空気清浄機の光クリエール(ダイキン製)の赤外線リモコンがおかしい、というので、修理。
まず、発光側は、自作の赤外線受光器でコードがちゃんと出ているかどうかは不明だが、とりあえず発光しているようなので、まぁ、大丈夫だろうということで、装置本体側、受光部側を点検。
製造年を見ると99年、つまり1999とある。20年選手ですね。一度サポートに連絡して、消耗品(イオン化線とか)を交換した覚えがあります。
今回もサクッと分解してホコリを清掃し、制御部分を引っ張り出します。分解そのものは裏の4本のネジと、前蓋を開けて、フィルタを取り外した下側に2本、正面下のコントロールパネルの取り外しに2本で全バラできます。内部には高圧発生部分があるので、必ず電源ケーブルは抜いてから。
正面下のコントロールパネルは、ネジを2本外したら、底面側で引っ掛けてあるので、それを外すと簡単に外れます。
この基板です。中央上の黒い四角いのが赤外線受光部です。回路を追うと、基板上のシルクでいうと、GはGND、Oは信号OUT、Iは電源(5V)です。念の為に信号OUTを以前作った簡易オシロで確認。写真を取り忘れましたが、正常に動くこともありますが、赤外線の入力がなくてもバタバタ信号が0V、5V暴れる、5V(信号なし)でノイズが乗る、というように明らかに不良です。これを手持ちの赤外線受光モジュール(トイレのリモコン受光部の交換の記事を参照)と交換。
足がGNDと信号OUTが逆(トイレの修理も同様、逆でした)なので、足を入れ替えてはんだ付け、動作確認して完了です。
赤外線受光モジュール、そんなに壊れるものとは思っていませんでしたが、こうやって見ると結構壊れるものなのですね。
光触媒フィルタもネットで探してみたらまだ入手できるようです。ダイキンさんはこういう保守品もきちんと流通させてくれているので嬉しいです。我が家ではダイキン製品は、エアコン、エコキュートなども使っていてダイキンファンです。
最後に、お決まりですが、本記事は自身の備忘録です。家電製品の分解、修理等をすすめるものではありません。特に本装置は内部に高圧(3kV)部分があります。もし、本稿を参照して分解、修理する場合はご自分の責任、判断でお願いします。
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