転するような姿勢で運転できる。
加えて、椅子に背もたれがある!

つまり、運転中に
  「ちょいと止めてそのままくつろげる」
と言うことである!
これは大したことでないようで大したことなのだ。

自動車の場合、止めるスペースさえあれば、止めて一休みできる。
飲み物も飲めるし、弁当だって食える。
心惹かれる景色を見つけたら、そこで止まって、周りを眺めながら休めるのだ。
これが車でツーリングするときの楽しさだ。

自転車はそうはいかない。
止めると、スタンドを立ててあげないと自立しないし
立てても、自分がくつろげるほど体重を預けられない。
伸びをして背中をもたせる背もたれもない。

飲み物を飲むにせよ、弁当を食うにせよ
景色に見とれるにせよ
立ちん坊である… 疲れるのだ。

これなら自動車のようにいつでもくつろげるし
自動車に比べればはるかに少ないスペースで止まってくつろげる。


そんな期待が持てる。
欠点があるとすれば、パーキングブレーキがないように見えることだ。
これがないと、くつろいでる間に勝手に走られてしまう可能性がある。。。

 

(2)豪華なブレーキ
4輪ディスクブレーキだ。
昔は自動車ですら4輪ディスクブレーキは少なかったことを考えるとすごい。

まあ、
  そうでないとイカンのですか? 
と言われるとそうではないかもしれないが。。。
でもそういった豪華さも必要である。 愛車には。。。

 

(3)長距離の航続距離
自転車で航続距離というのも変だが、パワーアシスト可能な距離が長い。
36~48km(エコモード)もある。
自転車だから、バッテリーが無くなっても、電動自動車のようにその場でエンコということはないのだが、楽できる距離が長いのは良いことだ。


(4)コストが高い(41万5800円)
これは長所ではないが。。。
自転車で40万円オーバーだと、さすがにちょっと躊躇する価格である。。。

車並みとは言わないが。。。バイク並み、下手したらバイクより高い。。。
その高さに見合う「目立つ何か」は何か?と言うと、
  ・4輪である
  ・背もたれつきの椅子である
  ・車のような低い着座位置である
  ・4輪DISKブレーキである
  ・36km~48km(エコモード)の航続力
  ・デフギアについては明確な記載はない…
  ・自重40kg(ヘビー級だ)
と言ったところ

確かに高いが…

従来の自転車のような車のようなラクチンさを得たいと思えば、その高さに意味が出てくるともいえる。 自転車が「倒れないように人間様が支えてあげる」という本末転倒的な状態から脱却するためのコストだと思えば良いのである。

 

 


なお、4輪自転車と言えば「共栄製作所のけんきゃくん」が有名な先行者だ。

これと同じもの? と思ったが、見比べるとサイズ、重量、デザイン(設計)ともに違っているので別もののようだ。


けんきゃくんは
  ・4輪である
  ・背もたれつきの椅子(オプション)
  ・着座位置は低いが遊歩リベルタより高い
  ・4輪DISKブレーキである
  ・25km~50km(エコモード)級の航続力
  ・デフギア装備
  ・自重25kg
  ・価格(382,800円 税込)。


こちらも、たぶんだがパーキングブレーキはない。
リベルタよりも1割ほど安いイメージかつかなり軽量である。


けんきゃくんは初代モデルの販売終了から久しかったが、2024年7月から2代目が販売開始するようだ。


けんきゃくん製品サイト
https://kyoei-seisaku.co.jp/kenkyakun/
新モデルが2024年7月発売開始と告知されている

 

着座姿勢は低いが、遊歩リベルタのほうがより自動車的である。ように見える… 実は同程度かも…
背もたれつきの椅子はけんきゃくんの場合、オプション扱いになる。



重量26kgと相対的にかなり軽い。
段差など、走行して超えられない障害を越すときに自重が軽い事はおおきな優位になる可能性がある。

写真を見比べてみると
  リベルタ  =軽装甲車
  けんきゃくん=4輪オフロードバギー
的な印象の違いをうける

 

どっちがいいというのは難しい。
どちらも良いだろう。
とにかく、自転車の世界に4輪が出てきたのは良いことだ。
人間様が自転車君を支えてあげないといけないのはナンセンスである。

 

 


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