けせらせら

何事もなるようになるさっ♪

怪獣オヘソン

2008年10月02日 | 日記
おっぱいのことを「アップゥー」と言い、新生児もビックリな回数の授乳を要求するりょーたん。
日中、もちろん夜中も毎日授乳の日々。

なっちんは直接母乳が飲めませんでした。
だから「母乳をあげたい!」tomyの思いは人より強かったのよね。

母乳を飲んでいるときの顔がものすごくかわいくて、ついついあげてしまって、1歳10ヶ月でもまだ卒乳できずにいます。

先週の木曜日、いつものように授乳しながらお昼寝をしたりょーたんが目覚めた後、寝室でりょーたんとなっちんが遊んでいるのを壁に寄りかかってぼーっと見ていたときのことです。

いつものようにりょーたんが「アップゥー!」とやってきました。
tomyのTシャツを当たり前のようにめくって、一人で勝手に飲んでいます。
手持ち無沙汰だったのか、左手でtomyのおなかの肉をブニッとつかんできました。

つかむなよーと思い、ふと自分のおなかをみたら、そりゃつかみたくなる肉だよねーっていうブヨブヨぶり。
両手でおへその横の腹の肉をつかみ、左右から中央のおへそに向かって肉を寄せてみました。
妊娠、出産後のおへそってものすごくダサいんだよね。
経験者にはおわかりかと思いますが、シワシワで張りのない、横広いヘソなのです。

そのおへそに左右の肉が寄ってくると、シワシワのお口みたいでした。
何気なく「フォッフォッフォッ・・・」と低い声で、腹話術のように音声をつけてみたんです。
そしたら!!!!!!
りょーたんがものすごーくビビッて、それはそれは恐ろしいものを見た!という形相で後ずさりしていきました。
その様子がとても面白かったので、何回もやってたら、怖がって逃げちゃいました。

その後、何事もなかったようにまたなっちんとが遊んでいましたが、しばらくして再び「アップゥー」と言いながらやってきました。
いつものようにTシャツをめくったら!そこにはtomyのおへそが!
その時のりょーたんの「?!?!?!?!?!」という必死な形相を忘れることができません(笑)
「ないない!」と言いながら、必死にめくったTシャツをさげ、授乳をあきらめたんです。

え?うそ!おへそで断乳できるの?!

よく「乳輪に怖い顔を書いた」とか、「からしを塗った」とかいう話は聞きますが、へそは聞いたことないぞ。

その日、それから後は夜寝るまで何度か「アップゥー」とtomyのところまでやってくるのですが、「オヘソンがいるよ」というとあきらめたんです。
すごいヘソ効果!

笑うのが寝かせつけの時。

夫とこどもたちと4人で寝室へ行き、いつものように寝る前のご本を読み、部屋の電気を豆電球にして、さぁ寝るよって時に事件が!
りょーたんに向かって「アップゥーだよ」と言いながらTシャツをまくったら、「ギャァァァァー!」と悲鳴のような大泣きをしながら夫に向かって必死で逃げていました。
オヘソン、どんだけ怖いんだよっ!(笑)

泣いちゃって仕方がないので、もう一度電気をつけて部屋を明るくし、おへそを腹巻で隠して、「ほら!オヘソンいないよ!」と言いました。
そのときのりょーたんの「ない!!(いない!の意味)」と言いながらの嬉しそうなピカピカの笑顔、これも忘れられません。

それ以来、今日で1週間。
なんと、日中の授乳をセーブすることに成功しています。
例えばお昼寝の時とか、今なら授乳してもいいなって時はおへそを隠し「オヘソン、いないよ」って言えばいいし、出先だったり、今は授乳より食事して欲しいというようなときはおへそを出して「今はいるよ」と言えばよいのです。
んーラクチン。

そのかわり・・・なのか、夜中の授乳がものすごく増えました。
飲みたいから?
それとも、安心したいから?
理由はよくわからないけど、今まで3回くらいだったのに、5・6回になっていて、睡眠には多少影響アリです。

まぁでも、まずは日中の授乳をやめて、それから夜中の授乳をやめればいいさ♪と思っているので頑張れるのですけどね。

数え切れないほど何度もオヘソンに助けられています。
だいぶ慣れたようで、日中はおへそを見ても泣くことはなくなりました。
それでもやっぱり怖いみたい。
苦笑いのような顔をして、あきらめています。

どうしても飲みたいときは「ない!ない!」とオヘソンがいませんように!という希望を述べながらやってきます。
またその様子がかわいいんだよねー。
でもやっぱりオヘソンがいたときの悲しそうな顔もかわいいのよね。

でもね、りょーたんもいろいろ考えているみたい。
おへそが見えないように、Tシャツを脇の方からそおっとめくってみたりとかしています(笑)

でも、tomyも負けてません。
フォッフォッフォッという怖い音声のほかに、腹筋を動かしてオヘソンが生きているように演出しています(笑)

いやぁ、いつか卒乳とは思っていたけどさ、時期が来てどうにかなるもんなんだねー。

って、そんなに怖がられているtomyのヘソって一体・・・