「メジャーの打法」~ブログ編

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五輪の野球

2008年08月27日 | 打法
 アメリカ・チームの監督はデーブ・ジョンソンだった。

 カナダ・チームはB型ロボット打線で不気味でさえあったが、アメリカにはひとりだけA型が混じっていた。ハワードやフィルダー、ハミルトンもそうだが、若手が続けて出てくるところを見ると、一部で教えられているのだろう。
 黒人もひとり入っていて9番を打っていた。190cm以上の長身でありながらアベレージヒッターで、黒人打者の悲惨な状況を象徴しているように思えた。

 監督のジョンソンは、昔ボルチモア・オリオールズのメンバーとして来日した。そのときに4番を打っていたのはフランク・ロビンソンで、解説の水原茂が褒めちぎっていたのを思い出す。その後1973年アトランタに移籍して、ハンク・アーロンと一緒にプレーした。移籍した年にホームラン43本を打ったことについてはアーロンも著書で言及している(ただし量産したのはその年のみ)。そしてさらに巨人で王貞治とプレーし、メッツの監督になってからはダリル・ストロベリー(5:55頃)を育てている。ストロベリーに一本足で打たせたのが話題になった。

 彼の経歴からすれば、黒人プレイヤーが置かれた現在の状況を十分理解しているはずなのだが・・・・・



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