エスディジーズ(SDGs)とは持続可能な開発目標で、すべての人々にとってより良い持続可能な未来を築くための青写真である。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指すもので、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたもの。SDGsの目標は相互に関連しており、2030年までに各目標を達成することが合意された。
先日、友人の自宅の隣に2戸建てのマンションが建つことになり、その建設業者が地下を掘ったら、過去の所有者が50年前に家を建てるために使ったとみられるH型コンクリートブロックが出てきた。そのブロックが、縦30センチ・横30~60センチの長さで切られて60個ほどが無残に捨てられていた。業者に聞くと、重さが8~15キロほどあり全て処分してほしいという。
自宅の隣にも居宅が建設中で敷地の境界に雑草が生えており、これを防止するのに調度良いと思ってリサイクルすることにした。エスディジーズの11番目に書いている“住み続けられるまちづくりを”になるだろう。
コンクリートだから燃えないものであり、土に埋めるかリサイクルしかないだろう。いま使われているコンクリート道路は再生骨材として再利用されているが、文明の発達に伴いアスファルト舗装道路が増えて、ホタルなどの昆虫が少なくなっているのが気がかりである。今年の秋は、自宅の庭でスズ虫が鳴くのであろうか。
また、蚊も少なくなっているが、多くの家で除草剤を蒔くからであろう。ベトナム戦争では枯葉剤が使われ、ベトちゃんとドクちゃんの双子の奇形児が生まれたが、除草剤によって奇形児の孫が生まれないことを願っている。
「十勝の活性化を考える会」会員