デンパチのくるま日記 (Rd.2)

<"くるま日記"へようこそ> 趣味である車と遊びについての日記です。

エンジン・マウント交換

2010-09-12 17:41:42 | Weblog
1月に草レースに出場した際、筑波サーキットのバックストレートでシフト・ミスを頻繁に起こしました。
2速から3速に上げる時、どうしてもスンナリと入りません。レース中だというのに少しゆっくりシフトしても同じ。
直後につけるライバルに毎週のように抜かれてしまい、2番手からブービーにまで落ちてしまいました。

ミッションオイルは、この日の出場に合わせて交換したばかりです。
ミッションのシンクロが弱くなってしまったのなら「交換」しかありません。大変な出費になります。

しかし後で思い返すと、同じく2速から3速に上げるS字や1ヘヤ立ち上がりでは全く問題なしです。
ダンロップ先の左80Rを全開で抜けて2ヘヤで右へタイトターン、その後におかしくなるのでは? と思いました。
ダメ元で「エンジン・マウント」を交換してみることにしました。
費用は意外と小額で助かりました。

その後、効果を試そうとサーキット走行の予約を何度か入れますが、仕事だったりサボリだったりで試せずじまい。

やっと6月に走りました。
タイヤはR1Rだともったいないので、RE-01Rに交換。
タイムを出すのが目的ではないのですが、せっかくなので練習しながら連続走行してみました。
問題の2ヘヤ立ち上がりで2速から3速へシフトアップすると、シフトフィーリングがカッチリしているのがすぐにわかりました。
これに比べると、この前はグニャグニャしていました。
レースをイメージして連続で走行しましたが、終始フィールングは変わることなく安定していました。

これだけではないかもしれませんが、エンジンマウントが大きな原因のひとつであったのは確かなようです。

マツダファン・サーキットトライアル 参戦

2010-09-11 15:02:28 | Weblog
9/4 筑波サーキットで開催された「マツダファン・サーキットトライアル」に参加してきました。
これは、レース形式でなくタイムトライアル形式の競技です。このタイプの競技に出るのは久しぶりです。また、JAF公式競技でもありますが、それも久々です。

今年は、1月に草レースに出場して以来、しばらく練習をサボっています。
6月に走ったのですが心もとない状態だったので、1日に仕事を休んで練習に行く予定でした。
しかし、朝から庭の手入れやタイヤ交換をしていたら、暑さで参ってしまい断念。(せっかく仕事を休んだのに・・・)
結局、またしても「ブッツケ本番」です。
このような準備不足の時は、良い結果が出なくて後悔してばかりなので、ちょっと気を引き締めます。

朝4時半ころ出発。同行してくれる友人宅に寄ってから前橋ICより高速道路へ。いつもは伊勢崎ICで降りるのですが、今回は太田・桐生まで行きました。
その後、R122からR354へ。7時ちょっと過ぎに到着。 今回のルートはいつもより楽でした。今度からこれで来よう。

受付後、走行準備を済ませ、やっとパンフレットを見る余裕が出ました。
今回のイベントはRX-8の参加台数が少ないのですが、同じクラスに群馬ナンバーが2台ありました。しかもそのうちの1台のエントリー名は「群馬マツダ高崎店RX-8」。
このお店は自宅から近いところにあります。(私の行き付けではない)
何度か声を掛けようと思いましたが、チャンス無く・・・
もう1台の群馬は、エントリー名に「RTE」の文字があります。
かの有名なチームに、群馬メンバーが入ったのでしょうか?
こちらも声を掛けられずじまい。

改造範囲の広い「MORE」クラスにも良く知る方が出ていますのでちょっと挨拶。
しかし「暑い季節は絶対的なタイムは望めないので出ない」と思っていたので、意外!

そんなことをしているうちに、車検、ブリーフィングへと進行します。
今回は、申告タイム順にゼッケンが割振られています。私は「53」だったので、てっきり
3番または4番手だと思っていたら先頭でした。
申告タイムは、8秒5。ただしこれは涼しい時のタイムなので、猛暑の今日の目標は9秒前半です。
事前に練習できて感覚が戻っていれば無理なく出せるタイムですが、サボってしまったので・・・不安。

時間が来て、予定通りに先頭でコースイン。 目の前に誰もいないって気持ちイイ。
インラップとその後の1周は、エンジン温度を上げない範囲で走りながら感覚を取り戻そうとしました。
翌周にアタック! でもやっぱりしっくりきません。タイムも10秒3(P-LAP)
特に最終コーナーが遅すぎ。
続けてもう2周アタックしますが、タイムダウン。
最後尾集団に追いついてしまったので、クールダウンしつつ間隔を空けます。
終盤近くにもう1回アタックしますが、10秒5。
ここでチェッカーです。

やはり、リズムがうまく乗っていません。
でも、感覚は戻った気がするので、2本目でタイムアップを狙います。
通常は、2本目は、気温が上がったりコースコンディションが悪くなったりで、なかなかタイムアップは望めませんが、午後はうまく走れれば相対的にはアップできると踏んでいました。

公式結果は、1'10.406。
RX-8_LIGHT/CLOSED ではトップですが、どうしても9秒台に入れたい・・・

少し休憩の後、携行缶からガス補給し、エンジンを掛けようとしたら・・・非常事態!
まったく掛かりません。セルは勢い良く廻りますが、ウンともスンとも。
火が出ていないか、ガスが出ていないような感じです。

知り合いのロドスタの方(元、8乗り)に症状を話したところ、「CDIコイルのパンク」か「カブリ」では? とのアドバイス。
しかし、走行後にクーリングでしばらくエンジンは掛けてあったので、後者は無いと思う。
前者だとしたらアウト! 積載車で帰るハメになります。

半分あきらめつつ、「もしかしたら燃料系統のエア噛み(パーコレーションと言ったかな?)」と期待して、しばらくほっといて見ることにしました。
その間にパドック内の食堂で昼食。しかし、不安で味もわからず・・・

車に戻ってセルを回すと・・・あっけなく掛かりました。ごく普通に。
??? ですが、2本目を走って良いものか? 再発して帰れなくなったら大変。
2本目までにまだ時間があるので、考えることにしました。

ブリーフィングの時間になり参加。考えた挙句、最初にアタックしたら大事をとって早々に引き上げることにしました。

走行の時間が近づきますが、それでもまだだいぶあるのでノンビリしていたら、スタッフが「準備してください」と。
「ずいぶん時間があるのに」と思ってゆっくり準備をしていたら、準備のできた他の方から誘導が始まりました。マズイ!
せっかく先頭のはずが、4~5番手くらいになってしまいました。
そんなことに気を取られたせいか、後で大きなミスが発覚することに・・・

コースインし、とりあえず前との間隔を空けるように調整。
2周目にアタック! 今度はなかなか乗れています。
これなら9秒はカタイ! とゴールライン後でP-LAPを見ると「10秒4」!
「???」 「ウソッ!」 という感じでした。

大事をとって、1回のアタックでやめるはずでしたが、これではやめられません!
間隔を調整しつつクールダウンして何度かアタックしますが、やはり9秒に届かずに終了。
・・・ガックリです。 「なんでだろう?」
チェッカー後にクールダウンしながらエアコンのスイッチに手を伸ばすと・・・すでにON。
ポカをしました。これも原因の一つでしょうね。

結果としては、クラス優勝したのでそれはそれで嬉しいのですが、ちょっと残念。
タイムトライアルで優勝したのは、実に6年半ぶりです。
前回の優勝は、今の車両ではなく前に乗っていたフル・ノーマルの8でしたので、この車両では初優勝です。

車両はあまりいじっていないので確かに「Light」クラスですが、走行の経験は今日、一緒に走った方達よりだいぶ経験があると思うので、やはりこのタイムで1位はちょっとみっともないと思いました。
次回は、しっかりとした結果を出せるように、マジメに時々は練習しないと・・・
(と、毎回、同じことを言っているような気が・・・)








訃報

2010-09-06 18:52:40 | Weblog
2輪の世界GPでモト2クラスに参戦していた「富沢祥也選手」が、サンマリノ・グランプリの決勝中に転倒、後続の2選手に轢かれて亡くなりました。
まだ19才という若さです。

録画しておいたレースの見ると、最初はトップを走っていましたが徐々に後退。4位走行中に縁石でバランスを崩して転倒。そこへ後続のマシンに頭と体を轢かれたように見えました。
後続のライダーは、あれではとても避けられないでしょう。あれくらい接近した状態で立ち上がりで目の前で転倒されたら、避けるのはまず無理でしょうね。
でも轢いてしまった2人の選手は、やはり精神的なダメージが大きいことでしょう。

そういえば遥か昔、筑波サーキットの最終コーナー立ち上がりで同じように縁石に乗って転倒、後続に跳ね飛ばされた選手を間近に見てしまったことを思い出しました。
確か「熊谷しょうへい」と言ったかな。宮城から遠征してきた人で、その後、スターへと上りつめた「伊藤真一選手」のチームメイトでした。


レースには事故はツキモノ物ですが、やはり「死」とは・・・残念です。
ご冥福をお祈りします。