真っ暗な闇が広がっていた
神(わたし)は、この闇を自分の思うような世界に変えたいと考えた
何もかも知っていた、だからその世界のつくり方も知っていた
けれど、自分だけではつくれないことも知っていた
なぜなら、その世界ではすべてのものは、お互いに助け合いながらでなければ存在できないことも、知っていた
だから、いのちをつくろう
そして真っ黒な闇の中から、光を発して、闇を終わらせ
神(わたし)の思うような世界をつくろう
いのちの核に、神(わたし)の御霊みたまをひとつ分けて入れておこう、分霊わけみたまとして
分霊からチカラを発して、からだをつくるために
分霊から導こう、いのちがどうやって生きるか迷った時に
分霊は、時に直日霊なおひのみたまとも呼ばれるだろう
からだが、健やかではなくなった時、それを直すから
こころが、汚れ、曇った時、それを直すから
カタカムナウタヒ 第五首
ヒフミヨイ マワリテ メクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ
真っ暗な闇に
一 神さまから分けられたひとつの霊ひがやってきて
二 ふたつに分かれ
三 三つ巴ともえになって、ぐるぐる回って
四 良い、良いと、この世よに
五 命いを現した、だから、真っ暗な闇に、とき・ところが生まれて
六 前・後・左・右・上・下にと、六方向に広がった
七 何なども、何ども
八 極限やまできたけれど、末広がり、まだまだ栄えて
九 くりかえし
十 重となり合って、十とうとうでき上がり、位が上がって、新しい段階へむかう
だから、いのちをつくった
そして真っ黒な闇の中から、光を発して、闇を終わらせ
神(わたし)の思うような世界をつくるため
神(わたし)と同じ御霊を持たせた
光、光、光、
いのち、いのち、いのち
それは、みんな神(わたし)のかわいい子供たち
思い出してほしい、あなたも、あなたも、あなたも
みんな神(わたし)のかわいい子供たちということを
カタカムナ参考書籍
宇野多美恵解釈・総集編
日本の上古代文明とカタカムナウタヒ (第一巻~第三巻) 潜象物理学会