イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

ヌラーゲ、ネクロポリス巡り

2014年09月21日 | 日記
20日の土曜日は車でないと行くことが出来ない貴重な遺跡を廻ります。


・サン・ピエトロ・ディ・ソレス教会


・サン・ピエトロ・ディ・ソレス教会内部


・サン・ピエトロ・ディ・ソレス教会キヨストロ(中庭)

先ずは町からは遠く離れた丘の上に建つサン・ピエトロ・ディ・ソレス教会へと向かいます。ピサ・ロマネスク様式のファザードを持つ教会です。
普段は入ることが出来ないキオストロ(中庭)も見せて頂けました。



・サントゥ・アンティーネのヌラーゲ


・サントゥ・アンティーネのヌラーゲの3方の塔の一つ


・サントゥ・アンティーネのヌラーゲの塔を結ぶ内部通路


・サントゥ・アンティーネのヌラーゲの上部へ向かう階段

ヌラーゲは紀元前、青銅器時代から残るサルディーニャ特有の遺跡ですが、こちらのサントゥ・アンティーネも比較的保存状態が良い遺跡です。
中央の塔を中心に北、東、西にそれぞれ塔が建ち(現在は崩れて天井がありませんが)、全体ではほぼ三角形のレイアウトとなっています。それぞれの塔は内部通路でつながれるとともに、ヌラーゲの南側の入り口部分にあたる広場への近道も作られています。中央の塔は元々は3階建てだったようですが現在は2階部分までが残っており、内部の階段で登ることが出来るようになっています。



・サンタンドレア・ディ・プリウス遺跡


・サンタンドレア・ディ・プリウスのメイン部分の入口


・サンタンドレア・ディ・プリウスのメイン部分から奥へ2つ目の部屋


・サンタンドレア・ディ・プリウスのメイン部分から奥へ3つ目の部屋

サン・タンドレア・ディ・プリウスの遺跡はヌラーゲよりもさらに古い石器時代の人々の石をくり抜いて作ったネクロポリス(お墓の遺跡)です。
後にキリスト教の教会として転用されたために内部には古いフレスコ画が残っています。最初はビザンチン時代のも座アイクが描かれ、その後西方カソリックの教会としてその上にさらに新しいモザイクが描かれています。

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2 コメント

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時代の上書き (マンマ♪ )
2014-09-24 14:53:12
ずいぶん古い遺跡があったのですね。
それも保存状態がいいとか。

時代が変わっても、大昔のものを大事に使って来たのですね。

素晴らしい
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遺跡 (tomtom)
2014-09-24 20:12:48
マンマ♪さん
キリスト教の教会として転用されたものは特に保存状態が良いみたいですね。
ヌラーゲはサルディーニャ島以外では見ることのできない独特の遺跡ですが、全島で7000個ほどが現在でも残されているんだそうです。ただ、保存状態はピンからキリまでで、有名なものはかなり限られているみたいです。
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