ホットミルクに砂糖を入れて

某学校で教師をしつつ、鍵盤弾きとして作編曲や演奏活動をする、東京生活17年目、道産子・まつけんのブログ。

恩師の教え。

2012-12-19 20:51:39 | Weblog
「教師をやっていたら、絶対に辛いことも大変なこともあるよ。人間相手なんだから。」

「でも、教師にとって大切なことは、“開き直る”ことだよ。」

大好きだった恩師のお見舞いに行き、最後に顔を合わせた時にもらった言葉。
この言葉が、今の俺を支えています。
この言葉を自分に言い聞かせると、すごく落ち着くし、前向きになれる。

恩師はガンで亡くなりました。
俺が最後に会ったのは、亡くなる4か月ほど前でした。
登山やスキーにも連れていってくれて。
いつも笑顔で元気で、でも叱る時にはとことん叱ってくれる。
おじいちゃん先生。

成人してからは、そんな先生と飲むこともあった。

なのに、久々に会った先生は、病室で痩せ細った顔。
すでに末期で、起き上がるのも、ごはんを食べるのも辛い状態だと、事前に聞いていたのに。
いざお見舞いに行ったら、俺がいる間はずっと、起き上がって話してくれていた。

そんな姿を見て、涙がこぼれちゃって。
何も、強がらなくてもいいのにって、言いたいのに言えなくて。
先生も、ちょっと涙ぐんでて。
上手く話せなくて。

けどね。
子どもの前ではいつだって毅然とした態度で、弱いところを見せない。
そんな先生の姿が、今の俺につながっています。

先生のようになりたい、なんて言わない。
絶対になれないから。
それくらい素晴らしい先生だったから。

でも、先生に近づきたい。
それを目標に、日々頑張っています。

小さいことで、くよくよしない。
どうしようもないことは、あきらめも肝心。
でも、大きな心と器で、前向きに、そして開き直って。
そんな自分でありたい。



・・・今日、久々に連絡をくれた人がいて。
俺のブログの記事を、ある冊子の文章に引用したいって。
すごく嬉しくてね。

“ソの♯”っていう、書き殴りのような伝わりにくい記事なんですが・・・。

“ソの♯”の記事

こうやって、人の心を動かして、そして役立てることが本当に嬉しくて。
何か、いつもそんなこと言ってるけど。

それが俺のパーソナリティなんです。

誰かのために生きるのが、本当に生きがい。







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