見上げれば星の海R

宝塚は花組&月組、歌舞伎は猿之助(二代目亀治郎)
イチオシ俳優は高橋一生
元同人描きによるインドア生活日記

悠かなるまほろば

2011-08-28 11:31:46 | 日記
宙組「シャングリラ」のDVDをついに買ってしまった。
2010年3~4月に上演された当時は、仕事をクビになったショックで観に行けなかった。
ラノベっぽくてオタ○向けだと聞いたので、観たいと思いながらも購入に踏みきれないでいたのだが、
この前観た「ヴァレンチノ」で宙組スキー な気持ちが盛り上がっちゃって、レジへ直行!

「そこに行けば どんな夢も叶うという 」という歌詞には、
まんま、ガンダーラじゃねーか!とツッコミながらも、まあ本編は楽しんだよ

いちばん印象的だった台詞が、
「これでは、桃源郷というよりも廃墟だ」

あーなんかわかる、って思った。

いちばん遠くにあるはずの幻の国。
古今東西問わず、人々が追い求めた理想郷の、哀しい真実。

舞台は、核戦争後の、日本。

宝塚は、こーゆーマンガやアニメ或いはゲームでしかやれなかった話を、真顔 で上演します。
平気で“近未来ファンタジー”と銘打って
詳しい感想はまた後日!

宝塚宙組「ヴァレンチノ」

2011-08-25 18:29:20 | 舞台

於:日本青年館大ホール
8月13日(土)、夏コ○帰りに観劇。

★主な配役★
ルドルフ・ヴァレンチノ【ルディー】(映画スター)… 大空 祐飛
ジューン・マシス(シナリオライター。ルディーを見い出す)… 野々 すみ花
ジャック・デ・ソウル(NYマフィア)… 悠未 ひろ
ジョージ・ウルマン(舞台俳優エージェント)… 春風 弥里
アラ・ナジモヴァ(ロシアの大女優)… 純矢 ちとせ
ナターシャ・ラムボア(デザイナー)… 七海 ひろき

1920年代に活躍した不世出の映画スター、ルドルフ・ヴァレンチノの半生を描く。
新大陸でオレンジ農園を経営する夢を持ち、イタリアから移民した青年ルディー。
数多の職を転々とするも、ジューンに見い出され、映画の主役の座を射止める。
ナターシャと結婚するが、お互いに求めているものの相違から程なく離婚。本当に必要な人はジューンと気づくまでの物語。

「この役は、絶対ラテン系の男でなければならないのよ!」
ジューンにとって、ルディは理想の恋人“ラテン・ラヴァー”を具現化する存在。
ルドルフ・ヴァレンチノを主役にシナリオを書きまくるジューンに、同人女の多くは共感するであろう
ルディの結婚に打ちひしがれても、“バイオレット・ロマンス”(ハーレクインやね)誌に、ラテン系の男の恋物語を発表し続けるのだ。
パねぇ・・・
ゆうひくんのルディーより、ちゃんと年上に見えたすみ花ちゃんのジューン。以前から彼女の演技力を買ってはいたけど、大したものだわ~。
ルディーの死を知らされたときの、背中の演技には泣けた!

泣けたといえば。
ラスト近くで、ジョージがジューンのタイプライターをカタカタと数打打った後、
「二人の回顧録を書こうと思う」と言うまでの【間】だ。絶妙の【間】だった。
みーちゃん、本当にまだ研10?!(笑)
ルディーの移籍のせいで、ジョージがメトロ映画の宣伝課長をクビになった時、
「あー、ひょっとしてこの時の遺恨が元でマフィアと手を組んでルディーを陥れるのかな?」なんて予想した私を殴って下さい。
本当に良い人だったよジョージ・・・

今回のナターシャ役で初めてかいちゃんを認識しました。
この娘役でかくね?と思ったら本来は男役なのね~。
「インスピレーション 」のお歌がちょっと難だったが、インパクトは大だったな。
元々キレイな顔立ちなんだけど、ナターシャの勝気な性格が相乗効果を発揮し、美しさが際立っていたと思う。

“青年”とはあるけれど、素顔のルディーはひたすら可愛いかった
官能的にタンゴを踊ったり、闘牛士になったり、白のチャドル(アラブの民族衣装)で現れたりと、
垂涎のコスプレで“ラテン・ラヴァー”を演じる時はめっちゃアダルトでカッコイイのに、いとも簡単に少年に戻れてしまうゆうひくんに完敗&乾杯!

そして、本当に悪い人がともちんのデ・ソウルだ。
10年前は、ケツの青いガキだったルディー相手に、女で揉めるぐらいちょっと間抜けで、まだ可愛げがあったんだがな(笑)
それがニューヨーク・マフィアを牛耳る存在になって。
「どこかで見た顔だな・・・。そう、10年前だ」
偶然再会したルディーに対し、意趣返しをするわけだ。
「特別ルームへ招待しよう・・・」
とか言われて、ニヤリとか笑われてルディ、何故そんなに簡単について行くかなああぁ?!
おまけに、勧められた酒も飲んでしまう。

カクン、と身体の力が抜けてしまったルディの顔を、デ・ソウルの大きな両の手のひらが包み込み・・・。
うわあ、顔!顔!近っ!唇が触れちゃうよ~、とドギマギ していたら、その先は私の予想の遥か斜め上を行く展開に!

男役のダンスシーンで表現されてるわけなんだけど。
マフィアの男達に暴行されるルディ。つーか強○にしか見えない。
輪○されて、ぐったりしてしまった彼を、とどめとばかりにデ・ソウルはバックから攻めるのだ。

あの~スミマセン、小池先生(←作・演出)。
これ、完全にすみれコード引っ掛かってますよね?(爆)
巷のブログ様では「R25のシーン」と呼ばれているようです。
非・腐女子でもそう思うんだなあ 無理もないが。

またともちんが容赦なくワイルドに踊るもんだから、鼻血が出そうだったよ。
ゆうひくんとの身長差がちょうど良くてねえ いや~、萌えさせていただきました!

ゆうひくんがはけた後は、マフィアの男達だけのダンスシーンに。
ここでも、フィナーレの群舞 でもセンターに陣取り、ダンスを率いたともちん。
君の男らしさは異常。
どうしてこんなにカッコイイのに、路線落ちしちゃったんだろう。
・・・ああ、宝塚の男役としては濃すぎるからか(妙に納得)。しかし惜しいな~。

デ・ソウルから解放されて、街角のゴミ捨て場に倒れるルディ。
目を覚ますと、髪と顔には汚れがこびりつき、着ていた高級スーツはズタボロに。
もう本当に痛々しかったよぉ
ここで、昔の自分の夢を、母にオレンジ農園をプレゼントする夢を思い出す。
涙をポロポロ流しながら歌うルディに、キュンキュン しちゃいました。

やっと今まで見失っていたもの、本当に大切なものに気付いたのに。
結局この時のケガが元で腹膜炎となり、命を落とすわけです。
ああ切ない・・・

イタリア語でオレンジは「アランチャ」と言うそうです。
向こう側の世界で、アランチャの木々に囲まれて、ルディとジューンが笑いながら二人でいることを願ってやみません。

「陽はまた昇る」第5話

2011-08-23 20:46:41 | ドラマ
何を隠そう(別に隠すことではないのだが )初回から、こっそり見ています
理由は、好きな役者である佐藤 浩市と三浦 春馬くんが出ていることと、硬派な男の園に心惹かれたから(笑)

第5話の私的みどころは2つ。
まず一つ目。
川渡り訓練中、「本気かつ真剣ですから!」と人口呼吸に挑む宮田くん(as 三浦 春馬)
「え?マジでやるのか?」と引き気味の中仙道くん(as 相葉 裕樹)にガバッとマウス・トゥー・マウス!
アップになった中仙道くんの見開いた目。・・・まつ毛長かった~

そして二つ目。
川に濡れたスウェットシャツ越しの、遠野教官(as 佐藤浩市)の○首(←オイ!)
ついつい目が吸い付けられちゃいまして。
セクシーダイナマイト5X歳(爆)

次点。
トレードマークのメガネをはずして杉崎捜一課長を演じている六角 精児。
結構お気に入りキャラです 何だかんだと遠野のことが心配で仕方ない杉崎可愛いよ杉崎。

そんなオジサマと若い男子のすれ違い&触れ合いが楽しみ な今日この頃です。

「ブルドクター」第7話

2011-08-18 22:01:49 | ドラマ
Kame Pro Club からのメルマガに、「大達 高広(亀治郎)のメイン回となります!」とあったので、
第7話にして初めて視聴
(レギュラー出演しているのは知ってたけど、何だか話に惹きつけられないのと、出番も毎回ちょこっとだけだと聞いたので、見る気にならなかったのだ)

聞いていたとおり、ビミョーな髪形・・・。
心臓マッサージをしている時に、前髪がパサッと落ちたんだけど、そのもっさり加減がよろしくなく、ファンなのに「ちょ、キモっ 」と思ってしまった。
上げた髪が中途半端な位置で留まってるから変なんだと思う。いっそのこと前髪下ろしたまんまでいいのに。

話としては、何だか後味悪かった 私はね。

司法解剖で真実が突き止められたことで、スッキリしたのは珠実(as 江角マキ子)と高広であって、亡くなった少年の両親にとっては、何ら得るものはなかったのではないか?
「どうして早く病院に連れて行ってやらなかったんだろう」と母親は泣き崩れた。自分のせいだ、と自責の念に囚われて生きていくことになってしまった。
医療ミスで息子は死んだ、とあのまま思っていた方が、いくらか気が楽だったんじゃないだろうか。

このドラマの狙いとするところが判らない。
大達夫婦の間に隙間風が吹きそうな雲行きだが、「どうなっちゃうの?」とか全然思えないのはなんでだろう。

いちばんウケたのは、キャンプ場に高広が運転している(設定の)車が乗り付けた時。
亀ちゃんは、免許持ってません(笑)

煩悩ラプソディ

2011-08-14 15:52:22 | 日記
オタ○の夏の祭典 in 有明へ行って来ました。
まあ去年も一昨年も(以下自重)行ったんだけど、今回はアラフォーにして、実に十ウン年ぶりの2日連続一般参加。
我ながら、正気の沙汰じゃない。
でも、欲しかった本をいっぱい変えたから満足!

帰りに、宙組「ヴァレンチノ」も観て来ました。
戦利品の詰まったキャリーバッグと筋肉痛で軋む身体を引きずりながらも。
全くもって、常軌を逸している。
でも、噂のともちん×ゆうひくんの輪○ダンスが観れたから満足!

つーか、オレの夏休み、ホ○まみれ。

スミマセン暑いんで疲れてるんで。
宙組の詳しいレポはまた後日アップします。
とり急ぎご報告まで(そんな報告要らんわ)