関東地方は、とんでもない「連休のシメ」になりました。
大気が不安定になる…とは、確かに言っておりましたが、あっという間に暗くなり、
ボツボツというより、バタバタと言うくらいの大粒の雨、そのあとの風…。
でも、ここがそんなことになる前に、つくばでは竜巻があったわけです。
日本は台風銀座とか地震王国とか言われていますが、いままで竜巻のこんな被害って、
被害に覚えがありません。
元々大きな竜巻が起きるには、さまざまな条件があるわけですが、
いわゆるスーパーセル、といわれる特別巨大な単一の積乱雲…いや、このあたりになると、
私の知識もあやしいもので…元々積乱雲は、寒気と暖気のぶつかり合いで上昇気流が発生し…
というところから始まるわけですが、この気温差が大きいと当然大きな雲ができる…だったかな…。
とにかく、この「積乱雲」ってのが、雷や夕立の原因。
スーパーセルという巨大な水平方向に回転する積乱雲では、雹が降ったりする…降りましたね今回も。
竜巻も、これがもたらす…といわれていますが、まだ全部解明されているわけではないのだそうです。
まぁ、何で起こるか、は、考えてもしかかたのないことで、起きたらどうするか、ですね。
しかし、地震と同じでこちらとしてはどうしようもない。ひたすらすぎるのを待つばかり。
そのときに、どこに隠れるか…です。
アメリカなどは平坦で広い場所があるので、さえぎるもの、気流の流れを邪魔するものがないと、
竜巻も、どんどん大きくなってじゃんじゃん進む。だから竜巻の多い土地では「竜巻シェルター」を販売しています。
地面掘って埋めるだけですから、庭があればOK。
あとは「ご予算」で、とりあえず5~6人が中に入って座れるくらいの簡易型から、
家が吹き飛ばされたような場合には、そのシェルターを仮設住宅のようにして、
しばらく暮らす家としての機能を持っている、なんていう大きくてお高いものまで…。
これ、特集を見たのですが、物置でも買うように「これくらいでいいかしらねぇ」とか、買っていました。
小型のもので確か20~30万ではなかったかと記憶します。これで命が助かれば安いものですよね。
このブログの名前の「とと」、本来は「トト」、あの「オズの魔法使い」の主人公ドロシーの飼い犬の名前です。
ドロシーはカンザスのおばさんの家で、竜巻にあって飛ばされるのですね。
おばさんの家には、ちゃんと「竜巻シェルター」の地下室があったのに、
トトがねずみだったかネコだったかを追いかけて、ドロシーはそれを追いかけたために、
家ごと飛ばされたんです。トトってほんと、ドジなんですよ。
えーと、つまりカンザス州は、言ってみれば竜巻銀座、これも周りの山脈やらの地形的な条件で、
大きな積乱雲ができやすい土地であるってことなんでしょうね。
日本は一番広いたいらなところが関東平野ですが、まぁ地形的にはおきてフシギはない…、
でも、そのまえに…できる原因となる寒気の下がり具合とか、その温度の低さとか…。
そうなると、今度は世界的にジェット気流がどうの、北極の気温がどうの…ということになってきます。
温暖化が言われ始めて久しいですが、日本でもこの前みたいな爆弾低気圧だとか、
数年前のとんでもない猛暑だとか、そして今年の冬の寒さに春の遅さ…なんかヘン。
ただ、地球の歴史…という何億年とか何万年とか、ちょっとつかめないそういう長さで考えるならば、
こういうことも別に珍しくはないのだとか。
つまり、ちょっと小さく縮めても「ま、この5000年の間に、氷河期の前触れが始まって…」なんてね。
たかだか数十年くらいのさまざまな「天候異変」などは、地球年齢の中ではカウントもできないような短い時間。
それでも、がんばっても100年生きるのがせいぜいの人間にとっては、
おじいちゃんの時代には、こんなに暑い夏じゃなかった…だの、
お母さんの子供のころは毎日夕立があって、さっとあがっただので「今は違うよね」になる。
実は将来「氷河期」がまたくる…という学説もあります。
「地球スケール」の変化は、私たちには見当もつかないし、地震や台風、竜巻なんて、
ヒトの力ではどうにもなりません。
二酸化炭素の排出がどうの、原発がどうのと、ちっともコトは進みませんが、
なにかおかしい、なんとかしなきゃ…なにをしていいのかははっきりしなくても、
なんだかそんな気になる、竜巻のニュース。
雨ひとつ自由に降らせることもできないニンゲンは、何に対して、謙虚でなければならないか、
そんなことまで思った「竜巻」でした。
犠牲者の中学生に合掌。
さ、連休が明けました。またがんばるぞっ!
警鐘している?・・・
大きな被害が次々起きますね。
一瞬にして命や住む所をうばって
しまう自然災害は怖いですね。
昨日の雨と風はあんまりひどくて「ちょっと…大丈夫?」と思いました。
何かの警鐘…は、震災以来よく思います。
「被災者」とか「犠牲者」と言う文字を見ると、ため息が出ますね。
TVを見て本当にびっくりしました。
なんだかアメリカあたりの出来事を見ているようでーー日本でもこんなことが起きるんですね。最も数年前にこちらでも大きな竜巻が合ったのですが。。。
なんか遠いところのお話と思っていたことが実は自分のごく身近なところで起きているんだ、と実感しました。
画像で見せられるとその恐ろしさがよくわかりますね。
無事に一日を終えることが出来るのは本当にありがたいことなのだとつくづく思いました。
被災された方の事を思うと何とも言えない気持ちになります。。。
そっかホバーリングですもんね。
あの竜巻の映像は恐怖でした。
「砂漠で起こった竜巻なんかじゃ駱駝が舞い上げられて落ちてきたという例もある」
それを聞いて「嘘みたい」とか思ってましたが、どうも現実らしいですね。
被害にあわれた方々にはお見舞いを申し上げます。
昔の夕立みたいなものは、夏ごろに時々ありますが、
なんだかハンパな時期に、それもクルクル天気がかわって…。
ほんとにおかしいですね。
日本ではまだ珍しいですが、これから先はわかりませんね。
去年でしたか、アメリカのトルネードを追いかけるグループの
リポートを見たのですが「日本じゃこんなのみられないわー」と思っていたのに、
見られてしまった…恐いです。
何ごともない日々の連続がありがたいですね。
はい、みなさん「お魚」と思われます。
飛ぶ魚…それもいいですねぇ。
私は、アメリカの画像で車が飛ぶのを見ましたが、
映画としか思えませんよね。今回、なんだか細かいものが
ブンブン飛んでいくのを見て、画面ではちいさいけれど。
屋根材とか、トタン板とかもあるんだろうなと思ったら、
ほんとに恐くなりました。
日本もこのごろたいへんですわ。