マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

学生への話

2011-01-26 00:24:10 | 日記
   学生に日本の特別支援教育や障害児教育の歴史について話をして欲しいと大学の教官から依頼があり引き受けた。調整の結果、教官が担任をしている1回生2クラスをそれぞれ90分で、通訳を入れて行うこととなった。引き受けたまではよかったが、実際にレジメを作成していると、学生の理解度や疑問なことが出てきたので、打ち合わせが必要と思い、通訳にも来てもらった。(写真は学生の実習) 
     朝の会に教官が来られたのでそのことを話すと、10時から3階でしましょうということになり、その教室に行くと学生が座っている。どうやら11時と10時、空いている時間を勘違いしていたようである。 
  教官からせっかくだから学生にどんな内容でもよいので何か話して欲しいと言われる。顔は知っているが教室では初めての学生だったので、まず自己紹介をする。長袖の学生が多かったので、日本の寒さについて、雪が降ることや池等が凍ること、この位の気温では日本では「寒い」と言わず「涼しい」ということ、それでもタイでは自分は半袖でおれる、日本の「涼しい」時は長袖を着る等を話した、結構、集中して聞いているので、さらに京都やディズニーランドの話をして終わろうとすると、教官から日本の障害児教育の教員になる方法を紹介して欲しいと言われ、教員養成についての話をした。
   あと、マハサラカムに来て、車椅子ではほとんどの道が通れないことにショックを受けたこと、がんばって勉強して先生になって欲しいこと等を話した、気がつくと45分経過していた。(写真は話した後の教室、予定していなかったので写真は撮れなかった) 
  その後、打ち合わせ、調整の結果、学生への授業は、こちらの都合も含め、2月の終業日までにはできないとなり、新年度に行うこととなった。