先日、私が通っている介護施設の利用者が満89歳の誕生日であったらしい。お孫さんから“長生きの秘訣とは・・・”と聞かれて、器械体操と答えたそうである。長生きするためには体力をつける必要があり、介護施設では数々の器械体操をする設備が備えられている。
その中でも私は、自転車が好きである。過日、負荷“7”で10分間、3.5キロ走り、この6年間で最高記録を達成した。何事にも目標を持つことは大切で、特に障害を克服するためには重要である。
歌手 水前寺京子さんが歌った“365歩のマーチ”の歌詞の中に、歩くことが書かれている。歩くことは、基礎体力をつけるための基本である。歩くことによって頭の活性化につながり、認知症の予防にもなる。
介護施設の利用者は70~80代の人が多く認知症の人も多いので、スタッフは大変苦労している。年齢が65歳以上になると認知症の症状がではじめるといわれ、車やロボットの普及で足や頭を使わなくなったのが原因で、現代病のひとつだと思っている。 なお、365歩のマーチは、次のとおりである。
しあわせは 歩いてこない だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ 汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ きれいな花が 咲くでしょう
※腕を振って 足をあげて ワン・ツー・ワン・ツー
休まないで 歩けソレ ワン・ツー・ワン・ツー
ワン・ツー・ワン・ツー※
しあわせの扉はせまい だからしゃがんで 通るのね
百日百歩 千日千歩 ままになる日も ならぬ日も
人生は ワン・ツー・パンチ あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい 希望の虹を だいている
(※くり返し)
しあわせの 隣りにいても わからない日も あるんだね
一年365日 一歩違いで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ 歩みを止めずに 夢みよう
千里の道も 一歩から はじまることを 信じよう
「十勝の活性化を考える会」会員