トムぢいのブログ

トムぢいの楽しいカーライフをドライブ日記や季節を感じたお散歩日記、愛車のエピソードを通して綴っています。

SAIとにっぽん百名山 茨城県:筑波山

2015-03-26 01:00:00 | ドライブ

​こんばんは♪ トムぢいのドライブ日記Vol98。

​​関東でも桜の開花の便りが聞かれ、お花見が楽しみになってまいりました。

​トムぢいとしては、お花見ももちろんですが、関東の百名山に出かけるのも楽しみです。

​そこで、今年のドライブ登山第一座目に選んだのは・・


筑波山です。

​茨城県にお住まいの方にはお馴染みのシルエット。

​少し雲が気になりますが、天気予報は晴れ。大丈夫でしょう!

​日本百名山の中では一番低い山ですが、見どころも豊富で、

​今年のドライブ登山のウォーミングアップにはちょうどいいですね。


​3月21日、停滞を避けるため深夜暗いうちに横浜を出発し、首都高で東京を迂回、常磐道のSAで仮眠。

​夜明けの筑波をひた走り、朝6時過ぎには筑波山神社の市営駐車場に到着。


​スカスカの駐車場で先に記念撮影です。

​山頂に雲がかかっていますが、日が昇れば晴れるでしょう。


​大鳥居をくぐり、神社へ向かいます。


筑波山は山全体が神社の境内になっています。


​まずはふもとの拝殿にお参り。

​ここは本殿では無く、男体山、女体山の各山頂にあるお社が本殿だそうです。


出世稲荷と言うお社があったので、お参りをしておきます。

​別にもうトムぢいには必要ないですが、気持ちだけ(笑)


​境内には「さざれ石」が祀ってありました。

​さざれ石は小岩が集まって時間をかけて融着し大きくなった岩なんだそうです。

​  さざれぇ~石のぉ~巌となりてぇ~♪

  こけのぉ~むぅすぅまぁ~でぇ♪

​小石から巌(岩)になり、その岩にコケが生える​非常に長い年月がながれるまで、

という意味なんですね。


​さて、山頂へは神社から少し離れた登山口から女体山に向かうルートを選択。


​登山道も整備された歩きやすい場所がしばらく続きます。


白蛇弁天という名のお社がありました。

​白蛇が棲むと言われ、その姿を見ることが出来れば財を成すとか!

​・・・見れませんでした。(^_^;


​歩きやすい場所の後は石がゴロゴロした場所になるなど変化があって飽きない道です。

​難所もあまりないので、お年寄りから子供まで楽しめるハイキングコースです。


​山全体が神社の境内ですので、あちこちにお社があります。


​木々の生い茂った林の登山道の合間から小高い丘陵が続いているのが見えます。

​関東平野と言えどもこの付近は意外と小山が多いんですね。


弁慶七戻りと言われる場所です。なぜかというと・・​


こんな所を通ります。(@_@)

​確かに、昔に何も知らずにこのような道に出会ったら少しビビるかも

​他にも山の中には昔から名をつけられた岩があります。


​高天原(上にお社があります)


​母の胎内くぐり


胎内くぐりの全景

​修験の行を行う際、岩の下をくぐり抜けることで生まれた姿に立ち返る意味があるんだそうです。


陰陽石

国割り石神様が集い国の分担先を割り振ったんだそうな


​山頂が少し見えてきました。

​出船入船裏面大黒岩(大黒さんの後姿)

​北斗岩屏風岩


​屏風岩にまで来ると頭上にロープウェイ

​女体山まではロープウェイならアッという間ですね。


​眺めが良くなってきました。


​遠くに雪山が見えます。

​日光男体山から那須岳にかけての方面だと思うのですが雲と霞みでわかりづらい。^_^;


女体山山頂(標高877m)に到着!\(^o^)/

​筑波山は男体山と女体山の二つの頂があり、女体山の方が少し高いんです。

​また、見る方向によって女体山の方が尖がってます(笑)


山頂に神社の本殿が祀られています。


​山頂からは千葉、東京方面が見渡せます。^o^


​周りは見渡せるのですが、霞んでますね。(^_^;

見通しが良ければこの方向に富士山が見えるはずなんですが・・・(>_<)


​小山のむこうに薄っすらと霞ヶ浦が望めます。


​これから向かう男体山山頂が見えます。結構遠いかな。^_^;


​山頂で撮影クルーにも出会いました。

​・・・どこの局かはわかりませんでしたが・・・

あなたたちっ!

さっき山頂に向かうトムぢいとすれ違ったよねっ!

ロープウェイで来たでしょ!

​なんで、いま登った風のコメントしとるんやっ!!

​つなぎ撮りかっ!

放送見つけたら笑ってやるっ!(笑)

​まあ、その機材を持って登るのは、いくら初心者向けの筑波山と言えども大変でしょうね。


​男体山へ向かう道にも岩が続きます。

ガマ石セキレイ石


カタクリの群生地がありました。

​4月になれば沢山の花を見せてくれそうです。


​カタクリの群生地を抜けると御幸ヶ原と呼ばれる馬の背に出ます。

​ケーブルカーの終点で売店が沢山並んでいます。

​男体山まではあと少しですが、チョット脇道へ寄り道。


​その先には「紫峰杉」と呼ばれるさらに立派な杉の木が。

​樹齢推定800年。筑波山を代表する杉の木らしいです。


​その根元には筑波山の男女川の源流がありました。


​また、立派なブナの木もありました。

​樹齢数百年クラスの山中でも最大級の木だそうです。

​大切に保護せれていました。


​これってフキじゃないですかね。

​フキノトウがすっかり大きくなって花が咲いていますね。


​さて、筑波山と言えば「ガマの油」ですよねぇ。

​油売りの口上でも有名です。


​江戸時代の傷薬として使われた軟膏です。

​中身はワセリンです。

​トムぢいの世代ではメンソレータムやオロナインみたいなもんですね。


​さあ、男体山に登ります。

​岩場ですが、それほど難しくは無く登れます。


​サクッと山頂(標高871m)に到着。\(^o^)/


ココにも本殿が祀られています。


​すぐ横には筑波大の気象観測施設があります。

​眺めは・・・霞んでました。^_^;

天気は良いのに遠くはかすんで見えません。(>_<)

​仕方なく御幸ヶ原まで降りることに。

​愛犬連れで登る方もいました。​大型犬なのにヒョウイヒョイっと降りて行きます。

​後ろ足の位置が見えないだろうに登山慣れしている犬ですね。


​御幸ヶ原でお昼。

​節約のためセブンで100円セールのコンビニおにぎりです。^_^;


​富士山が見えないかなぁと眺めながらのお昼でしたが、見えませんでした。(>_<)


​さて、下山ですが、ケーブルカー沿いの登山道は木の下り階段の連続。(>_<)


​その後は岩場の階段が続きます。この下りは足にキマス。(>_<)

​振り返って見上げるとゾッとしますねぇ。登りに使わなくて良かったぁ~。


​途中でケーブルカーの線路に出会いました。

​せっかくなので、ケーブルカーが登って来るのを待ちました。

​赤い車両が登ってきましたねぇ。上手からは緑の車両が下りてきました。


​目の前ですれ違い!

​間近で見るなんてめったにないので少し感動。


​ケーブルカーを見たり、少し足にキタリして時間がかかりましたが何とか神社横の登山道に下りました。


帰りの山の姿は雲もなく綺麗でした。

​見所が多く近ければ何度でも行きたい山でした。

​さて、燃費は


​帰りは首都高への合流も首都高の中も停滞に巻き込まれ少し落ちましたが、

常磐道は平坦で走りやすいですね。

筑波の街も郊外の街らしく走りやすい所でした。

某氏の言う通り巨大施設もいっぱいありました。(笑


​長々とお付き合いいただきありがとうございました。

​筑波山は歩いても、ケーブルカー、ロープウェイでも登れる優しい山です。

4月にはカタクリがたくさん咲くそうです。

​お近くの方は是非行って見てください。


​さて、筑波山まで行ったので、寄り道もしています。

​つづく!