<その1>のつづき
ローズ・ラメント~Cry-Max~
フラメンコ・ギターがかき鳴らされる。スパニッシュ好きにはたまらないイントロだ。
冒頭に登場したコロスたちが、赤と黒の衣装に身を包み、またも力強いコーラスで不可思議な世界に誘う。
ここのすみかちゃんの色っぽかったこと! まさしくカルメンが憑依したよう
可憐な娘も大人の女も演れちゃう。やっぱり好きだったなあ、すみかちゃん・・・
ゆうひくんのホセも前髪がふわっと下りていて、戸惑う瞳が可愛いくもありセクシーでもあり
テルのエスカミリオを交えて、ナイフで刺したり刺されたりするこの場面は、意味がよく解らないという声をよく聞いた。
私も全く解ってなかったけど、まあ曲も振付けもカッコイイからいいじゃん!で済ませてた。
ドロドロ好きよ~? 谷山浩子フリークは
ともちんファン的ツボは、エスカミリオの腕を掴んで止めようとするも振り払われて、さらにホセにはぞんざいに肩を払われるという、可哀相なところ
でも却って、「ゆひさんから触ってもらえたぁ」と喜んでたりしてなー
不満は頭に巻かれたターバンぐらいかな。「カルメン」といえばジプシーだししょーがないのかもしれないけど。
髪の毛って男役の魅力・色気を引き立たせる武器の一つだと思ってるから、それを全面覆い隠してしまうので惜しいなと。
あんまり好きなアイテムじゃない。人によって似合う似合わないがはっきりしちゃうしね。
真紅に染め上げた空間と、無音の闇が、コロスの「クラーイ!」の歌声で切り替わる。
ちや姉、真骨頂を見せてくれたよ・・・
死から再生した後の、総踊りがカッコ良かった! 振り数は多いし激しいし、時間も長いから組子達は大変だったと思う。見応えあったなあ
フィナーレ~Galaxy~
導入部はドヴォルザークの「スラブ舞曲」。ちょくちょく耳にする度にイイナ~と思っていた曲。作曲者もタイトルも知らなかったから、これを機に知ることができて嬉しい。
「世界中の星を 集めて・・・ 」という歌詞にキュンと来た。ゆうひくんの儚げな佇まいにうっとり
すみかちゃんが大階段上に登場し、上位体反らしを魅せる。
この時ちょうどゆうひくんが銀橋に出て来るので、どうしても観客の多くはそっちに注目してしまっていて、すみかちゃんがちょっと可哀相だったな。
二人の紫がかった青いお衣装が素敵
デュエットダンスが中盤にさしかかると、大階段上に男役の一群が現れる。
ライトは当たらないので姿は薄暗い。
トップコンビの呼吸に合わせるかのように、一歩ずつ、一段ずつ下りてゆく。
音楽の背後で、階段上の動く音だけが聞こえて、次第にフォーメーションができてゆく。
儀式のようだった。
抱き合ったままトップコンビがセリ下がる。この時、すみかちゃんの肩口に頭を預けるようにしていたゆうひくんの表情が忘れられない。安心して眠りについた子どものような顔。
ゆうひくんが自由に動けるように、今まで包み込んでくれていたのはすみかちゃんだったんだなあ。ずっと年下なのにね。いいコンビだったよ~
そんな二人の作り出した神聖な空気感の中、黒燕尾の男役の群舞が始まる。
「ある種、神懸かっているような状態」だとともちんが言っていたのも納得。
息が苦しくなるほど荘厳で、圧倒された。いっときも目を離してはいけない気がした。
曲はベートーヴェンの「月光」。ギターのアレンジがカッコイイ!!
振付けは羽山 紀代美先生。さすが男役の色気を良く解ってる。
腰の緩やかな動きと、顔の前で手をクロスする振りに毎回撃沈してました
ゆうひくんがセリ上がって来てからは、恍惚感までもがたゆたう空間となる。
また群舞も揃ってるんだこれ。ビシーッ と。気合いが違う。
幾つかのグループに別れて、走り抜けるように踊りながら(←かなりテクニックが要ると思う!)ゆうひくんに別れを告げてゆく。泣かせる~
時間にしたら一瞬なんだけど、お互いの視線の絡み合いが熱いんだよね。瞳で色々語っちゃってるんだろうなあ。
退団者3人のエトワールが歌い始めた時、その美しい声に癒されながら、夢の終わりが来たことを実感する。
ゆうひくんとすみかちゃんが中心に居る宙組が大好きだった。
間に合って本当に良かった。幸せな時間をありがとう。
このショーは、佳作であるとは言い難い。
それでも、観客に楽しんでもらいたくて、力いっぱい表現しようとしてくれた組子達に感謝だ
虚構の王国で生きている彼女たちの方が、我々よりよっぽどタフだね。
宙組を離れていく人、宙組に残る人。
歩む道を照らす光が、この先もどうか翳りませんようにと、祈らずにはいられない。
ローズ・ラメント~Cry-Max~
フラメンコ・ギターがかき鳴らされる。スパニッシュ好きにはたまらないイントロだ。
冒頭に登場したコロスたちが、赤と黒の衣装に身を包み、またも力強いコーラスで不可思議な世界に誘う。
ここのすみかちゃんの色っぽかったこと! まさしくカルメンが憑依したよう
可憐な娘も大人の女も演れちゃう。やっぱり好きだったなあ、すみかちゃん・・・
ゆうひくんのホセも前髪がふわっと下りていて、戸惑う瞳が可愛いくもありセクシーでもあり
テルのエスカミリオを交えて、ナイフで刺したり刺されたりするこの場面は、意味がよく解らないという声をよく聞いた。
私も全く解ってなかったけど、まあ曲も振付けもカッコイイからいいじゃん!で済ませてた。
ドロドロ好きよ~? 谷山浩子フリークは
ともちんファン的ツボは、エスカミリオの腕を掴んで止めようとするも振り払われて、さらにホセにはぞんざいに肩を払われるという、可哀相なところ
でも却って、「ゆひさんから触ってもらえたぁ」と喜んでたりしてなー
不満は頭に巻かれたターバンぐらいかな。「カルメン」といえばジプシーだししょーがないのかもしれないけど。
髪の毛って男役の魅力・色気を引き立たせる武器の一つだと思ってるから、それを全面覆い隠してしまうので惜しいなと。
あんまり好きなアイテムじゃない。人によって似合う似合わないがはっきりしちゃうしね。
真紅に染め上げた空間と、無音の闇が、コロスの「クラーイ!」の歌声で切り替わる。
ちや姉、真骨頂を見せてくれたよ・・・
死から再生した後の、総踊りがカッコ良かった! 振り数は多いし激しいし、時間も長いから組子達は大変だったと思う。見応えあったなあ
フィナーレ~Galaxy~
導入部はドヴォルザークの「スラブ舞曲」。ちょくちょく耳にする度にイイナ~と思っていた曲。作曲者もタイトルも知らなかったから、これを機に知ることができて嬉しい。
「世界中の星を 集めて・・・ 」という歌詞にキュンと来た。ゆうひくんの儚げな佇まいにうっとり
すみかちゃんが大階段上に登場し、上位体反らしを魅せる。
この時ちょうどゆうひくんが銀橋に出て来るので、どうしても観客の多くはそっちに注目してしまっていて、すみかちゃんがちょっと可哀相だったな。
二人の紫がかった青いお衣装が素敵
デュエットダンスが中盤にさしかかると、大階段上に男役の一群が現れる。
ライトは当たらないので姿は薄暗い。
トップコンビの呼吸に合わせるかのように、一歩ずつ、一段ずつ下りてゆく。
音楽の背後で、階段上の動く音だけが聞こえて、次第にフォーメーションができてゆく。
儀式のようだった。
抱き合ったままトップコンビがセリ下がる。この時、すみかちゃんの肩口に頭を預けるようにしていたゆうひくんの表情が忘れられない。安心して眠りについた子どものような顔。
ゆうひくんが自由に動けるように、今まで包み込んでくれていたのはすみかちゃんだったんだなあ。ずっと年下なのにね。いいコンビだったよ~
そんな二人の作り出した神聖な空気感の中、黒燕尾の男役の群舞が始まる。
「ある種、神懸かっているような状態」だとともちんが言っていたのも納得。
息が苦しくなるほど荘厳で、圧倒された。いっときも目を離してはいけない気がした。
曲はベートーヴェンの「月光」。ギターのアレンジがカッコイイ!!
振付けは羽山 紀代美先生。さすが男役の色気を良く解ってる。
腰の緩やかな動きと、顔の前で手をクロスする振りに毎回撃沈してました
ゆうひくんがセリ上がって来てからは、恍惚感までもがたゆたう空間となる。
また群舞も揃ってるんだこれ。ビシーッ と。気合いが違う。
幾つかのグループに別れて、走り抜けるように踊りながら(←かなりテクニックが要ると思う!)ゆうひくんに別れを告げてゆく。泣かせる~
時間にしたら一瞬なんだけど、お互いの視線の絡み合いが熱いんだよね。瞳で色々語っちゃってるんだろうなあ。
退団者3人のエトワールが歌い始めた時、その美しい声に癒されながら、夢の終わりが来たことを実感する。
ゆうひくんとすみかちゃんが中心に居る宙組が大好きだった。
間に合って本当に良かった。幸せな時間をありがとう。
このショーは、佳作であるとは言い難い。
それでも、観客に楽しんでもらいたくて、力いっぱい表現しようとしてくれた組子達に感謝だ
虚構の王国で生きている彼女たちの方が、我々よりよっぽどタフだね。
宙組を離れていく人、宙組に残る人。
歩む道を照らす光が、この先もどうか翳りませんようにと、祈らずにはいられない。