goo blog サービス終了のお知らせ 

見上げれば星の海R

宝塚は花組&月組、歌舞伎は猿之助(二代目亀治郎)
イチオシ俳優は高橋一生
元同人描きによるインドア生活日記

「平 清盛」第三十九回『兎丸無念』

2012-10-09 19:03:18 | ドラマ
平家、既に末期ですな。

もし平家に麒麟がいたなら、まず間違いなく病んでいる
“王が道を失ったがための病、ゆえにこれを失道という”

いやホント、ここ数回の「清盛」は、『十二国記』における滅び行く国の様を見ているようだ。

兎丸は確かに無念だったろう。
でも、それ以上に哀れなのは禿たちだ。清盛の「始末しておけ」の一言で消されたのだ。小兎丸とさして変わらない幼い命を。

時子の「福原の殿に仰せつかっております。歌や舞に親しみ、贅を尽くして宴を楽しむことも、公卿たる我が一門のたしなみと」の言葉に、耳を疑った。
あんたがた、公卿の前に武士ではないのか?と。
西行が“ちょ、そりゃ違うんじゃねーの?”とでも言うような表情で「いや・・人は変わるものだと」返す。
私は平家アンチではありますが、それでもこの一族の変貌と増長には悲しくなったよ

盛国の「それでも進みますか、この修羅の道を。殿のお心の中にだけある国に向かって・・・」
は痛烈に響いたねー

福原は、華胥(かしょ)の幽夢(ゆめ)なのか。

スミマセン、『十二国記』を知らない人には訳わからんと思います。
好きなのでふと浮かんでしまった感想です。

謝りついでに蛇足
宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』で、打ちひしがれたラインハルトが「この国もいつかは滅んでしまうのではないのか?!」と言い放つシーンで、
あ、こーいう悩みに悩んだりするところが陽子ちゃんみたいだなあ と思ってしまった私です。
『十二国記』の舞台化も、いつかは見てみたい。

「平 清盛」第三十七回『殿下乗合事件』

2012-09-29 17:13:07 | ドラマ
先週の日曜日は、銀河帝国に旅していて見られなかったので(笑)、今日の再放送を見た。

あのう・・・今回の話で、時忠よくやった!と喝采した視聴者はどのくらいいたんだろう?
平家よ、一刻も早く滅んでしまえ。
と思ってしまったのは私だ。
資盛は一族の威を借りたクソガキにしか見えなかったし、息子を叱責し、筋を通そうとした重盛の方がもっともだと思った。
要するに、意趣返しをするのが是とする一族の考えに全く共感できなかったのだ
これって、いいの? 平家を主役に描くドラマとしては。
それとも、これは狙ってやってるのかなあ。やり過ぎは良くないという教訓として?
うーん、制作側の意図がわからない。

最早、頼朝と政子ちゃんの進展だけが楽しみな今日この頃です。
まだお互い誰かも判ってないけど

次回のタイトルは、『平家にあらずんば人にあらず』
時忠がそれを口にした瞬間から、滅亡は始まるのである。

「平 清盛」第三十一回【伊豆の流人】

2012-08-05 21:51:01 | ドラマ
キタキタキターッ
鎌倉北条一族の大ファンの私にとって、前回までは序章に過ぎない。
これからが本編です!
(生粋の番組ファンの方々、スミマセン

時政パパが遠藤 憲一ってマジかー! こんなカッコイイ時政役初めて見た(爆)
野良仕事が得意という、ちょい冴えない設定がまたイイ
何より嬉しかったのが、この時点で北条氏は伊豆の小豪族の一人に過ぎなかったという説を採用していること。
そうなんだよ。何だかんだと最初からバックボーンがあった清盛とはここが違うんだよ。
最大の好機を掴んで地べたから這い上がる! それが北条クオリティ

頼朝と伊東の姫とのエピソードも蔵出ししてくるとは、相当マニアックだわ藤本 有紀女史。
三郎兄上とか、出してくれるかな? 石橋山の合戦を取り上げるなら有り得るけど、
あくまでメインは清盛側だからなー。

期待半分で見守ることにしよう

「Wの悲劇」第七幕

2012-06-24 15:19:49 | ドラマ
[今さら感ハンパないんですが、メモ帳に残っていたのでアップしておきます]

何だかんだと、第三幕から見ていたりする
かつての大映テレビ制作のドラマを思わせる大仰しさが結構クセになる

一生くんは、和辻家の主治医・間崎 鐘平役。和辻 与兵衛(寺田 農)の隠し子でもある。

第七幕の出番は少なかったけれど、これまででいちばん印象に残った。

【殺人の偽装工作をした者は、遺産相続の権利を失う】

その事をあらかじめ知っていて、一族を煽ったのではないか、と疑われる間崎。
さらに和辻家の面々は、与兵衛の葬儀は出さないと言う。

「何もしないというわけにはいかないでしょう?」と問う間崎に、応えたのは繁(金田 明夫)だ。
「我々は、2000億の遺産を相続する権利を失ったんだ!」

「だから・・・何だって言うんです?」

ここの、哀しい顔がすごく良かった。

「隠し子だと知られた途端、身内気どりか」と迫られ、その場を辞す間崎。
一同をゆっくりと眺めながら、胸の裡を口にする。

「僕はこれまで、あなた方を身内だと思ったことも、そうなりたいと願ったこともありません。
 ただの、一度も」

キター―(゜∀゜)―!! 俳優・高橋 一生ここにあり!
込み上げる感情を抑えつつ意思を表情で伝える。一生くんのこーゆーとこが好きなんだっ。巧いよなあ

来月の舞台、一度は諦めたけど観ようかしら。「ヤマトタケル」とハシゴできるかなあ。

[↑と、この時点では思っていたのだがやはり諦めることにした。今月(宝塚の)ともちんにかまけ過ぎて、お金がないッ!
来たる9月の猫森集会,宙組「銀英伝」への資金を確保するため、7月・8月は県外に出ないぞーっ。
あ、でも月組「ロミジュリ」は行きたい・・・(言ってる傍からダメじゃねーか )]

「陽はまた昇る」第5話

2011-08-23 20:46:41 | ドラマ
何を隠そう(別に隠すことではないのだが )初回から、こっそり見ています
理由は、好きな役者である佐藤 浩市と三浦 春馬くんが出ていることと、硬派な男の園に心惹かれたから(笑)

第5話の私的みどころは2つ。
まず一つ目。
川渡り訓練中、「本気かつ真剣ですから!」と人口呼吸に挑む宮田くん(as 三浦 春馬)
「え?マジでやるのか?」と引き気味の中仙道くん(as 相葉 裕樹)にガバッとマウス・トゥー・マウス!
アップになった中仙道くんの見開いた目。・・・まつ毛長かった~

そして二つ目。
川に濡れたスウェットシャツ越しの、遠野教官(as 佐藤浩市)の○首(←オイ!)
ついつい目が吸い付けられちゃいまして。
セクシーダイナマイト5X歳(爆)

次点。
トレードマークのメガネをはずして杉崎捜一課長を演じている六角 精児。
結構お気に入りキャラです 何だかんだと遠野のことが心配で仕方ない杉崎可愛いよ杉崎。

そんなオジサマと若い男子のすれ違い&触れ合いが楽しみ な今日この頃です。