写真は、我が家にある「ふる~いテレビ」。置いてあるのは大きさ比較の「足袋入れ」。
イマドキはこのサイズのテレビもないし、第一これ「モノクロ」で、
もちろん地デジ対応もしてありませんので、いまやほんとにただの「箱」です。
越してきたころ、大きなテレビが一台あるだけで、小さいテレビはありませんでした。
夜、息子に付き合って起きているときの「目覚まし」に寝室用があるといいなぁと思っていたら、
父が「写りゃいいなら、あるよ」と持ってきてくれたもの。
捨てればいいものを、今度は「古道具で価値が出る?」なぁんて、つまらん欲でそのままです。
だって対応させれば写るんだもーん…??
なんたって奥行きのあること!
ついでに横にあったのも…上にCD、手前がカセット、いまやカセットなんて聞くこともありません。
テレビというものは、今はもうあって当たり前…というのを通り過ぎて、
若いヒトには用がなくて、少しずつ見られなくなっているもの…なんだそうですね。
確かに、我が家はBGMがわりにつけてはおりますが、どうしても見たい番組は、ほとんどありません。
昔を思い出すと、何があんなにおもしろかったんだろう…と思うのですが、
内容というよりも(内容もおもしろいものもありましたが)それまでみたことのない「道具」であり、
見たことのないエンターティンメントであったからでしょうね。
我が家にテレビが入ったのは10歳くらいですから、NHK放送開始60年、私は53年みていることになります。
さて、あのころの番組…という話題はありきたりで申し訳ないんですが、やっぱり書かないとね。
当然出てくるのは「アメリカから来たドラマ」。なんであんなにおもしろかったんだか。
いきますよ「ララミー牧場」「ボナンザ」「ローハイド」「アニーよ銃をとれ」「ライフルマン」「拳銃無宿」
ちなみに「ララミー」の主人公の弟アンディ役と、「ライフルマン」の息子マーク役の二人は実の兄弟。
私はマークの方が好みでしたねぇ。
ホームドラマは「パパは何でも知っている」「うちのママは世界一」「ルーシー・ショー」「奥様は魔女」
動物ものだと「名犬リンチンチン」「名犬ラッシー」「走れチェス」「ミスター・エド」「わんぱくフリッパー」
アクションなどでは「サーフサイド6」「サンセット77」「ルート66」「バークにまかせろ」「0011ナポレオン・ソロ」
あとはえーと…「逃亡者」「テキサス・レンジャー」、おぉ「ローン・レンジャー」を忘れていましたよキモサベ。
医者ものでは「ベン・ケーシー」「ドクター・キルディア」ですかね。
ささっとこれだけでてくるのですが、さて日本の番組は…「お笑い三人組」「大人の漫画」「てなもんや三度笠」
「とんま天狗」「少年ジェット」「海底人8823」「ナショナル・キッド」「紅孔雀」「白馬童子」「白鳥の騎士」…って、
なんで子供番組しかでてこないんでしょう。ドラマは…そうそう「事件記者」がありましたね。
「ありがとう」「朝の連続ドラマの数々」「銭型平次」など時代劇のいろいろ、でしょうか。
「シャボン玉ホリデー」「夢であいましょう」「スター千一夜」「チロリン村とくるみの木」
あとはクイズ番組「ナショナルプライス・クイズ」、同じ系統の「ガッチリ買いまショー」「ジェスチャー」
ちょっとあとですが「連想ゲーム」伝説の「クイズ・ダービー」「ダイビング・クイズ」「アタック25」
「なるほどザ・ワールド」「クイズ100人に聞きました」こりゃかなり新しいですね。
思えばいろんなもので、楽しませてもらいましたが、いずれ飽きるのは人の常。
今同じものを見ても、おもしろいと思えるのかなぁと、考えたりします。
今、テレビを見るのはニュースかドキュメンタリー、あとは外国の旅番組くらいです。
女子アナがやたらとタレント化していたり、その局の身内だけで盛り上がったり…。
やたら長時間スペシャルばかりだったり…企画する力が育っていないのでしょうか。
確かに、このなにもかもスピード・アップされている時代に、
人の心をつかむ番組を次々発信するのは、とても難しいことだとは思いますが、
それにしても「新番組」と予告される番組は、どれも「おっこれ見てみよう」…という気になりません。
これもトシのせいなんですかねぇ。
さて、今夜はどんな番組があったかしら…テレビ欄みたって、どうせその時間には忘れてるんですけどね。
テレビは子供のころの最大の娯楽でしたねえ。
今は、ほんとニュースをちらりと見るぐらいでほとんど見なくなりました。
少なくとも昔はテレビを囲んで一家団欒があったように思うのですが、今はどうなんでしょうかねえ~~
時代はすごいスピードで変化していっていると感じますね。
対応させれば映るなんてスゴイ!
奥さまは魔女、私も観ていました。
鼻をピクピクするのが印象的でした。
私もテレビ欄ほとんど見ていません。
見たい番組少ないですね。
ほんとにテレビが楽しみでしたね。
今みたいに夜中も放送なんてありませんでしたし、
子供は寝なさい、で9時ごろには寝てました。
夕食後のわずかなテレビタイムが、しあわせでしたねぇ。
いまやホコリの掃除が面倒な道具ですわ。
まぁなきゃないで、静か過ぎてさみしいでしょうけれど。
世の中のかわりようを、改めて思います。
ちいさいくせに重たいんですよ。
テレビも進化しましたねぇ。
最近のテレビは、お笑い番組でも笑えませんし、
ドラマもちっともおもしろくありません。
二時間の推理ドラマは、どっから見てもだいたいわかるので、
何か手仕事しながらのBGMがわりには便利ですが、
おもしろかった…というのはなかなかありませんね。
衣装など見るのに、韓国も日本も「時代劇」の方がいいですわ。