イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

リスボン3日目…アラビダ半島へワイン試飲ツアー

2024年07月13日 | ポルトガル
リスボン3日目は、事前に日本から予約しておいたワイナリーツアーに参加しました。
 
先ずはヨーロッパ最長(17km)のバスコ・ダ・ガマ橋を通ってリスボンとはテージョ川を挟んで向かい側の
アラビダ半島へと向かいます。
 
■パルメラ城
パルメラという町の南の高台に残るパルメラ城に立ち寄ります。
 
・パルメラ城
ポルトガルがイスラム帝国の支配下にあった8~9世紀頃にムーア人によって建てられた城を、12世紀になって
アフォンソ1世が奪還して大規模な拡張を行っています。
 
・パルメラ城からの眺め
高台にあるパルメラ城からは四方の風景が良く見渡せます。
 
■ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ(Jose Maria da Fonseca)ワイナリー
セトゥーバルにある、834年創業以来100%家族経営が続くワイナリーです。
 
・ワイナリーの建屋正面
 
・建屋の裏に広がるブドウ畑
ワイナリーが所有する畑のほんの一部です。
 
・ブドウ畑の中を通る通路に実る白ブドウ
 
・ワインの貯蔵、熟成のための樽
写真では明るく写っていますが、実際にはかなり暗い所で樽にはたくさんのクモの巣がはっています。ガイドの方の説明では
有害な昆虫類をクモが捕えてくれ、さらにそのクモを蝙蝠が食べるという自然のシステムが出来ているそうです。
 
・試飲した2種類のワイン
 
・PERIQUITA RESERVA(赤ワイン)
 
・ALAMBRE(白ワイン)
主力の白ワインはモスカテル(マスカット)を使って作る酒精強化ワインとなっています。
 
■セジンブラ
アラビダ半島の南岸にある観光と漁業の街です。最初のワイナリー見学の後、昼食を取るためにやって来ました。
1時間半の休憩時間の中で、各自それそれに昼食を取ります。昼食の内容は食事編でご紹介しますが、ポルトガルや
イタリアでのあるあるで、1時間もあれば食事も余裕だというのは大間違い、特に食べ終わった後、支払するまでに
ずいぶんと時間が掛かることが多いんです。そんなわけで休憩時間も残り5分で、車に戻りながらちょっとだけ
セジンブラの景色を撮影しました。
 
 
・セジンブラの海岸
街中を水着で歩いている人をしょっちゅう見かけるほど、海辺の砂浜で寛いでいる人が多かったです。
 
■キンタ デ アルクベ(QUINTA de ALCUBE)ワイナリー
アラビダ山脈自然公園の中にあるワイナリーです。
 
・入口へと続く樹々のトンネル
何だかトトロに出てきそうな樹々のトンネルを抜けてワイナリーへと向かいます。こちらではツアーは無いので、
すぐにワインテイスティングが始まりました。
 
 
・白ワイン
リゲイロという土着のブドウを使っています。
 
 
・白ワイン
シャルドネとアルバニーリョの2種のブドウを使っています。
 
 
・赤ワイン
こちらは葡萄の種類が分かりませんでした。
 
 
・赤ワイン
カステラオン(?)という土着のブドウを使っています。
 
何しろこのワイナリーの周りでは国際品種(シャルドネ、ピノノワール、シラー等)と土着品種をたくさん育てているのが
車でワイナリーに向かう途中にも見ることが出来ました。
 
 
・デザートワイン
複数(全種とも聞いた気がする)のブドウから作る甘口のデザートワインです。酒精強化タイプでは無いようです。
 
■クリスト・レイ
 
・クリスト・レイ
ワインの試飲を終えてリスボンに戻る途中で立ち寄りました。行に通ったバスコ・ダ・ガマ橋とは別の4月25日橋のたもとに
立つ巨大なキリストの像です。同じポルトガル語圏にブラジルのリオデジャネイロにも有名なものがありますね。
 
・4月25日橋
長さ2300mほどの2段の橋で上側が6車線道路、下側は鉄道の線路となっています。ちなみに橋の名前は当初独裁者の
サラザールにちなんでサラザール橋と呼ばれていたものが、1974年4月25日のカーネーション革命で独裁者を倒したことから
命名されたとのことです。

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