再び、過去の作品です。
「酒布と厚手木綿のポシェット」です。
今日たまたま、酒布がオークションにでていたもので、思い出しまして・・。
「酒布」というのは、お酒を作るとき「もろみ」を入れて絞るのに
使われる袋のことで、しーっかりした木綿の袋に柿渋を塗ったものです。
お酒の種類や、さまざまな条件で茶色の具合が微妙にかわるそうです。
使い込まれた酒布は、あちこち穴を繕ったあとがあったり、
大きなツギ . . . 本文を読む
8日に書きました「カメラ型楊枝いれ」です。
じーさまに、5000円助けてもらって買いました。
ほんとに細かいところまで、感じがでています。
カメラといっても、むか~しのカメラっぽいところが気に入ってます。
私も少しばかり写真をやるのですが、カメラは現代モノの「EOS」です。
父が趣味で写真をやっていたので、古いカメラがあるのですが、
あの蛇腹式のヤツ。縦長ではなく、このカメラのような形で
フタ . . . 本文を読む
先日「ライオン」の羽裏をご紹介しました。
今日はなんと「たぬき」です。たぬきの柄の場合あの信楽焼で有名なスタイル、
あれは見かけるのですが、こんな図柄はあまりありません。
この柄、たぬきさんの衣装は「和尚さん」、茶釜があってその下に
「茂林寺」とあれば、これは当然「分福茶釜」・・ですね。
でも、ちょっと・・・なんでたぬきさんが「和尚さん」の衣装なんでしょう。
まぁ、そのまんまたぬきの茶釜を描くよ . . . 本文を読む
何かと古いものをしまいこんでいる「じさま&ばさま」でありますが、
古いハガキといっしょにきたビニール袋に入っていたのがコレ。
別にコレクションしていたわけではなく、「きれいだったから」と
とっておいたのだそうで・・。
これは「チェリー」というタバコ。いまはもうないと思うのですが。
昔よくタバコの紙で「傘」だとか、イロイロ作る手芸があって
この「チェリー」は赤い色がきれいだというので、手芸をやっ . . . 本文を読む
けっこうリアルな「ライオン」です。
いえ、間近でライオンをしげしげ観察したことはないんですが、
まぁ「なんとか大帝」や「ライオンキ○グ」よりは、リアルでしょ。
これも男物の羽織の裏「羽裏」です。
羽裏の図柄には、さまざまものが題材として使われていますが、
動物でいうと一番多いのはやはり「馬」と「鷹」でしょうか。
数を数えたわけではありませんが、良く見ることは確かです。
馬は、一番身近な動物であ . . . 本文を読む
「物持ちのよい」父が、こんなものを持ってきました。
ハガキというのは、古くても規定の手数料を払えば切手などと交換してくれます。
父は「面倒だから」と譲ってくれたのですが、
見たらずいぶん古いものもあってなにやら懐かしく、写真に撮ってみました。
年代順には並んでいませんが、7円、10円、20円、40円・・。
昔はハガキ、安かったなぁ。私が覚えている一番古い記憶は「5円」、
ここにはありませんが・・ . . . 本文を読む
昭和初期と聞いたと思います。「パッチワーク」のじゅばんです。
上半身は背縫いを境に、左右対称に色が配置してあります。
腰から下は、少しズレているところもあるのですが、
できるだけ対称になるようにつなぎ合わせてあります。
まぁ、それだけだったら「細かいわねぇ」なんですが、
この一枚一枚の布がなんなのか、これがびっくりです。
2枚目の写真をご覧ください。
全部「絞り柄の帯揚げ」です。
これだけ . . . 本文を読む
本日はネットオークションで落札した「帯」、
向かって左の薄い色合いのものが「染めの昼夜帯」右は「織りの名古屋帯」です。
どちらもほどく予定でしたが、右の帯は思ったより状態がよかったので
ちょっと締めちゃおうかな・・なんて思っています。
なんかフラッシュが反射してギンギラですが・・ほんとにギンギラですー。
左は残念ながらもう、部分的に色褪せがひどくて、帯としては使えません。
ただ、ウラはイガイとキ . . . 本文を読む
今日はもうアップすませたし・・と思ってふと気がついたら今日は
「11月9日」、つまり救急の日、で火災予防週間・・。
こりゃ今日中に、と思って急いで書いてます。
写真は「消化用の防炎布」、名前わすれちゃいました。すみません。
それとスプレー式の簡易消火器です。この二つはいつも台所においてあります。
「防炎布」の方は、もう10年前くらいに買いました。
ずーっと使わずに済んできたんです、ついこの前ま . . . 本文を読む
箸置きいろいろです。
以前、両親が「箸置き」をコレクションしてまして、
旅行に行ってもおみやげは箸置き・・という時期がありました。
それに感化されまして・・(すぐ染まっちまうあたしです)。
まぁ、よほど金蒔絵のすごいものでもない限り、そんなにお高いものでは
ありませんから、季節にあわせて、とか、これおもしろい、と思ったものを
ときどき買っておりましたら、けっこう集まりまして、これは一部です。
. . . 本文を読む
スプーンですが、なんか形が・・・。
ご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが、これは「カレー用スプーン」です。
それがどーした・・といわれそうですが、普通のスプーンとちょっと形が
違ってます。説明しますと、たとえばスープを頂くときは、
スプーンの向こう側の横側でスープをすくい、手前側の横側から飲みますね。
でも、カレーなどを食べる時は、スプーンの先を口の方に向け直して
先端から口の中に入れて食べ . . . 本文を読む
我が家のおもしろ食器です。
初めて見たとき「どれにしようか」・・と迷ったのですが、
あまりにもかわいかったので、えーいまとめてっ!と、3個買いました。
安かったです!最初は棚に並べて飾ってました。
佃煮などを入れる「フタもの」です。手のひらにすっぽり乗っかる大きさで
火鉢の上にはそれぞれ「するめ」「鉄瓶」「おもち」が乗っています。
ひとつひとつ、炭の形も違うし、するめとおもちは金網つき。
する . . . 本文を読む
古い写真ですが、昭和27年の「和服裁縫大全集」という本の、1ページです。
着物や帯は基本的にあまりかわっていませんが、髪型は今の方がハデですね。
さて、ここで見ていただきたいのは、二人の帯の下のところ。
三歳のコは赤、七歳のコは黄色の、それぞれ帯とは違うものをしめています。
これが「しごき」です。先日私の七歳の時のものを「敷物」がわりに使いました。
今ではすっかり「お飾り」になってしまっていま . . . 本文を読む
今日の写真は素材のCDからおとした「浮世絵」です。
ちょっと時期がズレますが、これはお正月「お年賀」の絵と思われます。
左の青い着物の女性が年始客、右の立ち姿の女性は「奥様」で、
座っているのは娘でしょう。二人の髪型は「島田髷」、娘さんは「桃割れ」と
思います。肩上げもしているし娘というより、まだ少女、でしょう。
その帯結びは、一般的だった「立て結び」真ん中に赤い帯揚げを大きく
飾っているのは、 . . . 本文を読む
過去の作品・・できれば忘れたい作品・・。私のテティベア第1号です。
私はバッグとか小物は以前から作っていたのですが、
「人形」関係が苦手で、過去3個しか作ったことがありません。
動物系は初めてでした。手芸はなんでもそうですが、
本に書かれてあるとおりの型紙を使っても、人によって微妙に違いがでます。
まして人形のようにパーツが多いと、一つ一つが微妙に違うので、
まとめたときいろいろ違いがでてきます . . . 本文を読む