２０２１ G1 ジャパンカップ 回顧録

東京競馬場で行われたジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、中団でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で馬場の真ん中から突き抜け、一旦は抜け出していた3番人気オーソリティ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)を2馬身差突き放して優勝した。勝ちタイムは2分24秒7(良)。

◎コントレイルがラストランを素晴らしい末脚で駆け抜け、見事、勝利を収めました。レース後の福永騎手の涙は、相当なプレッシャーでの勝利と、コントレイルとの別れ、悲喜こもごもあったでしょうね。

これで、5冠達成で現役を終えます。2，3，4歳時すべてでG1勝利を挙げることは素晴らしいことです。これからは、ディープインパクト産駒の後継種牡馬としての活躍を期待したいですね。

〇オーソリティーが2着。つくづく、ルメール騎手には頭が下がります。素晴らしいレースプラン。そして、最後は、シャフリヤールを見事ブロックして、コントレイルのラストランに花を添えました。上手い、上手すぎる！「埼玉銘菓　十万石まんじゅう」ではありませんが、素晴らしい騎乗でした。今週ものれてましたからね・・。この馬は、完璧なサウスポーですが、オルフェーヴル産駒だけに、来年もチャンスありです。

3着シャフリヤール。人気通りの決着で配当はこの馬がきたことで糞でしたが、強い3歳世代のダービー馬の面目躍如でした。期待はしていませんでしたが、今日は昨日に比べ、時計が出る馬場に作り替えてきたことでこの馬が来ちゃいましたね・・。こういうことは直前でやってほしくないですね・・。予想が変わってきますから。前日予想の限界です。このレース、ディープ産駒なら3歳馬ですもんね。時計がかかると思っていたので、消しましたが、今日の馬場ならこのくらい走って当たり前でした。

▲キセキは出遅れて、「終わった・・」と思わせてからの、向こう正面からの大まくり。残り４００ｍまで昨年同様、夢を見させてくれましたが馬群にしずみましたね・・。京都大賞典組はレベルが低かったです。

△ユーバーレーベンは、パドックでは、やはり非力な感じで、この相手では、斤量差があっても厳しかったかな・・。×モズベッロはやはり、今日のような速い時計の馬場では用なしでした・・。☆アリストテレスはやはり弱い4歳世代の象徴となっイメージです。コントレイルがただただ強かった4歳世代ってことでしょうね。

お分かりのように、昨年に引き続き、１，２、３番人気での決着。まぁ、いいレースを見せてもらったという観戦料をJRAに支払ったかたちになりました。もう、預け入れの預金が満期に近くなっているはずなので来週こそは、引き落とししたいと思います。

「虎の巻」的には、的中してますがもう少し、精査して項目を増やして、とりあえず、更新しておきます。

・日本向きの血統じゃない馬で、時計のない外国馬は消し（カナダ、ドイツ、香港当たりで速い時計で勝負になった馬のみ）

・３．４．５歳馬が強い。特に３歳馬はクラシック連対馬は買い。（ダービー、菊花賞は特に）

・3歳牡馬で菊花賞5着以下は、消し

・６歳馬以上は、Ｇ１馬以外は、前2走のどちらかで２０００ｍ以上の重賞連対くらいは欲しいところ。（とくに京都大賞典とか、天皇賞・秋）　

・8歳以上の高齢馬は消し。

・天皇賞、菊花賞からのステップは、買い。天皇賞・秋の勝ち馬は、次走も、好走する確率が高い。（特に、ＪＣや、マイルＣＳなど）

・本来、レベルの高いレースであるので、リピーターレースになりやすい。馬券に絡んだことのある馬は、翌年以降も要注意。特に3，4歳で絡んだ馬は翌年も馬券になる可能性あり。５歳馬は、可能性は低いがG1馬なら注意が必要。

・騸馬は穴をあけやすい。

・スローペースになりやすいので、前目で瞬発力のある馬を狙う。内枠が有利。

・牝馬はＧ１馬のみ。（ただし東京の2000ｍ以上のG2、G1で馬券対象になったことのある3歳牝馬で東京コース着外なし（掲示板）なら、斤量差で、馬券対象になりうる）

・古馬で凱旋門賞・天皇賞・秋からの参戦で、天皇賞・秋の勝ち馬以外で、２２００ｍ以上の重賞で連対したことのない馬は消し

・連対するなら、G２クラス以上で、２０００ｍ以上の連対経験のある馬のみ

・古馬になったらスタミナ色の強い馬が馬券になりやすい。リピーター以外なら、菊花賞や、天皇賞・春で馬券になったことのある馬が馬券対象になりやすい。

・逆に３歳馬や、牝馬は、東京のマイルや２４００ｍのＧ１で勝利や連対したことのある馬や、マイル寄りの血統の馬の方が馬券になる。（スピード重視型）

・３か月以上の休み明けは×

 これで来年は、バッチリかな？！