踊る大捜査線2への疑問
この前やっていた映画 『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 』 (長いタイトルやなぁ~)見させてもらった、 が、1で織田裕二演じる青島俊作が犯人の母から左わき腹を刺されたように、2でも深津絵里演じる恩田すみれが犯人から背中から左胸を拳銃で撃たれるのだが、この演出ってこのシリーズのパターンなのである。テレビシリーズでは真下正義(ユースケ・サンタマリア)が拳銃で撃たれたように、これを契機として、あるいは山場として見ている人を悲しみに追いやるという演出をするのが定説・恒例なのです。これからもこのシリーズは続いて行く気配であるが、この演出から類推していくと、こんどは柏木雪乃(水野美紀)が怪我をしそうである。なんだかベタな進行をしていく映画とも言えそうなのであるが。
この演出のことは他に置いといて、私が気になるのは
「なぜ、恩田すみれが銃撃された時にSAT(警視庁特殊急襲部隊)は犯人を狙撃しなかったのか?」
ということである。 SAT(叛乱オンラインから)
確かに、SATが指揮官に犯人狙撃の命令を請うのは適正な行為であるが、しかし、恩田すみれが銃撃を受けた時点で、犯人を狙撃するのは「正当防衛」や「公務執行妨害」を理由に許される行為だと思うが。しかも、犯人を拳銃所持のまま逃走を見逃しているのは、それこそ警察の「失態」になるのではないか?と思うのである。正直言って映画とは言え、笑止千万なのである。この件では沖田仁美(真矢みき)を責めるのもどうかと思うのである。
とはいえ、このシリーズが嫌いというわけではないのだが…
確かにこの作品での女性管理官の扱い、
「彼女だけを責めるのって、どうなんだ?」
ってとこは色々とありますよねー。。
リーダーとしての資質に問題があったのは、
確かではありますが。。