排気型の24時間換気扇(10cmΦのパイプ型)のシールドベアリング(ミニチュアベアリング)の交換をしましたが、その時にベアリング屋さんに教えてもらった、ベアリングのメインテナンスについてメモを残しておきます。
・ベアリングは消耗品。
・理想的には定期的に、異音がする前に交換するべき。
・シールドベアリングの中には粘度の高いグリスが封入されていて、回転することで発熱してその温度でグリスが溶けて潤滑する。
・メインテナンスで外部からスプレー式のグリス(CRC-556とか、ですかね)などをかけると、中のグリスが早く溶け出してしまい寿命が短くなる、通常は注油はしていけない。
・すでに異音がしている場合の応急処置的としては、モリブデン系の方が良い。
・異音がしているときにはすでにベアリングの内側等に傷がついてしまっているので、洗浄や再グリスしてもだめ。大きなトラブル(焼付き、軸曲がり)になる前に交換する。
うちの場合、今回の人感センサ付き強弱機能のついた排気型の24時間換気扇は12年前後で、他の吸気型の24時間換気扇は、10年前後で異音がしてきたような気がします。吸気型の換気扇は各部屋にあって、これにはスイッチが付いているので、異音がしだしたら止めちゃっているので、結構な数の吸気型の換気扇は止まったままになっています、、、。
24時間換気扇は、新建材のガス?を排出するためのものと聞いているので、トイレとかお風呂、脱衣所のような匂いとか湿気が多いところ以外は、10年も経ったら必要無いのかもしれません。