[2024/2/25 10:00追記あり]
とりあえず自作アダプタ経由で太陽光発電電力量のモニタができるようになったので、電力会社への売買電力量と一緒に見ることができるようにしてみました。上記はその概念図です。
電力会社との売買電力量は、電力計に備わっているいわゆるBルート、というやつを使って、NatureさんのRemo E lite経由でNatureさんのサーバへデータが送られて溜まっています。このデータは通常、専用のスマホのアプリ経由で見ることができます。
太陽光発電電力量は、今回作成した自作のアダプタ経由でAmbientさんのサーバへ送られ、作成したグラフをWEB経由で見ることができます。
で、今回この両者のデータを一緒に見るために、Googleさんの力を借りました。両者はどちらもWEB経由でデータがやり取りできるAPIを用意してくれていて、そんなに手をかけずにデータを抜いてくることができました。また両者はそれぞれデータを蓄積してくれていて、今回は売買電力と発電電力の状況を見たいだけなので、データをDBに入れるとか、きちんと確保することは考えないことしました。
GASでの仕組みの概要は、GASのタイマ起動機能を使って1分間隔で両者から最新データを取ってきて、Google Spreadsheetへ書き込み、それをグラフにして公開、という流れです。気をつけることはGoogle Spreadsheetは最大書き込みセル数(1000万セルだったか、、)があって、それを超過するとエラーになります。以前、Nature Remo E liteのデータを入れていたら、それに引っかかってエラーが山程(1分に1回やっていたので、それなりに、、、)来てびっくりしました。それも考慮する必要があります。
現在は、午前0時に列を追加するようにしていて、それをグラフ化しています。つまり、午前0時から23時59分までのグラフを見えるようにしてあります。
この状態が出来上がってから天気が良くないので、今度良い日(発電が十分されている日)のデータがあったらここに貼りたいと思っています。
青は、売買電力量(プラスが買電、マイナスが売電)、赤は太陽光発電量(発電方向がマイナス)です。青は、発電量を相殺、差し引いたデータのグラフになります。
さて、今度はEchoNetでも調べてみますかね。
<以下、2024/2/25に追記>
昨日久しぶりに晴れたので一日分を貼りました。青が買電力(+)、赤が太陽光発電電力のそれぞれ瞬時値です。我が家での実際の家電製品等での合計消費電力は青線と赤線の差分となります。
0時から4時くらいまでの1kW位の二山(後ろは良くわからないですが、それくらいしかない、、)は多分エコキュートです。4時すぎの500W位の凸凹は多分洗濯機。6時半前に太陽光発電を始めています。8時前のピークは、200V系エアコンと調理器具の消費ですね。ちなみ我が家はオール電化です。
青線をたどると8時位に売電(マイナス)に切り替わって、10時から13時位まで買電量が下がっているのは、エコキュートの「昼間シフト」機能で追加で沸き上がっています。朝の湯量を見てみましたが、350Lとなっていたので、昼間に沸き上げる制御なのでしょうね。100%を昼間に沸き上げる制御ではない(天気を信用していない、、、)という感じでしょうか。ちなみに昼間はでかけていたので昼食に関わる電力消費はないです。14時位にも買電量が下がっていますが、これは私がエコキュートの追加での沸き上げをしたものです。沸き上げ指示をした時点で湯量は500Lと表示されていました。23時からの1.5kW位はこれも多分エコキュートだと思います。エコキュートは低電力(多分1kW)での沸き上げ設定をしているのですが、多分それじゃ朝までに沸き上がらないと判断して1.5kWにしたのだと思います。1.5kWでの運転は私は初めて見ました。ちなみに今日は朝から雨予想だったので「昼間シフト」設定は解除してました。
この数日寒い(と言っても最低は+ですが)のと、娘が子供を連れて遊びに来ているので消費人数が多い状態なので、エコキュートも結構稼働しているようです。
現在は、前夜に明日の天気予報や日射量予測を見て「昼間シフト」の設定をマニュアルで設定していますが、究極は自動運用をしたいと思っています。(いくつの会社からこの手のサービスが始まってますね、、、)
ということで、まだやることあります、、。まぁ、暇つぶしと趣味の延長なので悩みながら、楽しみながら進めて行こうと思っています。