今やなにかしらないが、ロシアは世界中(中国を除く)と戦っているかのような報道である。
どのサイトでも、ロシアのことを考えているコメントはゼロである。
これは、1945年5月にドイツが降伏した後の日本の姿のようだ。
しかし、当時はこれはほんとうに日本は全世界中と戦っていた。アメリカの火炎放射器など残虐な兵器でアメリカから住民のこれはほんとうに多くを巻き込む、大惨禍を受けた。
アメリカは、こんにちまでいつも正義である。
その根拠は民主主義であるが、民主主義を勝ち取ったフランス革命はギロチンにつぐギロチン、殺戮しまくって達成された。
アメリカ大統領が宣誓のときに手をおく聖書には、このような光景はまるででてこない。
アメリカは資本主義の国として戦後、ソ連の社会主義と対立した。
社会主義がなくなったら(一応中国はそうらしいか)こんどは民主主義の国であり、今回はおそらくロシアを包囲して、この機会にロシアを殲滅させる気では無いか。
とすれば、これはもう先に核戦争のシーンが見える。
しかし、実際の兵器水準では極超音速ミサイルの実験に中国が成功し、ロシアも開発を促進しているらしいが、アメリカは実験に失敗し、第二のスプートニクショックとよばれている。
NATOとロシアが接近するのは極めて危険である。
なぜなら、NATOはアメリカの兵器であるからだ。
なにせトルコまではいっている。
それにしても、日本という国はほんとに最後まで戦った。
しかし、日本は、ベトナムのような代理戦争をせずに済んだ。
今度のウクライナ戦争が核戦争になるのか、ベトナム戦争になるのか、庶民はとくにロシアの情報について知らない。
いろいろと間違ったコメントも多い。
いちいち典拠を指摘する暇はないが、日本がアメリカを支持しなければならない理由は正確のところわからない。
どの国とも戦争をしないことです。と日頃は教えているのだろうが、政治家には両面からみることが必要だ。
戦前はドイツと運命を自らすすんでともにしたのだが、この国は、どこと運命をともにするのだろうか。
おそらく庶民以外のものと運命をともにする気なのだろう。
庶民は、ただ、値上がりにたえ、日頃の生活が明日も来ることを願い、しかし、実際は何の確証もなく庶民をふりまわす政治・ジャーナリズムのいうことを聞き、ほそぼそと続く生活のなかで、どんどん未来もなくなっていくなかで暮らしていっているような気がする。
すさまじい階級社会の到来、それが眼前に見えるような気がする。
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