夏は、日本にとって、疫病よけの祭りの季節。
その代表は、祇園祭。
インドの神様と、日本の神様が合体したお祭りだ。
祇園精舎は、まさにインドの仏教。
私の大学生活を過ごした仙台はキリスト教の強いところで、かなり、祭りとは無縁なストイックな時代を過ごした。
京都大学の森見登美彦は、おもしろいのだが、
あまりに、仏教すぎて、哲学的な洞察がない。
私は、現代文明は、世界的傾向から見て、キリスト教を抜きに語れないと思う。
むろん、それは偏狭なナショナリズムではない。
最近、ユーチューブのcanacanaさんの美しい調べを聴いた記憶から、ドビュッシーは、シノワズリの影響を受けている、と思った。
螺旋構造状に、時間が延びていく景色。
ヨーロッパキリスト教の普遍世界。
イエスキリストの天国。
貧乏人だけがその鍵を持つという世界。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます