goo blog サービス終了のお知らせ 

見上げれば星の海R

宝塚は花組&月組、歌舞伎は猿之助(二代目亀治郎)
イチオシ俳優は高橋一生
元同人描きによるインドア生活日記

「軍師 官兵衛」第九回、第十回

2014-03-15 23:49:53 | ドラマ
スミマセン、井上九郎右衛門の出番が少なかったので二話まとめさせてください

小寺と共に信長に拝謁するよう説き伏せる為に、別所と赤松の許に向かった黒田主従。
もし謀殺されそうになったら、
「その時は善助に斬り込んでもらうとしよう」と軽く言い放つ官兵衛に、
人の悪そうな笑みを浮かべながら「そう致しましょう」と続ける九郎右衛門。
さらに太兵衛が絶妙の間で「フッ…」と失笑しながら通り過ぎる。
この流れにウケた 馬に乗りながらのコントはレベル高いよ。
義弟に引導を渡される善助、可哀相

純朴な善助を周囲がイジリ倒す、という図式が定石となりつつあるのか?
お道との仲を揶揄する九郎右衛門は、
「あまり関わらぬ方が良いぞ。殿はお許しになったが、わしは信用しておらぬ」と言いながらも、その実少なからず面白がっているように見えた。
「惚れたな」の言い方も顔も。身体揺れてるし

まあラブコメパートはこの辺でおいといて・・・

戦パートの太兵衛は漢だったね
毛利の軍勢五千を、小寺の手勢千人で迎え討たねばならない。
「一人が四人倒せば良い。この俺が、千人倒す」
ローゼンリッターみたいな言い方だな、とか思っちゃった(←解る人はお友達!)

出陣直前に目瞑って笛吹いてた九郎右衛門にはちょっと引いたけど、あれは精神統一なのでしょうか。
横笛だけでなく縦笛も嗜むのね。
今回で九郎右衛門の大鎧の色を憶えました! 大袖部分の萌黄匂威(もえぎにおいおどし)の色使いがクールな彼らしい感じ

大鎧の色で判別するに、戦場でズシャッ、ズシャッ と敵を斬り伏せてたのは九郎右衛門に見えたけど、確証が無いよ~
兜で顔が見えないんだもん 録画もしてないので確認できず。
カメラマン様、もっと一生くんを寄って撮ってください(爆)

「軍師 官兵衛」第八回

2014-03-01 20:44:46 | ドラマ
「兵は詭道なり」
出たーっ、孫子!
『風林火山』好きにはたまりませぬ。勘助お気にの一説だったね

“戦わずして勝つ” それが最良の勝ち方である
戦いの本質は相手を欺くこと
あらゆる策を弄しても、味方を一兵も損ずることなく、敵を破る事が望ましい


戦の勝敗は兵の数で決まるわけではない、と反論した官兵衛が続けて口に出した言葉が心にくい。
「然るべき大将を姫路にお遣わし下されば、皆、織田家の味方となりましょう」
こう言われては、ある程度の大物を派遣せざるを得ないよね。巧いな、と思った。

その毛利攻めの大将に任ぜられる為に一計を案じた秀吉も巧い。
(つか、竹中直人は芝居が巧緻すぎて一人浮いている気がするが
秀吉・おね夫婦の遣り取りは、前回はおねのぶりっぶりのピンクの小袖を筆頭に“やらされてる感”が気持ち悪かったのだが(スミマセン )、今回は自然に感じられた。小袖も水色の方が似合うよ

黒田家家臣三羽烏(←勝手に異名をつけるな)の最初の出番は、官兵衛と信長との謁見中、別の間に控えているところ。

時間がかかっていることを心配し、
「信長公は、気に入らねば即刻首を刎ねるという噂だ」と不安を煽ったのは井上九郎右衛門だ。
アナタ、前回も信長が浅井・朝倉のしゃれこうべを杯にしたという噂をしてましたよね?
耳が早いのかゴシップ好きなのかどっちなんだ
官兵衛が無事笑顔で戻って来たらば、善助と太兵衛と一緒になってわんこのように喜んで 迎えてるし、
本当にクール設定なのか‥‥?  とつっこみたくなった。

さらに、太兵衛が秀吉に見出された時も、
「たとえ百万石積まれようとも、我らの忠義はビクとも致しません。
 離れるときは、死ぬ時でございます」
と言ってのける。
九郎右衛門自身が言っていた“内に秘めたるもの”は相当熱いようだ。
まあ、秀吉がスカウトしたのは太兵衛であって、君は所望されていないんだけどな(爆)。
しかし善助、「某(それがし)の言うことしか聴かぬ男にございます」って、もこちゃん猛獣か

三羽烏の関係性を、各々を演じる役者がどう捉えているのか。
それを窺い知れるインタビューが、番組の公式サイトにアップされていますよ!

先だっての2月23日にやっと、一生くんの分が掲載されました。
昔から彼の文章には文才と感性があると思ってるんですが、どうでしょう?
殺陣の一場面をフレームインした画像も、キリリとした表情でステキです
お暇でしたら是非ご覧くださいまし

「軍師 官兵衛」第七回

2014-02-22 17:26:54 | ドラマ
毛利か織田か。
どちらに付くか決断を迫られる回であったにも拘わらず、何だか緊張感がなかったように思う。

いよいよ信長に対面し、次回は秀吉との運命的な出会いも用意されているというのに、一向にわくわくしないのは何故だろう。

又兵衛絡みのエピソードが冗長に過ぎたのかな。
つか、秀吉とおねの場面も含めて、時代劇と言うよりもホームドラマみたいなんだよねー
その試み自体が悪いということではないんだよ。見せ方の問題というか。

だって、比べるわけじゃないけど「功名が辻」(’06年)は戦パートとホームドラマパートにもっとメリハリがあって、それぞれが面白かったから。

ダイジェストっぽい作り方なのに、ムダにくどいところがあるんだよね。
毛利に付くよう諭しに来た力までも「二人目を」とか言ってるからまたその話かよ、と突っ込んじゃった。
あ、ひょっとして今回のテーマは「子は授かりもの」だったのかしら?(ゴメン ちょっと毒吐いた
でも松寿丸をやってる子は可愛いね

さーて、今週の井上九郎右衛門は~?(サザエさんか)
出番、少なかったっす

見せ場は終盤の、黒田主従が何者かに襲われる場面かな。
善助と太兵衛を前線に押し出し、当然とばかりに自分は官兵衛の傍らのポジションに着いたのがステキでした(笑)

主君の楯となり、斬りかかってくる相手を次々と刀で受け流していく九郎右衛門。
一生くんの殺陣キターーー
身のこなしから、刀の柄(つか)の握り方まで玄人っぽくてツボなのだ

暴漢が退散するのを目で追いながら、ぶん、と刀の汚れを振り払う所作をご覧になりましたか皆さま?!

私はハートを撃ち抜かれました
はあぁ、他愛ない顔してるのに何てカッコイイの・・・(褒めてます)

「信長様に会うことを良しとしない者がおるようですな」
オイオイ、そういうお前も、さっきまで「毛利に付くのが安泰じゃ」とか言ってなかったか?(爆)

まあ九郎右衛門の場合は主君の決断が絶対だから納得したんだろうけど、「良しとしない者」は御着城下にぞろぞろいるでしょうね。
櫛橋家ゆかりの者とか義理のお兄ちゃんとかお兄ちゃんとか。

このキナ臭さを生かしたスピーディーな展開が見たいんですがどうでしょう?
だしの麗しさにデレッてる場合じゃないぞ黒田主従!

「軍師 官兵衛」第六回

2014-02-15 19:15:59 | ドラマ
井上 九郎右衛門は今回も so cool!にござったよ。

ぶつかり合う太兵衛と家臣たちを、
「殿の御前だ!」と一喝し、
「――控えよ」と制したところがカッコ良かったなあ~
(荒げた声と、抑えた声。その対比と台詞の間にシビれた

「佳き音を出す」と官兵衛の讃辞を受け、
「恐れ入ります」と返していたけど、相当自信がなければ夜に笛なんて吹けないよな
九郎右衛門の「内に秘めたるもの」が、音を奏でること以外に、外に放出するところも見てみたい。
一見文系なのに、実は腕もめっぽう立つ、とかいう設定にしてくれないだろうか。喜ぶから。私が

家中を「いささか、まとまりに欠けるかと」と評した九郎右衛門。
彼じゃなくてもそう思うのではなかろうか

黒田家臣団バラバラだよー。
問題は太兵衛じゃなくて、彼を猿扱いする輩の方なんじゃないのかなあ。
むしろもこちゃんの太兵衛は良いアクセントになっている。でかくて可愛いし(←そこが大事なのか)

善助と太兵衛を義兄弟にして、二人の絆だけを深めれば、家臣の結束を固めたことになるのかも疑問だ。
まあ過程はこれから描くんでしょうが。つか、描いてくださいねしっかりと。

義兄弟の契りを結んだ場面で、盛り上がっている三人から敢えて視線をはずしつつ、微笑ましく感じながら俯いている九郎右衛門はちょっとおっさんくさかった
三人のうち一人は貴方の主君なんですけどね(笑)
そうそう、前回書き忘れましたが、私は一生くんの時代劇の所作が好きなんですよ
座に着くときの、直垂の左右の袂をサッと引くところとか、馬の駆り方とか、芸歴長いだけあってめっちゃ様になってる。
かつ流麗。まるで
馬上の月
とか思っちゃった(爆)
(馬上の華と言わなかっただけ許してください・・・
視聴者の皆さんがその辺も注目してくださると嬉しいなっと

井上九郎右衛門にございます

2014-02-08 16:48:21 | ドラマ
はい。 このタイトルが、「軍師 官兵衛」第5回にて、一生くんが発した全セリフです。自己紹介のみ

ON AIR 前に、
ラスト三分ぐらいの出番だったりして・・・
セリフなかったりして・・・
きっと(速水)もこちゃんの方が目立つんだろうなあ・・・
とか諸々予想していたのですが、まあほぼ当たっていたのですが(笑)、一応声は聴けたよ。
アップも3カットあったよ~!
やっぱりこの顔好き
じわじわと愛しさが湧いて、今日の再放送も見ちゃった(←アホ

大河ドラマ公式サイトによれば、九郎右衛門は
「黒田二十四騎」で、のちに二番家老となる頭脳派
だとか。
「風林火山」で演じた駒井も知将だったけど【武田二十四将】のメンバーではなかったから(メンバー言うな! )、今回ちょっと格が上がったようで嬉しい。

あ、本編にまるで触れていませんが、ちゃんと初回から見てますからね~。
でも正直、現時点では脚本も演出も私的には物足りないので(スミマセン)、九郎右衛門の活躍に比例して面白くなって行くと良いなあと思ってます。
期待してます