平家、既に末期ですな。
もし平家に麒麟がいたなら、まず間違いなく病んでいる
“王が道を失ったがための病、ゆえにこれを失道という”
いやホント、ここ数回の「清盛」は、『十二国記』における滅び行く国の様を見ているようだ。
兎丸は確かに無念だったろう。
でも、それ以上に哀れなのは禿たちだ。清盛の「始末しておけ」の一言で消されたのだ。小兎丸とさして変わらない幼い命を。
時子の「福原の殿に仰せつかっております。歌や舞に親しみ、贅を尽くして宴を楽しむことも、公卿たる我が一門のたしなみと」の言葉に、耳を疑った。
あんたがた、公卿の前に武士ではないのか?と。
西行が“ちょ、そりゃ違うんじゃねーの?”とでも言うような表情で「いや・・人は変わるものだと」返す。
私は平家アンチではありますが、それでもこの一族の変貌と増長には悲しくなったよ
盛国の「それでも進みますか、この修羅の道を。殿のお心の中にだけある国に向かって・・・」
は痛烈に響いたねー
福原は、華胥(かしょ)の幽夢(ゆめ)なのか。
スミマセン、『十二国記』を知らない人には訳わからんと思います。
好きなのでふと浮かんでしまった感想です。
謝りついでに蛇足 ↓
宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』で、打ちひしがれたラインハルトが「この国もいつかは滅んでしまうのではないのか?!」と言い放つシーンで、
あ、こーいう悩みに悩んだりするところが陽子ちゃんみたいだなあ
と思ってしまった私です。
『十二国記』の舞台化も、いつかは見てみたい。
もし平家に麒麟がいたなら、まず間違いなく病んでいる

“王が道を失ったがための病、ゆえにこれを失道という”
いやホント、ここ数回の「清盛」は、『十二国記』における滅び行く国の様を見ているようだ。
兎丸は確かに無念だったろう。
でも、それ以上に哀れなのは禿たちだ。清盛の「始末しておけ」の一言で消されたのだ。小兎丸とさして変わらない幼い命を。
時子の「福原の殿に仰せつかっております。歌や舞に親しみ、贅を尽くして宴を楽しむことも、公卿たる我が一門のたしなみと」の言葉に、耳を疑った。
あんたがた、公卿の前に武士ではないのか?と。
西行が“ちょ、そりゃ違うんじゃねーの?”とでも言うような表情で「いや・・人は変わるものだと」返す。
私は平家アンチではありますが、それでもこの一族の変貌と増長には悲しくなったよ

盛国の「それでも進みますか、この修羅の道を。殿のお心の中にだけある国に向かって・・・」
は痛烈に響いたねー

福原は、華胥(かしょ)の幽夢(ゆめ)なのか。
スミマセン、『十二国記』を知らない人には訳わからんと思います。
好きなのでふと浮かんでしまった感想です。
謝りついでに蛇足 ↓
宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』で、打ちひしがれたラインハルトが「この国もいつかは滅んでしまうのではないのか?!」と言い放つシーンで、
あ、こーいう悩みに悩んだりするところが陽子ちゃんみたいだなあ

『十二国記』の舞台化も、いつかは見てみたい。