二日目 最後のお参りは
埼玉県比企郡ときがわ町 第9番・慈光寺より
45分程 一般道を 東に走り
東松山市岩殿 大東文化大学のバス停留所の傍に
第10番 岩殿山・正法寺の バス駐車場があり
お寺に行く 歩行者専用の トンネルをくぐると
直ぐに 裏参道から境内に 入ります
少し 歩くと 左手に 観音堂があり
3年前は 観音堂へ お参りしただけで
バス駐車場へと 引き返したので
残念ながら 少し離れた場所にあるの楼堂や
石段下の仁王門などを
見ることが 出来なかったので
今回 参拝前 先達さんに 仁王門を見たい と
お願い していたので
トンネルを通り 境内に入ったところから
観音堂へは 行かず 右手の 横道を通り 仁王門へ
下っていくと 仁王門の横にも 山門があり
本堂や 納経所を 横目が見ながら
石段の上に 仁王門が 見えています
「巖殿山」と 奥に「施無畏」の 2種類の扁額が 掲げてあります
仁王像は 紫外線カットのガラスで 囲ってあります
かっては運慶作の仁王像が立っていたのが
江戸時代に消失 現在は文化年間(1804~18)に再建されたものとか
朱色の鮮やかな 阿吽の立派な仁王像です
仁王門をくぐって 坂道を下って来た分
観音堂へと 石段を上ります
石段を上りきり 振り返ると 仁王門と
かっては 参道沿いに 60余りの僧坊 と
参拝者の為の宿泊施設や飲食店が軒を連ねていた
往時を偲べる 表参道の 風景が 望めました
石段を登り切った 右手 奥に
元禄15年(1702)建立の 草葺き屋根の鐘楼堂
銅鐘は 1322年の 鋳造で
豊臣秀吉が関東攻めの際に 陣中を引きずり傷が
ついているそうです
鐘楼堂の 横からも 真っ直ぐな 表参道が 見ます
石段上の 境内には
宗派・真言宗智山派 本尊・千手観世音
開基・逸海上人 創建・養老2年(718)
鎌倉時代には 北条政子が 守り本尊として
源頼朝の命により 比企能員が再興
室町時代や江戸時代には 大いに栄えたお寺だったようです
たびたび 火災に見舞われ
明治12年(1879)に白子村から 移築された観音堂
あちこちの観音巡拝記念にと 収めれた
可愛い鐘楼が ローソク立ての前に
観音堂前の 左手に 薬師堂あり
寅年御開帳 で 薬師如来像を 拝顔することが できました
観音堂の横にある 算額堂
薬師堂 や 算額堂の 奥の岩壁に並ぶ 石仏群
周りに釈迦四大聖地のお砂踏みが出来る
十三重の石塔
グルッと回って お砂踏みを終え
二日目 六ヵ寺の お参りも 無事終了
バスで一時間程 東に走り
2泊目は埼玉県羽生市の JR羽生駅の近く
ルートイングランティア羽生 SPA RESORT で
2泊します
続きは明日に (*^-^*)ノ~~マタネー