自動書記には、非常に高い集中が必要になってきた、2024年4月14日の午前中に、諏訪神社にどんなことでも良いから、打開策のアドバイスをいただこうと詣でた、必死に祈願した、あるお言葉を賜った感じがした
そして就寝前、何かした覚えはないが、「バサッ」と突然積んであった本から、一冊だけが落ちた、私は、はっとして、「もしや?」とふと感じた、本は開いた状態で開いたページを下に落ちていた
「このページを読みなさい」と言われている気がして、開いたままを崩さぬようそっと拾って、読み始めてみる、それが以下の部分である
プロフィール
19歳から合氣道開祖・植芝盛平師に師事。戦後、中村天風師に師事。
先生 藤平光一 | 心身統一合氣道会 | 心身統一合氣道会 | 合氣道, 合気道
氣の呼吸法 著者 籐平光一 株式会社幻冬舎
より敬意を持って引用させていただく
p122
相手の心を動かせば、体もそれについていく。これはふだんの生活でもそうであろう。カずくで強制すれば、たいてい、相手に拒絶される。ところが、相手が氣持ちのいいように心を導けば、どんなことでも聞いてくれる。子供を育てるのも、亭主の操縦も同じことである。
かんじんなことは、氣を察知することである。多くの人は、体ばかりを見て相手の発する氣を見ていない。どんな場合でもそうだが、まず心が動き、氣が先に来ている。
ピストルを撃つ場合も、最初に擊っという氣が起きて、その指令が指先に伝わって引き金を引く。つまり、氣が起きなければ弾は出ない。したがって、銃口を向けられたときも、氣を見ていれば、次に自分がどう動いたらいいかわかってくる。だが、弾が出る瞬間を見ていたのでは、撃たれてしまう。
私が黒瀬川と対戦したときも同じである。氣が起きて、黑瀬川が自分を投げ飛ばそうと思っているのを見ていたからこそ、その氣が来たとき、私には動くだけの余裕があった。ところが、黒瀬川のすばやい体の動きだけを見ていたら、とても彼の動きに合わせることなどできない。動こうにも、すでに彼に体当たりされ、私は吹き飛ばされてしまったろう。
では、その氣を見るにはどうしたらいいのか。
これは心身統一ができれば自然に感じるようになる。本当にリラックスしていれば、相手の心の動き、氣の動きがよくわかる。体に力を入れたり、頭でいろいろ考えたりしていては、相手の心などわかりようがない。湖面がしずまっていると、月が月として映り、鳥が鳥として映る。これと同じように人間の心もしずまっていれば、相手の心が映るようにできているのである。この意味からも、心身統一の四大原則をしっかりマスタ ーしていただきたい。
氣の呼吸法 著者 籐平光一 株式会社幻冬舎
より敬意を持って引用させていただく
p75 3行
私は誰でも心身統一をできる方法として、「心身統一の四大原則」をまとめました。
この四大原則は天地自然と一体になるための具体的な方法であり、四大原則そのものが目標ではありません。
心身統一の四大原則
ー、臍下せいかの一点に心をしずめ統一する
二、全身の力を完全に抜く
三、身体の総すべての部分の重みを、その最下部におく
四、氣を出す
これらはちょうど、山の頂に至る、異なる四つの登り道に似ています。どの道を登っても山頂に至ることは間違いありません。したがって、四大原則はどれか一つを行えば、他の三つを満たしているのです。一度に二つ、三つ行う必要はありません。
「人間の心もしずまっていれば
相手の心が映るようにできているのである。」
心身統一状態の集中、さらに、集中・・・極限まで集中
集中に始まって、到達点も集中で終わる
極限の深度に留まり続ける
難しい理屈はない、ただそれだけ
師匠のお言葉を確実に受信するにはこれだ!!と思った