電池交換作業時に、入っていた電池に「異常が無いかどうか」は必ず確認しています。
今回外した電池はうっすら被膜のようなものが見受けられ、液体が乾燥したようにも見えなくは無いですが、大きな違和感は感じませんでした。
電池外した様子を見ると
電池の入っていた部分に汚れのようなもの・・・
更に拡大して確認すると
歯車の変色が見受けられます。
電池自体の変化はあまりないモノの歯車への影響は顕著です。
原因は液漏れで間違いないかと。
ピンポイントで液漏れを起こし、その液体が歯車部へのダメージとなりました。
このままでは時計としての使用は難しいと判断します。
最低限の作業としては「歯車の交換」は必須
出来ることなら分解掃除もおススメしたい所です。