ハートの日記

ビビりまくりながら2012年年末を迎えたくないのでやれるだけやったろうと思います。

息子と鬼の話

2011-01-14 13:50:52 | 妊娠出産育児
ダメだよと注意して「わかった」と力強い返事があったにもかかわらず
何度も何度も同じことを注意しなくてはならない毎日です。
例えば病院ではふざけてはならないとか
レストランで「う○こ」なんて叫んじゃだめとかそういったようなことです。

自分の好きな食べ物が出てきたらそのときに食いだめすりゃいいやと思っているのか
息子は野菜や好きじゃない献立をスルーします。
ごく限られたものしか喜んで食べないので、料理が憂鬱です。
やつは嫌いな食べ物が出てくると箸でもてあそんだりします。

その他もろもろありましてこの世をなめてかかっている息子にイラっときた私は
かねてから「鬼に連れて行かれるよ」という話をしてはいたのですが
ちょっとリアルに迫ってみました。

だめっつうことを続けていると仕方ないから夜君を外に出さねばならない。
すると鬼が君を連れ去りにくる。
連れ去られたらそこは鬼のみがうようよいるところで君は鬼の世話をしなくてはならない。
鬼がお腹すいたといったらご飯を用意したり、
おうちのお掃除をしてあげたり、
鬼の居心地の良いようにしてあげなくてはならない。
でももしも君の働きがいまひとつで鬼を満足させることができないと
鬼の怒りを買い
鬼は君をなぐったりけったりする。
鬼を満足させられるようになるまでそれは続く。
それでもいいんだな。

(夫も巻き込み)仕方ないから一度鬼のところにやっぱりやったほうがいいかしら。
などと寸劇を演じたり。

息子は「鬼に連れて行かれさせないで」とないて懇願いたしました。
ちょっとトラウマったか?

でもさ、ほんと、あいつはこの世をなめてんだよね。
畏れ多いと思うものが身近に全くないじゃないか。
お父さんもいつもやさしく遊んでくれるし、
お母さんはたまにキイキイ機嫌悪くなる程度だからスルーできるし。
かみさまもいるんだかいないんだかって感じてそうだし。

で、もう一押し。
夜の真っ暗なお空には黒い船が浮かんでるんだ。
鬼はそのなかにうようよいて、
暗い夜に外をウロウロしている子どもをさらっていくんだ。
だからあまり悪い子だと君を夜外に出すしかないんだ。
と教えてやりました。

夜外歩いたらしがみつきながらついてきました。

これって言葉の虐待っすか?
こわがらせすぎちゃった?
われながらかなりリアルな設定つけちゃったよな。
と、ちょっと反省してたんだ・・・。

翌朝、着替えもせずにテレビつけろとかほざいてくるので
「夜お外に出しちゃうよ」
といったら
鼻歌交じりに「♪やーだよー♪」と言ってました。
ぜんぜんこたえてねえやこいつ。


最新の画像もっと見る