すいーと雑記帳

とっこの独り言

「かじまやー」のお祝い

2015-11-25 05:21:17 | 日録・雑感など

11月24日 TUE    27℃

 先日、母が96歳の誕生日を迎えました。 沖縄では数え97歳の旧暦九月七日に「かじまやー」という大きな長寿のお祝いをします。8年前に一家で沖縄に移住した直後に、母は部屋で転んで坐骨骨折で入院しました。その入院中に同室の人たちから、沖縄には「かじまやー」という長寿祝いがあることを教えてもらいました。(「かじまやー」とは「風車」のことで、97歳になったら風車で遊ぶ童心に返るという意味かもしれませんが、正確には知りません) 以来、「お母ちゃん、沖縄に来たからには、かじまやーのお祝いをするまでがんばろうね!」と言い続けてきました。この間、病気と怪我による入院を5回もしましたが、なんとか「かじまやー」の大きなお祝いをすることができて、家族みんなとても嬉しく思っています。

 22日に、息子一家とお嫁さんのご両親、県外から駆けつけた妹も一緒に、内輪の「かじまやー」のお祝いをしました。 

 

素敵なカジマヤー衣装でしょう お嫁さんのの弟さんが、わざわざ借りてきてくださったもので、母をはじめ、みんな大感激です。沖縄のテレビなどでこんな衣装を着てお祝いしているご老人の姿は見ていましたが、どこで借りられるのかもわからなかったので、ほんとに嬉しいです。

 よく似合ってるね~。本格的な「かじまやー祝い」になりましたよ! この姿で町内を回りたい気分 (そうそう、ちょうど母の誕生日にお医者さんへ行ったら、そこでも看護師さん、お医者さん、待合室の患者さんたちが、心からお祝いを言ってくださいました。「あやからせてください!」と車椅子に駆け寄って握手してくださる方もたくさんおられて驚きました。薬局でもたくさんの人に、「おめでとうございます」を言ってもらいました。沖縄は本当に有り難いところです。)

 よかったね~。沖縄へ来て8年、「めざせカジマヤー」を目標に頑張って来て、目標ついに達成です これからもカミサマがお呼びになるまで毎日を楽しく暮らしましょうね。

 日々の介護は、まさに綺麗ごとばかりではありませんが、認知症になっても母らしくニコニコした時間を少しでも長く過ごせたらいいなぁと心から願っています。

 


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