トミアキ春夏秋冬

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小さな命・大切な命

2016年01月08日 | 日記

また新しい年が始まりました。 

暖かで、雪が少ない年末年始でした。

新しい年を迎えて間もなく…

この世に生を受けて10か月の小さな命をお送りいたしました。

ご両親の悲しみに対して、私たちは何も言葉が見つかりません。

なんと声をかけて良いのか… 

そっと悲しみに寄り添うこと…

お気持ちに添うかたちで葬儀を滞りなく行うこと…

私たちにできることはそれくらいでしょうか…

大切に育んできた小さな命をなくされた悲しみ…

その悲しみは ご両親の立場になってみないとわからないのではないでしょうか

病院では、ハロウィンやクリスマスを過ごされ

ICUではとてもかわいいしぐさでアイドルだったそうです。

御遺影写真はにっこりほほえまれたかわいらしいお写真でした。

まるで天使のようでした。

人は誰もが この世に生を受けたら必ず命の終わりは訪れるけれど

みんな 誰かに思われて、大切にされて、一生懸命に生きている…

だから命は重たくて尊いですね。

「うんとがんばったからゆっくりやすんでね」と

お母さんは声を掛けられました。

 

  

 

 

また数日後…今度は50代のお母さんのご葬儀がありました。

この若さで… 

まだこれからというときに…

子供さん方も大人になって

これから御主人と少しゆっくりとした時間を過ごせたら…と

そんな時に御病気になってしまいました。

素敵な娘さん方はお母さんが大好きでした。

いつもいつも愛する家族のためにおいしい御飯を作ってくださいました。

鼻歌を歌いながら楽しそうにお料理していたお母さん。

もうすぐお孫さんも抱っこできるはずでした。

ロビーには娘さんたちが 大好きなお母さんのために

お気に入りの写真を額に入れて 手作りの思い出コーナーを設けました。

御主人を支え、大切に子供さん達を育て、

御家族にたくさんの愛情を注ぎ、家族を愛し、家族に愛されて

尊い御生涯をとじられたお母さん…

お別れはとってもつらいですね。

いっぱい、いっぱい泣いたっていいんです。

涙枯れるまで泣きましょう。

時間というお薬が少しずつ悲しみをいやしてくれるのではないでしょうか…

そしてお母さんは愛した人の心の中に

ずっとずっと生き続けていることでしょう。