すいーと雑記帳

とっこの独り言

一番危険なのは、海保の「安全確保」だ!

2015-01-31 14:31:12 | 日録・雑感など

1月31日(土)  15℃

 チョイさんは今朝も早起きして辺野古へ行きました。(怪我のために操船はできないので、シュワブゲート前へ行くとのこと)

 彼は、一昨日、抗議船の船長として辺野古海上で行動中、制限水域外にいたにもかかわらず、強引に船に乗り込んできた海上保安官の暴力を受けて左手に怪我をしました。(立ってつかんでいたポールから海上保安官が無理やり手をはがそうと、関節を逆の方向に引っ張って、その時に激痛が走ったとのこと)。親指付け根の腫れと痛みがひかないので、当日夕方名護市の外科医院に行ったところ「関節捻挫」で2週間の患部安静が必要とのこと。

 

添え木を当てて包帯で固定していますが、2日経過した今朝もまだ親指の付け根が赤く腫れ上がって、痛いそうです。 QABテレビニュース(録画)に問題の海上保安官たちが乗り込んできたときの映像が記録されています。暴行を受けたのはこの少し後とのこと。

・「辺野古で海上作業進む」(QABテレビニュース 2015.1.30)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 昨日の国会、衆院予算委員会でも、この海保の過剰警備の問題が取り上げられました。

 

・ 海保馬乗り 国交相「安全のため」保安官乗り込み船傾く (琉球新報 2015.1.31 )

 現場の様子を何も知らない、知ろうともしない太田昭宏国交大臣が、しどろもどろの答弁を繰り返します。

 大臣、上の写真を見てくださいよ! 3人しか乗っていなかった市民の船に海保が乗り込んできたために、定員を1名オーバーする7名乗船状態になって、船が傾いてしまったじゃないの!!  左舷から浸水転覆したらどうする? 馬鹿者が! おまけに女性カメラマンに馬乗りして押さえ込むとは言語道断だ。

 抗議船の船長にいつも厳しく「定員オーバー」を「警告」して、船長に出頭を命じたりしているのはいったい誰や! 海保だろうが! 自分たちこそ危険なことをするな! どの辺が「安全のため」だ、聞いてあきれる。海上の県民に危険な状態を作り出しているのは、まさに海上保安庁です。

まだまだ、これだけでは終わらない。

海保、パドル奪う 市民批判「命の危険」 (琉球新報 2015.1.31   動画つき)

 ひどいね~! カヌーに乗ったことがある者なら誰でもわかるけれど、パドルはカヌー乗員にとって唯一の命綱です。船の方向を決めて漕ぐだけじゃなくて、船のバランスを取るにも波を乗り越えるにもパドルがなくてはどうにもならない。転覆しないでいられるのもパドルあればこそです。

 それを百も承知の海保が、パドルを奪って遠くへ投げるなんて!? 怒りで声も出ないわ。しかも現場の責任者が命じてやらせたとは。

  ほんまにメチャクチャしよる、海保の海猿! そんなシャカリキになって、毎日沖縄県民を痛めつけて、自分たちがいったい何を守っているのか考えてみたことがあるのか? 沖縄の人たちが大昔から大切にしてきた宝の海を埋め立てて、耐用年数200年といわれる巨大な米軍基地を大多数の県民の意思に反してゴリ押しで作ろうとしている安倍政権。その安倍政権・防衛局のガードマンどころか、使いっ走りの暴力集団にまで成り下がってしまって恥ずかしくないのか? 海上保安官の矜持はどうした!? あなた方の本来の任務は何だ? もう一度考えて日々行動してほしいものです。これ以上、市民を痛めつけるのはやめろ! 取材妨害もやめろ! 報道カメラのない所では特に陰湿凶暴なやり方をしているのは、もはや多くの人たちが見ている、知っている。映画も制作されている。あなた方の親きょうだい、子供たちも見るかもしれない。いいのか、そんな姿を見せて!? 「海上警備、安全指導」、上から言われたら仕事だからね、やらざるを得ないこともあるでしょう。でもここまで暴力的にやることを誰が許しているのか? 本当にひどい現場です。

 今、怒りの炎が多くの沖縄県民の心で燃え盛っていることに、日本政府は気がつかないといけない。こんなゴリ押しがこのまま通ると思ったら大間違いだ。

 


最新の画像もっと見る