先日、会社役員をなさっていた方の御葬儀がございました。
昨年の暮れまでは、病と付き合いながらお仕事をされていらっしゃいました。
いつもスーツをバリっと着こなし、
ダンディで、さっそうとお仕事されていらっしゃいました。
仕事では常にお客様の立場になって考えてくださる方でした。
まだまだお若いです… 若すぎます…
誰もが訃報に耳をうたがい信じられない思いでした。
お花がお好きだった故人…
お花を育てては、「咲いてくれてありがとう」などと
植物に話しかけては水をやり育てていました。
そこで、スタッフはお花の祭壇(生花祭壇)をご提案いたしました
お供えの生花もたくさんあがりました。
ご家庭ではお優しいお父様、
困っているといつも助けて下さったお父様。
お孫様方にとりましては、お優しいおじいちゃん。
奥様との思い出のお写真や、毎年行かれた家族旅行でのお写真も
思い出コーナーとしてロビーに展示いたしました。
お子様方は、「休日にお父様が作ってくれた卵焼きの味が
おいしくて忘れられません」とおっしゃっていました。
バリバリと仕事をこなす仕事人でもあったけれど
御家族で過ごす時間もとても大切にしていらした素敵なお父様
家族を愛し、家族に愛されて
最後は愛する奥様の手厚い看護を受けて亡くなられました。
本当に素敵な生き方、素敵な人生を送られたのではないでしょうか…
年齢からすれば この方の死は悔やまれてなりません。
でも「カッコいい生き方、素敵な生き方、誠実を絵に描いたような生き方」
この方にはそんな言葉がぴったり合うような気がいたします。
みなさん最後に「ありがとう」と、お言葉をかけていらっしゃいました。