ヤノベケンジ 「となりの晩ごはん」プロジェクト

金沢21世紀美術館友の会zawartによるヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用ブログ

第9回となりの晩ごはん(6)

2004-11-12 23:40:08 | 第9回:酒井さん宅
デザートも頂いて、沢山のおもてなしでお腹いっぱいになったヤノベさん。
お礼としてドローイングをかきはじめます。


今回のとなりの晩ごはんは家庭に招待された中でも沢山の人数であり、また子供たちも沢山いて賑やかな晩ごはんとなりました。ドローイングにも子供パラダイスの文字。


実際に常に子供たちの楽しそうな声があちこちでしていました。ヤノベさんも
「今日はとても楽しかった。子供たちもみんなとてもリラックスしていて、正月に親戚の家にきたような懐かしい感じがした。子供たちの様子や、酒井さんの作品に触れ、酒井さんの人となり生活なりを拝見できとてもよかった」とコメント。

酒井さんも「みんなたくさん集まって、楽しくよかった。ヤノベさんのことを教えてみんな興味をもってくれた。今日のこの出会いがいい思い出になったはず。」

またヤノベさんは「好きなことばかりやる大人がいない中、ストレートに作品をつくられ、子供たちと接してきた酒井さんは子供たちに未来に対する希望を与えるし、身近な存在として目標としてたてやすい。それを長年かけてつくられた酒井さんはすごい。僕もプロジェクト工房で、子供たちに未来に対する希望を与えたい。酒井さんを僕の目標とさせて頂きます。」と。
お互い創り手として、また子供に対する強いメッセージを送り手として、意気投合されたお二人。アツい握手をかわして第9回のとなりの晩ごはんは無事終了したのでした。

第9回となりの晩ごはん(5)

2004-11-12 23:25:34 | 第9回:酒井さん宅
お部屋を見せて頂いた後は、デザートを子供たちと一緒に頂きました。お菓子の並んだテーブルにはヤノベさんのホームページのページのプリントされたものが。酒井さんは生徒さんたちにこれをみせて事前に説明されたそうです。ヤノベさんも作品について説明して、子供たちとコミュニケーションを。


さらには酒井さん自身が、子供に教えてもらったピアノをヤノベさんに披露してくださいました。

第9回となりの晩ごはん(4)

2004-11-12 01:56:05 | 第9回:酒井さん宅
酒井さんの作品を見せてもらうと部屋のあちこちに作品が置かれており、またごはんを食べ終わった子供達がいたるところで走り回って遊んでいて、まるで学校のようだとヤノベさん。真ん中に階段があったり、実際とてもひろいお家なので、是非お宅見学させて下さい!ということになりました。

ひとつひとつのお部屋を酒井さんに案内してもらいました。ここは台所。たくさんの料理をつくって頂いた場所。主婦の生徒さんたちが、第2弾の太巻きをつくってくれていました。


こちらは書道教室。2部屋の大きな教室です。つくえが並び、壁にはお手本の紙や、生徒さん達のかいた作品がところせましと飾られています。

第9回となりの晩ごはん(3)

2004-11-12 01:45:22 | 第9回:酒井さん宅

このメニューに、人数もすごいのですが、バックにある屏風は酒井さんの近年の作品。
酒井さんは前にも紹介しましたが前衛書道家でもあり、家のあちらこちらには作品が飾られていました。
ヤノベさんも興味津々で、ごはんを頂いたあとはアートトークへ。

屏風の作品は、ヤノベさんがもってらっしゃる筆を使って書いたそうです。酒井さんのダイナミックでおもいきった線の力強さにヤノベさんもどのようにかいておられるのか詳しくお聞きしていました。
また酒井さんは書道だけでなく、金沢の市民芸術村でのワークショップなどで、立体の作品もつくったりしているそうです。

ヤノベさんがくつろいでらっしゃるのも作品で、実際子供達も遊んでいます。
酒井さんは何度か金沢21世紀美術館に足を運んでらっしゃるそうで、そのなかでもネトの作品が気に入っているそうです。きっとくつろげるような作品を御自身でつくられているからもあるのでしょうか・・・?
しかし酒井さんのすごいところはワークショップでつくった作品を家に帰って10数個つくってしまうそう!
バイタリティがあるというか、力がみなぎっているというか、酒井さんの作品であったり、性格に
あらわれている感じです。

第9回となりの晩ごはん(2)メニュー

2004-11-12 01:27:16 | 第9回:酒井さん宅
第9回のとなりの晩ごはんメニューは
富山(小矢部)ならではの料理がいっぱいでした。
ゆべす(金沢ではゆべし)、蕪のワイン煮、餃子、かぶら寿司(中身はさば)、子イカの煮物、
里芋の田楽、かまぼこ、ブリ大根、小松菜のじゅうれん和え、大根と水菜のサラダ、太巻き、ががいものあまから煮
という豪華なメニュー


ヤノベさんの横に座ってらっしゃる方がホストの酒井さん。その横には酒井さんの次女さん。陶芸をしてらっしゃるそうで、晩ごはんの器は娘さんのものだそうです。


またこの写真ではわかりづらいのですが、酒井さんや生徒の子供達は胸に赤いバッチをつけています。これはアトミックカフェというアメリカのドキュメンタリー映画の公開のときにつくったヤノベさんのグッズともいえるもので、今回皆このバッチをつけて出迎えてくれたのでした!

第9回となりの晩ごはん(1)

2004-11-12 01:10:29 | 第9回:酒井さん宅
一般応募しての初のとなりの晩ごはんとなった、第9回目のホストは富山県小矢部市の酒井さん宅。この日は直接大阪からいらしたヤノベさん。スタッフと一緒に高岡小矢部観光しながらのとなりの晩ごはんとなりました。

日時:11月12日(金曜日)
ホスト宅到着時間19:00すぐ晩ごはんタイム~20:00
帰宅時間    21:30

場所:小矢部市酒井安子さん宅
参加メンバー:ヤノベさん、原田さん、大場さん、村岡さん、金子さん(以下IMI)
酒井さん一家、酒井さんの書道教室の生徒さん約20名、クロダさん、ハセベさん

報告者:新谷
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今回のとなりの晩ごはんのホストである酒井さんは前衛書道家でもあり、自宅で書道教室をひらいてらっしゃる先生でもあります。「となりの晩ごはん」プロジェクトの事は新聞の記事をみてしったそうで、是非生徒さんにヤノベさんとふれあえる機会を!ということで応募して頂いたそうです。
はじめての一般応募して頂いたホストであることと、生徒さんがいっぱいいるということで緊張していたヤノベさん。お宅についてからはあかりから人影もおおく、ピアノの音が聞こえていました。
まずは酒井さんが生徒さんにヤノベさんを紹介。


酒井さんの生徒さんは小学生中学生、高校生の子供さんから主婦の方までたくさんいらっしゃいました。総勢20人余り。イベントではなく普通のお宅の晩ごはんの規模でここまでの人数ははじめて。みんなで机にならんでも並びきれないほど。

これでも後ろにまだ人がいっぱいいるんです。