1月15日(土)に観劇。
日本青年館で月組「STUDO54」11時公演を観た後、東京宝塚劇場へ移動。
このハシゴの順番を逆にしなくて良かったね、と帰りにMちゃんと言い合いました。
先にこちらを観ていたら、きっと月組の軽さに耐えられなかったと思う
ロバート(アメリカ人の大学講師。共和政府に与する義勇兵):大空祐飛
マリア(市長の娘。反乱軍兵士に陵辱され、髪まで切られる):野々すみ花
アグスティン(ゲリラ・パブロ隊のメンバー。マリアを想う):蘭寿とむ
アンドレス(同 メンバー。ロバートの手紙を将軍に届ける):北翔海莉
ラファエル(同 メンバー。元ジプシーでギターを奏でる):悠未ひろ
幕開きに、カラーン、カラーンと鐘が鳴っていた。
チャペルの結婚式で耳にするような、澄んだ音だった。
幕が下りるとき、また鐘が鳴り響いた。
同じ音色のはずなのに、涙がこみあげてきた。
「あれは僕らの幸せの鐘だ あれはみんなの幸せの鐘だ」
32年ぶり!の再演ということで、主題歌も懐かしい感じのメロディで耳に残る。
舞台は1937年の内戦下のスペイン。ファシズム派の反乱軍の進攻を止めるべく、共和政府軍より橋梁爆破の命を受けたロバートは、山中のゲリラ隊と合流する。
そこで、髪を短く刈った娘・マリアと出逢う。二人は瞬く間に恋に落ちるが、命を懸けた危険な作戦決行は、四日後に迫っていた・・・。
ゆうひロベルト(←ゲリラの面々はスペイン語読みで呼ぶ)の、大人の男の魅力全開!な舞台だった。
包容力があって、優しくて、でもちょっと強引で。余裕がある。
「どうしたんだい? ウサギさん」とか恥ずかしげもなく言っちゃうし(笑)
(ゆうひちゃんならセーラーウラヌス・はるかさんが演れるわね!)
自分の過去の傷を告白しようとするマリアに、「その話はもうやめなさい」と諌める言い方も。
妻になるのだから包み隠さず話したいと言う彼女を前にし、今度は軽く首をかしげ、少し身体を近づけて、無言で耳を傾ける仕草も。
めっちゃカッコ良かったねん。成長したな、ゆうひ!!
すみ花ちゃんマリアは、本当に子兎みたいで可愛かった
好きになったら一直線で、ロベルトを甲斐甲斐しくお世話する。
最後の夜、寝袋で一緒に寝ようとする大胆さもステキ。
しかしこの二人、ラブシーンが多くて当てられたわ~
ロベルトがマリアの髪を撫でるところ。
「私ずっと、あなたにこうして欲しかったの。もう一回、して!」
うわお 柴田侑宏先生の作品は、そこはかにエロくて好きだ。
なんかえらく巧い人がいる、と思ったら京 美紗さんのピラールでした。
こんな老け役できる上級生いたっけ?と思ったら珠洲春希のアンセルモ&風莉じんのエル・ソルドだった。
昔はあんなに小さかったのに!(爆) 時の流れを感じるなあ。
ピラール「エル・ソルドは命を落とすことを怖れない男だった。だが、犬死にはさぞ悔しかっただろうよ…!」
この台詞泣けたなあ。
作戦前夜、見つめ合うロベルトとマリア。流れてくるフラメンコギターの音色。
「・・・ラファエルは、まだ寝ていないのか」
そうです。二人の愛のためにBGMを奏でているのです(←嘘。眠れなかっただけ)
多くの仲間が犠牲になる中、最後までラファエルが生き残っていてくれて、個人的に嬉しかった。
ただのともちんファンなだけ?
熱い想いを、マリアに気取られないようにしていた蘭とむアグスティン。見事に全く気づいてもらえてなかったね!
ロベルトに彼女を譲る、と言うシーンは男気ありました。
でも、ラストではそのロベルトに「あの坊主頭を頼んだぞ」と託されちゃう。切ないねえ
あの鐘の音は、「生きてくれ!」というロベルトの祈りの声だったのかもしれない。
そしてフィナーレ。男役の軍部…もとい、群舞がカッコ良かった! 羽山紀代美先生の振付だと聞いて納得。
宙組は大柄の男役が多いから、迫力あるんだよね~。ここだけでももう一回観たいぐらい。
ともちんのガバーッとした大股+深く落とした腰にクラクラしたわ
次回作も楽しみ!
日本青年館で月組「STUDO54」11時公演を観た後、東京宝塚劇場へ移動。
このハシゴの順番を逆にしなくて良かったね、と帰りにMちゃんと言い合いました。
先にこちらを観ていたら、きっと月組の軽さに耐えられなかったと思う
ロバート(アメリカ人の大学講師。共和政府に与する義勇兵):大空祐飛
マリア(市長の娘。反乱軍兵士に陵辱され、髪まで切られる):野々すみ花
アグスティン(ゲリラ・パブロ隊のメンバー。マリアを想う):蘭寿とむ
アンドレス(同 メンバー。ロバートの手紙を将軍に届ける):北翔海莉
ラファエル(同 メンバー。元ジプシーでギターを奏でる):悠未ひろ
幕開きに、カラーン、カラーンと鐘が鳴っていた。
チャペルの結婚式で耳にするような、澄んだ音だった。
幕が下りるとき、また鐘が鳴り響いた。
同じ音色のはずなのに、涙がこみあげてきた。
「あれは僕らの幸せの鐘だ あれはみんなの幸せの鐘だ」
32年ぶり!の再演ということで、主題歌も懐かしい感じのメロディで耳に残る。
舞台は1937年の内戦下のスペイン。ファシズム派の反乱軍の進攻を止めるべく、共和政府軍より橋梁爆破の命を受けたロバートは、山中のゲリラ隊と合流する。
そこで、髪を短く刈った娘・マリアと出逢う。二人は瞬く間に恋に落ちるが、命を懸けた危険な作戦決行は、四日後に迫っていた・・・。
ゆうひロベルト(←ゲリラの面々はスペイン語読みで呼ぶ)の、大人の男の魅力全開!な舞台だった。
包容力があって、優しくて、でもちょっと強引で。余裕がある。
「どうしたんだい? ウサギさん」とか恥ずかしげもなく言っちゃうし(笑)
(ゆうひちゃんならセーラーウラヌス・はるかさんが演れるわね!)
自分の過去の傷を告白しようとするマリアに、「その話はもうやめなさい」と諌める言い方も。
妻になるのだから包み隠さず話したいと言う彼女を前にし、今度は軽く首をかしげ、少し身体を近づけて、無言で耳を傾ける仕草も。
めっちゃカッコ良かったねん。成長したな、ゆうひ!!
すみ花ちゃんマリアは、本当に子兎みたいで可愛かった
好きになったら一直線で、ロベルトを甲斐甲斐しくお世話する。
最後の夜、寝袋で一緒に寝ようとする大胆さもステキ。
しかしこの二人、ラブシーンが多くて当てられたわ~
ロベルトがマリアの髪を撫でるところ。
「私ずっと、あなたにこうして欲しかったの。もう一回、して!」
うわお 柴田侑宏先生の作品は、そこはかにエロくて好きだ。
なんかえらく巧い人がいる、と思ったら京 美紗さんのピラールでした。
こんな老け役できる上級生いたっけ?と思ったら珠洲春希のアンセルモ&風莉じんのエル・ソルドだった。
昔はあんなに小さかったのに!(爆) 時の流れを感じるなあ。
ピラール「エル・ソルドは命を落とすことを怖れない男だった。だが、犬死にはさぞ悔しかっただろうよ…!」
この台詞泣けたなあ。
作戦前夜、見つめ合うロベルトとマリア。流れてくるフラメンコギターの音色。
「・・・ラファエルは、まだ寝ていないのか」
そうです。二人の愛のためにBGMを奏でているのです(←嘘。眠れなかっただけ)
多くの仲間が犠牲になる中、最後までラファエルが生き残っていてくれて、個人的に嬉しかった。
ただのともちんファンなだけ?
熱い想いを、マリアに気取られないようにしていた蘭とむアグスティン。見事に全く気づいてもらえてなかったね!
ロベルトに彼女を譲る、と言うシーンは男気ありました。
でも、ラストではそのロベルトに「あの坊主頭を頼んだぞ」と託されちゃう。切ないねえ
あの鐘の音は、「生きてくれ!」というロベルトの祈りの声だったのかもしれない。
そしてフィナーレ。男役の軍部…もとい、群舞がカッコ良かった! 羽山紀代美先生の振付だと聞いて納得。
宙組は大柄の男役が多いから、迫力あるんだよね~。ここだけでももう一回観たいぐらい。
ともちんのガバーッとした大股+深く落とした腰にクラクラしたわ
次回作も楽しみ!