トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

ロゴステッカーができました。

2012-08-20 16:53:31 | その他
 トンリョウのロゴステッカーができました。

先日、我が家にバイククラブのメンバーが数名来て食事をする事になったんですが
その中にロゴを作ってくれた友人がいました。

 その友人がステッカーもつくってくれました。(喜)

2パターン・2サイズ作ってくれたんですが見事な出来栄えです!
 もちろん色使いも友人が考えてくれました。


まずはプロフィールで使っているカラー

ブーツやバイクのイメージだと“BLACK&WHITE”っていう感じがあったんですが“スカイブルー”で作るとは思いませんでした。
 とても良い色です!!


そしてもう1色

これは第2案として作ったものらしいです。でも良いんですよね!
良く見るとブラウンにうっすら横線が入っています。
なんでもプリントするときの都合があるらしいんですが、この感じがブーツのヒールに似ていていいんですよ!

早速、バイクに貼ってくれました。

私の乗っているバイクと同じバイクです。(ちなみにクラブメンバー以外で同じバイクを見た事がありません【笑】)
 サイドカバー左上に貼ってあるのが私の入っているクラブです。

 ロゴ・ステッカーを作ってくれた友人に感謝です!!!



トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。




価格 : ラスト代  ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
     ブーツ代  ¥115,000(税込¥120,750)~


 
連絡先等は
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南3‐24‐12
電 話 : 04-7361-8810
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※不在の事がありますので先にご連絡をください。

ブーツの吊り込み

2012-08-17 17:02:58 | Boots
 アッパーが完成したのでこれからは底付けの作業に入ります。


まず、“吊り込み”をします。吊り込みとはアッパーをラストの形にする作業です。

それでは順を追って説明しますね。


1、アッパーの甲革と裏革の間にあらかじめ水に浸けておいた月型と先芯を入れます。

月型・先芯共に表面の水気を切り“ばんじゃく糊”という水性の糊を塗ります。
このばんじゃく糊で革と月型を密着させ、月型をさらに硬くします。

このばんじゃく糊はピーナッツバターみたいな色で食べられそうな匂いがするんですよ!
(もちろん食べ物じゃありませんけど・・・)


2、アッパーをラストに被せて仮止めをして、月型の入っている箇所をポンポンで叩きます。

叩く理由は、
A、月型の密度が増す。(より固くなる)
B、甲革のキメが細かくなり踵(先芯のところは爪先)廻りがキレイになります。
C、アッパーがラストになじみ吊り込みがしやすくなります。


3、踵に釘を打ちます。※写真を撮るのを忘れました・・・
みなさんも履いている革靴を見てもらうと踵の上の方に穴が開いてると思います。

これは吊り込む際にアッパーが下に落ちるのを防ぐ為です。


4、踵廻りを吊り込みます。

トンリョウでは踵廻りにウェルトをかけないので“タックス”という釘で止めます。
 釘を打ちますが、ラストの底面に鉄板が貼ってあるので釘の先が潰れるようになってます。

ピンボケしちゃってますが吊り込んだ革の端が凸凹してるの分かります?
これは革を伸ばしたり・まとめたりするのでこうなります。平らな革を立体にするのでこんな風になります。
(後で叩いてある程度は潰します)

5、踵廻りが終わったら爪先から全体を吊り込みます。

使っている道具は“ワニ”といわれています。革をつまむところがワニが噛む姿に似てるからですかね?

踵廻り以外はウェルトをかけるので仮止めになります。使う釘も普通の釘です。


6、すべて吊り込んだら余分な革をカットして、釘を内側に倒し完成です。

釘を内側に倒す理由は、革が引っ張られチョットだけ馴染むのと、ウェルトをかけるときの作業性の向上です。

この状態で底面のエッジを出すために叩きますが、月型・先芯が乾いたころまた叩きます。



 ブーツ作りとは全然関係ないんですが、先日我が家の近くでこんなのを見ました。

息絶えたアブラゼミがアリの巣入口に運ばれているところです。
アリの巣って綿棒ぐらいの大きさなのにセミまるごとって・・・
 ちょっと気持ち悪く見えるんですが、無駄がありませんよね。




トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。




価格 : ラスト代  ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
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     千葉県松戸市五香南3‐24‐12
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アッパー完成までに使った道具達

2012-08-15 16:55:02 | 道具
 アッパーが完成したので、それまでに使った道具達を紹介します。

まず“包丁”です。 ※すべて“右利き用”です。(説明は写真の下で☆)

全部で5本使っています。右3本は裏側で左2本が表側です。
 写真右から、溝掘り用・型紙用・型紙用・型紙用・底付け用 です。
型紙用が多いですね。これは以前仕事で型紙を裁っていたからですね。今は底付けに使用する事も多いです。
 この包丁は「片刃」といい、鋼が裏側にだけ付いています。(なので“利き手”があります。)
この鋼が切れ味を左右します。
鋼は柔らかい為、包丁を研ぐときは表側を研ぎ、鋼(裏側)は慣らす程度にします。


次は“ポンポン”(ハンマー)です。 「ポンポン」っていう名前どうなんですかね!?
でも浅草の職人さんは普通に「ポンポン」って言ってます。逆に「ハンマー」じゃ通じないかも・・・

上が製甲用で下が底付け用です。
 形だけじゃなく、柄の長さも違います。製甲ではあまり力を入れないので頭も小さく柄も短いのに比べ
底付け用は力を入れて叩くので頭も大きく柄も長い という訳です。
 ちなみに、使うのは叩く面だけではなく後ろの細くなっている所も使います。


次は“丸抜き”です。

丸抜きはバックルの穴、カーブの細い箇所などで使います。
使い方は刃と逆の面をポンポンで叩くと紙や革が切れて刃の上あたりの溝から出てきます。
 丸抜きが入っているケースは就職したての頃作ったものなんですが、まさかこんなに本数が増えると思わず
1つの穴に無理矢理2・3本入っています。(笑)


次は“コンパス”です。

左のコンパスをよく使います。これは“銀ペン”というボールペンが付いていて銀色に線が引けます。
革は暗い色が多いので銀色になったんですかね!?


次は前回の記事で使用した“市切り”です。

刃の先はV字になっていてこの溝に裏革が入り、押すと切れます。


最後に型紙を裁つときに使う道具達です。

写真の上にあるのは“雲型定規”といって型紙のカーブをこれでキレイに描いてから裁ちます。
写真の真ん中あたりにあるクリップの事を“セミ”っていいます。靴作りの道具はときどき変な名前のものがあるんですよ。
このセミは型紙を写すときや、型紙をあてて革を切るときに使います。



 使っている道具達は包丁を除き、ほとんどが10年以上使っています。

手に馴染んだのか“手馴染んだ”のか分かりませんがとても使い易い道具達です。
 無くなったときやこわれてしまったときの事を考えると「さみしい」ので愛着もあるのかな。





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価格 : ラスト代  ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
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ブーツのアッパー作り(製甲)

2012-08-13 18:36:47 | Boots
 今回はブーツ作りを進めます。

前回、革の漉きまで終わったので製甲(アッパーの縫製)をします。

製甲をする前にトンリョウのロゴを押します。

これは以前記事にした金版を温めて革に押した状態です。
 どうです、横にある「プロフィール」のロゴと同じでしょ!? 金版を作る技術って、まさに“職人技”ですね!!


では製甲スタートです!

1、履き口を折り込みます。

革が伸びないように芯を貼ってから糊を塗り、折っていきます。「左指で曲げて、右手のハンマーで叩いて折る(リズミカルに!)」
っていう感じですかね。 ※ちなみにハンマーの事を「ポンポン」って呼ぶんですよ!

2、後ろセンターラインを縫います。

これは“縫い割り”といって革の端を縫います。トンリョウでは端から2mmを縫います。(革の厚さ・強度を考えて)
 縫った後は“縫い割り”の名のとおり割っていきます。 が写真を撮るのを忘れました・・・

3、その他のパーツを縫い合わせます。

写真右で甲革より裏革が大きいの分かります? 次で切りますよ。

4、履き口の余分な裏革を切ります。

 この作業は“さらい”といいます。裏革を大きくする理由は、ピッタリの大きさだとミシンをかけたときに
裏革に糸がかからない事があったりするのでその予防ですね。

5、完成です。

ここまで終わると「一段落」っていう感じですね!


 余談ですが、昔から日本の靴づくりは分業制でした。
1、木型を削る(作る)職人
2、型紙を裁つ職人
3、製甲をする職人 ※話を聞いてると若いころ製甲の職人で後から型紙を覚えた職人さんもいます。
4、底付けをする職人 ※底付けとはこれから行う作業です。

1~3までの作業と4の作業で大きく分かれていたようです。

だから「一段落」っていう感じがするのかもしれないですね!



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息ぬきでチョットだけバイクに・・・

2012-08-10 23:12:27 | バイクとBoots
 先週からバイクに乗れてなかったのでチョットだけ走りました。

日が沈んでから乗ったんですが結構涼しいですね!(喜)

行き先は船橋市にある埠頭です。


どうです、埠頭感がまったく伝わらないでしょ!?



 今日は編み上げのブーツを履いて行きました。
じつはこのブーツあまり好きじゃありません。 というのも「履くのがめんどくさい!」

バイクに乗るときに靴下や足が見えるのが好きじゃないので、調子に乗って“13ホール”(ホック無)にしたもんだから
いつまでたっても紐を締めなきゃいけない・・・
 なので履く機会が減ります。

とりあえず、履いた時はこんな感じです。


二枚とも似た写真ですね。(違う写真もあったんですが間違って消去しちゃって・・・)※しかもピンボケ


でもバイクの写真はバッチリです!



 あとは、停泊中の船をパチリ!

これで埠頭感が出ましたね!


帰り際、バイクと一緒に!

タコメーターの前に見えるのは最近付けたETCなんですがカッコ悪いでしょ!?




ほんの一時間ちょっとでしたが、気分爽快!!!


これでまた明日もガンバっちゃうぞー!。






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