年末以来の多くのご依頼品にはいくつかの特徴があります。
・色々な意味(多岐に渡るので割愛します)で「思い出深いお品物」
・他店でアッサリ断られたお品物
・修理をしたいと考えていたが、どこに依頼すればいいのか不明だった、お品物
このような事とは別に機械的な特徴も見えてきました。
「SEIKO社製品が非常に多い」ってことです。
当店は西武新宿線「上石神井駅」が最寄り駅ですが、少し先に「田無駅」があり、そこにはシチズンの工場があります。ですので西武新宿線沿線にはシチズン関係者が多く在住していることから、当店でのシチズン商品の販売は動向が良くなく残念ながら「シチズン社製品」の取り扱いを減らし軸足を「セイコー社製品」に移している経緯もあります。
修理品に関しても前述同様にシチズン関係者さんは直接依頼されるようで少ない印象あります。
が今回の新聞掲載においてはありがたいことに、都内各所からご依頼があり、忙しくさせて頂いておりますが、改めて依頼品を確認すると、「SEIKO社製品」が圧倒的に多いのです。
今までの国内流通量の違いくらいしか説明出来ません・・・
そのような中での今日の修理品は
セイコークオーツ 4130です。
クオーツ販売初期のお品物です。かなり年代物ですが、程度は良い状態です
ムーブメントには、ガードするためのカバー
時間調整する緩急針があったり非常に昔のお品物です。
お預かり時にも「修理してみないと出来る出来ないが不明ですね、スイマセン」とどうしても経年考慮すると弱気になってしまうお品物です。
これから修理します
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