おもちゃ、家電、もろもろの修理の足跡と備忘録

色々と忘れるので、趣味のメモ

湿度が測りたくなって、AHT25を追加した

2023-01-07 17:58:34 | ESP8266DEVkitで遊ぶ

【左がBMP280、右がAHT25】
随分経ちますが以前、BMP280で気圧と気温を計測できるようにしました。
この巣ごもり中に雨の日などに浴室に乾燥機を入れて洗濯物を乾かすわけですが、一体湿度はどう変化しているのだろう、と気になり、年末年始のお休みに湿度を測れるようにセンサを加えて計測できるようにしてみました。

BMP280(もともとBME280を買ったつもりがBMP280が届いた、、BME280は気圧、気温、湿度が計測できるが、BMPは湿度が計測できない)には湿度計測機能が無いので、BME280を買い直すのが一番てっとり速いのでしょうが、秋月のお買い物ついでに、AHT25という温度、湿度計測センサがあったのでポチってしまいました。
で、お正月のお休みにこいつをBMP280と一緒に動かして計測できるようにしました。

方針:
・BMP280で計測していた物にAHT25を同じI2Cの系に入れて計測する
・開発環境はLUA5.1 on ESP8266を使う

ということにしました。
色々と途中ではまりましたが、なんとか動くようにできました。
ハマったところは
・BIT演算したかったのに、LUAはv5.3から整数演算とができるようになったようだが、https://nodemcu-build.com/ で作れるのはこれまでのv5.1のみ。仕方ないので、やりたいBIT演算ができるようにLUAで作る
・BME280(BMP280)のライブラリが新しい環境に移行し始めていて、そのうち使えなくなるよ、と都度言ってくるので、他の人のを参考に載せ替えた
・載せ替えたりコードを追加したりしているうちにfileから起動するとメモリが足りないとおっしゃる
などなどいろいろありましたが、とりあえず動く様にしました。以下が結果です。
左上が、これまでのBMP280の気圧と気温。
右上が、今回のATH25の気圧と湿度。
左下が、BMP280とAHT25の気温。

右上で温度、湿度が最後に急激に上がっているのは、写真を取るために場所を移動したので、その影響です。気にしないで下さい。
グラフは、室内設置で、5分間隔で300ポイント(25時間分)になります。
・気温が急に上下しているところは、窓を開けたところで、湿度が急激に下る(外気のほうが湿度が低い)ことが見て取れます。
・想定外なのは、BMP280とAHT25の気温は、ほぼ平行ですが、急激な気温の変化に対してはBMP280のほうが俊敏。両者の写真を見ると、どう見てもBMP280のほうがベースが大きいので比熱が高いと思いきや、逆なんですね。
ちなみに、BMP280は何度とっても数値は安定していましたが、AHT25は取るたびに数値が荒れるので、10回連続取得したものの平均値を取っています。このあたりになにか影響があるのか無いのか。とりあえず、細かいので放置しました。

【最後の40ポイント(200分)のトレンド15:00の所の変化に注目】
ということで、今度雨が降ったら(関東は年末から全然雨が降っていません、、)湿度のトレンドを取ってみたいと思います。