キリンカップ観戦記

昨日、豊田スタジアムまでコートジボワール戦を観に行って参りました☆
結果はご存じのとおり、１－０で勝ったわけですが…↓

日本、コートジボワールに勝つ サッカーキリンカップ(共同通信) - goo ニュース

昨日は午後から降り始めた雨が夕方に向かって次第に強くなり、試合が開始してからも弱まることなく降り続いていたので、本当に選手（とアウェー側ゴール裏の観客の方々）は大変だったと思います。皆さん、おつかれさまでした

私はバックスタンド２Fホーム側（ややゴール寄り）の最後列通路ぎわで観戦しました。これがなかなか良い席で、前半は長友、後半は松井→香川がばっちり見えてニコニコでした

日本代表は、４－４－２で、2トップは玉田－大久保というシステムだったようですが、現地で見ていると、４－２－３－１に見えました。玉田が1トップで大久保がトップ下のように見えていたのです。そして、左右のウイングは左に松井、右に遠藤だったそうですが、試合中は、ほとんど彼らの位置は入れ替わっていましたね特に前半はそうだったのですが、それだけ、どの選手も運動量が凄かったのだと思います。まあ、その分後半はみんな疲れちゃったってことだったんでしょうが…

前半は、とにかく、シンプルに速くつなぐということができていて、今までの代表とは一味違う攻撃のパターンが何度か見られたのが印象的でした
たとえば、外れはしたものの、6分の左サイドを上がっていった闘莉王→玉田（大久保だったかも？）→長友→大久保シュート！とか…

そして、21分の今野→長谷部→玉田ゴール！！！
長谷部のクロスも良かったですが、これは大久保の動きも素晴らしかったですね完全に相手のディフェンスを引きつけて、玉田がフリーになっていましたし。玉田も、地元でゴール決められて良かったですよね～

しかし、今回の日本代表はよく動いてたな～と思います。
大久保、松井、長谷部もそうですが、何より長友！！すごい走ってますよ
長友は小柄なので、今回の相手は体が大きく手足が長い分、ディフェンスにおいてはやや競り負けているところはあったのですが、しかし、よく走るわ。あっという間に左を駆け上がって攻撃に参加し、相手の攻撃に移るや否やあっという間に戻って守備に参加、という…
左SBの人材不足に悩んできた代表にとっては、まさしく救世主ですね。安田（理）もケガで出られないわけですし、当分は長友が左SBとして定着するものと思われます。

そして、長谷部と大久保
長谷部は、球際での競り合いに負けない感じがあったし、大久保も、縦横無尽の動きでボールを追っていく感じでとても良かった
大久保は、目の前でボール奪ってくるっと反転して相手を抜く！！という鮮やかなプレーも見られたし、改めて代表に欠かせない選手だと思いました。あとは、得点ですかね

運動量とポジショニングの点では松井も良く動いていたのですが、ちょっと、見せ場がなかったかな…でも、こちらも1対1の際、フェイントで軽やかに相手を抜くという素晴らしいプレーを目の前で見ることができました

後半は、疲れもあるのか、だんだんコートジボアールに攻め込まれるようになり、失速気味だったのが残念でした
香川も、出場は果たしたけれど、見せ場は作れませんでしたね…
まあ、まだまだこれからの選手なので、ここからまた経験を積んでいってほしいと思います

いずれにしても、前半のような速いパス回しからのシンプルな攻撃が、90分を通してできるようになるのが理想だと思います。

何より、「運動量」というのは強いサッカーのカギなのだな、と思った試合でした