見上げれば星の海R

宝塚は花組&月組、歌舞伎は猿之助(二代目亀治郎)
イチオシ俳優は高橋一生
元同人描きによるインドア生活日記

新春浅草歌舞伎チラシ

2010-11-28 15:44:43 | 舞台
毎年センスが良いとは言い難いチラシだが、今回のは一目見て「おっ」となった。
デザインがどうの、というわけじゃなく、ちゃんの写真映りが珍しく良いから(笑)
でもこの1月浅草公演では女形が一役もないから、私は観に行かないんだけどね。
染五郎さんとタッグを組む2月テアトル銀座公演にお金を取っておこうかと。
ていうか、無職だし。再就活しなきゃだし
訓練中にもっと動いておくべきだったんだが、授業についていくだけで精一杯だったからなあ(←ついていけてなかった部分もあり
2月を心の支えにして頑張ろうっと(←こればっかり)

「鋼の錬金術師」劇場版

2010-11-24 17:52:25 | 日記
サブタイトルは「嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」。2011年夏公開。
公式サイトで予告編の動画を見ました。
・・・なんか作画が粗くないか?というのが第一印象。
今年の7月まで放送していた第二期アニメがクオリティ高かったので、ちょっとがっかり
作画のみならず監督も脚本も違う人だし、ストーリーも原作最終回のその後というわけでなく番外編のようですし、殆ど別物だと思った方が良いですね。
個人的に一番残念なのは、音楽が千住 明氏ではないこと。千住節炸裂の劇伴だったからこそ、私はあれほどハマったのだと思う。’07年大河ドラマ「風林火山」で彼の音楽を知り、目の前に情景が浮かぶ旋律に何度涙したことか サウンドトラックも全て購入したし、コンサートにも2回足を運んでいます。1回目は亀ちゃんとのコラボでした。慶応OBのよしみでまたやってくれないかな~と期待しています。
なんか話がそれちゃいましたね。まあ、というわけで(?)ハガレン映画を観に行くかどうかは微妙・・・ということです。

龍馬のちハロワ、一時アート

2010-11-20 21:06:04 | 日記
タイトルは、ただ昨日(20日)の出来事を羅列しただけなんですが

まず、やっと龍馬伝46話「土佐の大勝負」を見ました。
「武士の世を、終わらせるかい・・・?!」
はっきり申し上げて、私個人的には山内容堂公は好きではない。でも、この回の近藤正臣の演技には唸った! あの重厚感。まさしく“大殿さま”だった。
「大殿さまが、武市さんに会いに来られたからです」
そう龍馬に言われた後の、目の動き。凄かった。
さすが、ピアノを足の指で弾いただけのことはある。
(↑「柔道一直線」。リアルには知りません)

次に、土曜日も開庁しているハローワークプラザへ。
検索システムの調子が悪く、何回か固まったり、エラーが出たりと遅々として進まない。イラッとしながらも根気強く続けたのだが、結果は空振り
やっぱり車を運転できないのがネックだ。うーんでも、チャリでおつかいに行っちゃいけないんだろうか???5kmぐらいなら平気なんだけどなあ。
免許の必要性は感じるけど、教習所に行くお金がないんだよおっ

ヘコんだままトボトボと家路に着くのも何なので、青葉通りで開催されているアートイベント「ストリートフェスティバル」へ。訓練の同志であるつだやんさんが出展していると聞いたので、ブースに顔を出してみることに。
おお、1番ブースじゃん、わかりやすっ(笑)。いたいた。奇遇にも清○さんもお子さん連れで遊びに来ているではないですか(お父さんそっくりでした~
「お久しぶりです~」とか言っちゃった。まだ1日、2日だって
せっかくなので、全ブロックをぐるりと回ってみました。革製品、似顔絵、ガラス工芸品、詩、書、創作時計等など、思い思いのお店が出てました。可愛い銀細工のお店に心惹かれたけど、いかんいかんと我慢。
みんな凄いなあ~ 地に足着けてアートやってるんだもん!
つだやんさんの描いた七福神の笑顔に、元気をもらいました。辛い職場実習だけど、乗り切ってみせるよ~。

夜、電話でJKさんと話して、彼女も遊びに行っていたことが判明。ひょっとして今日も同志がつめかけてたりしたのかな(笑)
JKさんの織り展を観賞した時も、「すごい、すごい」と連呼して頭悪そうだった私。でもね、クリエイターになりそこなった自分としては、お二人とも尊敬の対象だから 本心から言っております

♪パレットには作りそこねの青
♪海になりたい青

Song by篠原美也子

宝塚月組「Rhapsodic Moon」

2010-11-18 00:29:47 | 舞台
今チラシを見て初めて知りました。これ“ショー”じゃなくて“レビュー”だったのね
どうりでスピード感に欠けると思った。
演出は中村B(一徳)先生。最近はどの作品を観ても、受ける印象は「普通」。今回も可もなく不可もなく、といった感じでした。
(あさこちゃんのお披露目だった「REVUE OF DREAMS」は面白かったのに)

使用している楽曲は現代的で(ロックも有り)なかなかセンスがイイのですが、如何せん振付けが・・・いまいちでした 全体的に単調なの。
板付きのプロローグからして新鮮味が全く無いし、組子が勢揃いして群舞になるのは良いが、碁盤の目のように整然と並んで、みんながみんな同じ振りを踊るのです。・・・つまんない。
振付けは単調とはいえ、無駄にダンスシーンは多いから、きりやんがしんどそうに見えた。それでもターンの時軸足がぶれないのはさすがだが。リフト三回は多いよね可哀相だよね?!
しかし改めて、園加ちゃんはダンス巧いねえ、カッコイイ!!惚れ惚れしたよ~
(レインボーストライプ(?)のお衣装はかなり微妙だったが)

どこかで見たようなお衣装が多かったけれど、きりやんのダークブラウンのお衣装は新調でしょうか。よく似合ってた。あと私は個人的に、彼女のリーゼントよりも何のスタイリングもしてないふわりとした前髪に弱いので、今回は二箇所で拝めたからその点は満足じゃ。
まさお&みりおもそれぞれメインになる場面で頑張ってた。ただ、きりやんと実力が拮抗していないのでちょっと物足りない。誰かきりやんの身も心も支えて上げて~。一番強そうなのがまりもちゃんってどうよ(笑)

まあ色々ケチをつけましたが、フィナーレを観るとそれなりに満足しちゃうものです。華やかだもんね~ 歌舞伎も華やかだけど、平均年齢が高いから(苦笑)。
やっぱり宝塚の煌びやかさは、胸が高鳴ります。現実逃避の最高峰でしょ!

宝塚月組「ジプシー男爵」

2010-11-16 22:24:49 | 舞台
約4ヵ月ぶりに東京宝塚劇場へ 11月14日(日)・午後の部を観劇。
きりやん&まりもちゃんトップコンビ2作目です。

【主要配役】
シュテルク(亡命先で両親を失くし諸国を放浪する):霧矢大夢
ザッフィ(ロマ民族の娘。実はトルコ総督令嬢):蒼乃夕妃
バリ(ロマ民族の青年。ハンガリー人を憎悪する):龍 真咲
オトカー(豚飼いの使用人。主人の命で財宝を探す):明日海りお
ジュバン(豚飼い商人。シュテルクの亡父の土地を不当に占拠):汝鳥 伶

ヨハン・シュトラウスⅡ世作のオペレッタをアレンジしてミュージカル化。
舞台は18世紀のハンガリー。天涯孤独の身のシュテルクが、亡父の土地に召還される。彼の地で亡父はかつてロマ民族を庇護していた。シュテルクもロマの人々と意気投合し、彼らを蔑む豚飼い商人に立ち向かう。
トルコの財宝探しや、戦争への出兵エピソードを絡みつつも、ラストは愛するザッフィと結ばれて大団円。コメディ色強し。まあ、原作がオペレッタ(=喜歌劇)だからね

きりやんシュテルクは、元来大地主の息子でありながら気取ったところが全くない。前作のパーシーに引き続き、周囲巻き込み型主役 マリア・テレジア女王(as花瀬みずか)に対しても「ちわ~す!」と挨拶(三河屋か)。戦地から引き揚げて来る頃には兵士全員「ちわ~す!」だったから、よっぽど愛されキャラだったとみえる。
ちまっとして可愛いしな(笑)。外見と相反する豪快な性格とのギャップに萌え
まりもザッフィは、登場した時のお衣装が綺麗だったな~ スカートの下に履いているハーレムパンツにスリットが入っていて、ちらちら見える脚がセクシーだった。
ラストの宮廷で着ていた輪っかのドレスより、ロマの衣装が断然似合っちゃうのは、「実は○○○」設定としてはマズイのかもしれないが、まあ細かいことはいいや。
まさおバリは、野郎系でカッコ良かった。ちょっと見ない間に大人っぽくなったねえ でも出番は少なめだったからちょっと割を食っちゃったかな。
みりおオトカーは、お笑い担当で頑張っていたけど空回り気味だったかも。まあ脚本が穴だらけだから仕方がないかな。でもやっぱり、爽やかな容貌は目を惹きます。
ゆうさんジュバンは・・・ただひたすらに、こんなくだらない役引き受けて下さってありがとうございます!(爆)

のぬいぐるみが何体も出てきたり(いや、可愛いんだけどさ)、何かひらめくと豚ッ鼻が鳴ったり、唐突に軍隊が歌い出したり(宙組『望郷は海を越えて』を思い出した・・・)と、支離滅裂なところはいっぱいあったが、谷先生演出にしては誰も死ななかったし、佳作の部類ではないだろうか。
欲を言えば、シュテルクが放浪していた頃のエピソードの描写があったらもっと良かったかな。「孤児(みなしご)稼業」って具体的には何をやって乗り切ってたの??というヨコシマな好奇心だけど(爆)